2019年10月10日木曜日

【エルドレインの王権対応】《湖に潜む者、エムリー》デッキ【墓地利用デッキ③】

『エルドレインの王権』により、活気づいた墓地利用デッキ。

その第三弾はモダンフォーマットだ。

1枚の伝説クリーチャーの登場がモダン環境を大いに賑わせた。


《湖に潜む者、エムリー》――。

親和カードであり、墓地肥しカードであり、墓地利用カードであり、アーティファクを墓地から唱えてよくなり……それって、過去の禁止カードを一つにまとめたオリカってことだよね?

コンボデッキスキーによる研究が始まり、すぐに結果は出たのである。








【隆盛型エムリー】

クリーチャー:10枚
4《湖に潜む者、エムリー》
2《練達飛行機械職人、サイ》
4《最高工匠卿、ウルザ》

呪文:32枚
4《仕組まれた爆薬》
4《ミシュラのガラクタ》
4《モックス・アンバー》
4《オパールのモックス》
4《アーカムの天測儀》
2《魔法の井戸》
2《崇高な工匠、サヒーリ》
3《ジェスカイの隆盛》
4《逆説的な結果》
1《運命のきずな》

土地:18枚
4《溢れかえる岸辺》
4《沸騰する小湖》
1《虹色の眺望》
1《聖なる鋳造所》
1《蒸気孔》
5《冠雪の島》
1《冠雪の山》
1《冠雪の平地》

サイドボード
1《トーモッドの墓所》
2《感電破》
2《流刑への道》
1《真髄の針》
1《儀礼的拒否》
2《神秘の論争》
2《時を解す者、テフェリー》
1《覆いを割く者、ナーセット》
3《神聖の力線》



MPLリーグを制したPiotr'kanister'Głogowskiが使用し、MOで行われた大規模トーナメントであるモダンチャレンジで好成績を収めたのが【隆盛型エムリー】。

《パラドックス装置》を当初は使用していたエムリーデッキだが、《ジェスカイの隆盛》という色マナを除けば上位互換なカードの発見により、2KILL上等なデッキになった。



1ターン目:土地+0マナアーティファクト×2→《湖に潜む者、エムリー》

2ターン目:《ジェスカイの隆盛》→《湖に潜む者、エムリー》でガチャガチャして《運命のきずな》を使用して勝ち。

簡単!

モダンホライゾンの強力カードである《最高工匠卿、ウルザ》はもちろん4枚投入。

また、サイストームでお馴染み《熟達飛行機械職人、サイ》と《逆説的な結果》も投入されており、《崇高な工匠、サヒーリ》と合わせて、1/1飛行トークンの群れでコンボが決まらなくても圧殺が可能。

《ジェスカイの隆盛》でパンプできちゃうし……動きが、ヤバイ。

殴れるコンボデッキよくないって、モダンの歴史が言ってる。

【逆説型エムリー】

クリーチャー:9枚
3《湖に潜む者、エムリー》
2《練達飛行機械職人、サイ》
4《最高工匠卿、ウルザ》

呪文:33枚
4《ミシュラのガラクタ》
4《モックス・アンバー》
4《オパールのモックス》
4《仕組まれた爆薬》
1《永遠溢れの杯》
4《アーカムの天測儀》
3《魔法の井戸》
1《真髄の針》
1《研磨基地》
2《崇高な工匠、サヒーリ》
4《逆説的な結果》
1《精神を刻む者、ジェイス》

土地:18枚
4《虹色の眺望》
3《汚染された三角州》
1《神聖なる泉》
1《湿った墓》
7《冠雪の島》
1《冠雪の平地》
1《冠雪の沼》

サイドボード
4《致命的な一押し》
2《思考囲い》
1《儀礼的拒否》
2《神秘の論争》
2《時を解す者、テフェリー》
2《機を見た援軍》
2《ボーラスの工作員、テゼレット》

ほぼ青単で構成されているのが、同トーナメントで優勝した逆説型エムリー……さっきも《逆説的な結果》が投入されているが、気にしない。



サイストームを思い出すガチャガチャデッキである。

青単サイストーム断念記

以前の 記事でもほんの少しだけ触れていましたが、ここ一週間ばかし、青単サイストームを回していました。 散々回した結果、どうにも性に合わないデッキであると、使用は断念。ですが、せっかくパーツを揃えて嬉々として回していたので記事にしてみようと思います。 青単サイストームの存在に気付いたのは、MTG著名ライターの一人、ゆうやんさんの秀逸な記事( ...


ヴィンテージでもスタンでも猛威を振るう《逆説的な結果》は、今後要注目で、値上がってほしいカードである(買ったから)。

お金ないから、値段上がってくれー(我欲)。

《王冠泥棒、オーコ》でお金ないねん。

意外とお安いデッキなので、注目株。

《モックス・オパール》が禁止されたら、ぜひ使おう(白目)。



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