2019年10月2日水曜日

《むかしむかし》なMPLサファイヤ・リーグのはじまりはじまり

今週から再始動となるMPLリーグ。

その第一陣の予選デッキが公開された。





圧巻は、《むかしむかし》の採用率。


リーグ参加者中7名が採用、全体では19枚使用されている。

0マナサーチ呪文はやはりよくないのだ。

いや、0という数字が、よくない。MTGでは悪いことするって歴史が証明、ウィザーズはホガークであんまり学ばない。ファイレクシアマナでも、発掘でも、親和でも、モックスシリーズでも、あいつら勉強しない。











個人的注目はゴルガリアドベンチャーである。

探検したり冒険したり、ゴルガリというカードは忙しい色の組み合わせだ。

【ゴルガリアドベンチャー】

クリーチャー:27枚
4《残忍な騎士》
4《エッジウォールの亭主》
4《恋煩いの野獣》
3《漆黒軍の騎士》
4《恋に落ちた剣士》
4《真夜中の騎士団》
4《穢れ沼の騎士》

呪文:10枚
1《ゴルガリの女王、ヴラスカ》
2《採取+最終》
2《むかしむかし》
1《暗殺者の戦利品》
4《幸運のクローバー》

土地:23枚
4《草むした墓》
4《疾病の神殿》
6《森》
8《沼》
1《寓話の小道》

サイドボード
3《害悪な掌握》
3《強迫》
2《軍団の最期》
3《夏の帳》
2《打ち壊すブロントドン》
2《夜の死神》



《幸運のクローバー》と《エッジウォールの亭主》の生み出すアドバンテージは凄まじく、神話エルフのような動きを行うことが可能となる。

《垣間見る自然》でもうったのだろうかと訝しむ挙動が可能だ。

《むかしむかし》でサーチが可能なため、デッキに柔軟性がある。

回った時の爆発力は凄まじく、手札と進行中の出来事で溢れかえり、ライブラリーが消滅するほどの展開もままあることだ。

元々はジャンドカラーで登場したが、友好色ランドの減少による色事故を嫌い、ゴルガリカラーの研究が進んでいるようだ。

MPLのリストは、騎士シナジーに着目している。《残忍な騎士》や《穢れ沼の騎士》により、ライフ消費が大きいため、《恋に落ちた剣士》のライフルーズが有難い。

《幸運のクローバー》があれば一瞬で対戦相手のライフが消滅する様は、ミラディン期の元祖親和を思い出す。

消耗戦では無敵のような強さだ。


ちなみに、殿堂入りを果たしたばかりのリュード・デュークプロはセレズニアアドベンチャーを今リーグに持ち込んでいる。

2019年度の殿堂入りはリュード・デューク――MTGに年齢の限界はあるのか?

今年の殿堂入りは、米国のリュード・デューク! 行弘プロや井川プロも候補に入っていた本年度の殿堂投票。 終わってみれば94%と圧倒的な得票率、



えっと……大丈夫かな?

《むかしむかし》を採用していない唯一のプレイヤーは、《創案の火》型ジェイスカイを駆るマーティン・ジュザ選手。

赤青の神話騎士が2種類8枚投入された意欲作である。

《轟音のクラリオン》が環境にあっており、このデッキも侮れない。

以前の記事でも述べたが、《創案の火》のテンポアドバンテージは膨大であり、後半では実質マナ2倍。

《荒野の再生》のようにインスタントにこだわる必要もなく、構築の制限も緩い。

また、色事故を防ぐ点も重要。

多色土地が弱い現環境において、踏み倒し×2回行動は特筆に値する。

早速神話騎士を買いました^^

これでわいもジュザになるんや!






佐藤レイ選手がプレイオフ進出決定!

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