2020年12月31日木曜日

2020年最後のお話

早いもので、2020年も残り数時間で終了となる。



2020年は、結局これに尽きるわけで、MTGとの付き合い方は大きく変化した。  

それは、更新頻度によく表れていると思う。

2019年は228記事を作成した。我ながら、どこにそんな時間があったのかと不思議になるが、記事数は嘘をつかない。

2020年は、この記事を合わせて93記事だ。

10月以降は月1更新の体たらくである

 MTGに費やす時間が大幅に減ったというのもあるが――うん、これが大きいとは思うけど――好きなのはMTGというツールを使ったコミュニケーションで、MTGアリーナではないのだと理解したからだろう。

競技シーンに関しても、興味が薄くなってしまった。大会結果をまとめるのも辞めたし、MPLもMRLも関心がもてなくなった。

それに関しては、好きなチームだったサイゲームスの実質活動休止もあるが、何より自分がやってないことだからだろう。以前は、曲がりなりにも、競技シーンの末端にいたのだ。

今年のMF名古屋が、最後の競技参加になってしまった。Too Lateと怒られたり、初日8-1からの2日目2-4で全てを失ったり、今記事を見ると《包囲サイ》と《自然の怒りのタイタン、ウーロ》のどちらを採用するのか悩んでいてこの人おかしいのかなと思うが、それも個性である。 

末端とはいえ、メタゲームを考察し、デッキを作成し、その結果は大会結果として帰ってきた。

今は、無だ。

贔屓にしていたカードショップの一つがなくなり、大会が行われなくなりで、今年は人と会うことも減ってしまった。

MTGを通じた人間関係は、凄く大きかった――第四版からやっている、半生をゆうに超える付き合いのゲームなのだ。当然といえば当然である。情と惰性で何とかここまで続けてきたが、来年以降どうするのかはわからない。

多分、次期エキスパンジョンであるカルドハイムは、BOXを購入することはないだろう。

このブログも、週1ぐらいの更新頻度で行きたいが、なかなかそこまでの熱量を保てないものだ。

少し話が変わるが、米国ではEDHが一番人気のフォーマットになっている。競技シーンがこえだけ敷居が高くなってしまえば、ボードゲームとしての側面がフューチャーされるのも当然だろう。

 テーブルトップとアリーナは別物だ。所詮アリーナは、一人用ゲームなのだ。単体のゲームでみれば、コミュニケーションがほとんどない、環境が勝手に変わるだけの一人用ゲームに過ぎない。そして、そんなものを求めて、MTGをやっているわけではない。

テーブルトップ環境が崩壊している今、MTGというゲームに情熱を注ぎこむのは難しいご時世である。

それでも、少しはやっていきたいなとは思う。

それこそ、情の話である。