そう、京都。
日本屈指の古都、京都である。
観光シーズンど真ん中、進学目前の高校生or社会人目前の大学生を当て込んでいると思われる、通常の数倍する宿泊費を支払っているのだ。
MTGに勤しむだけがGPではない。
今回の旅路、本来の目的は久方ぶりの観光旅行である。
京都初日:京都観光
京都二日目:GP本選
京都三日目:京都観光
この完璧なプランニング!
ケアにケアを重ねてこそ!
正直、勝てるとは思ってなかったしなぁー。
↓前回の記事
【11勝4敗】GP京都2019、グリクシスミッドレンジ参戦記①【マネーフィニッシュ】
右往左往――奇しくも、同じ場所で行われたGP京都2018の惨敗より1年、そう、1年ぶりの参戦となった今回のGPは、まさにその言葉がぴったりだった。 遡れば、「ラヴニカの献身」発売直後に至るだろう。《ハイドロイド混成体》を初期値段で購入し、前環境の王者デッキだったゴルガリミッド...
稲荷信仰の総本山である。
観光客が多かろうと、ここだけは行くと決めている。
熊野三山と伏見稲荷とは、縁があるということだろうか。
神社は、好きである。古来よりある、日本の建造物の中では、神社にもっとも心惹かれる。
そして、そんな神社の様々な場所におかれている稲荷社に、いつも心惹かれる。稲荷信仰は、たいていの神社であれば、ぽつんと置かれている。菅原大社だろうが、熊野神社だろうが、境内の片隅に小さな社で祀られていることが多い。
その慎み深さと相反するような、伏見稲荷のはっちゃっけぶりと、登るに従って厳かさを増す光景が好きだ。
山頂まではいかず。
いかんせん、寒すぎた。
そう、今回の京都は、春爛漫では決してなかった。
期待していた桜もほとんどない、季節としては見事に春を外した時期だったのだ。
コインロッカーに羽織るものを置いて行ってしまったことを後悔するぐらいには寒かった。
稲荷山も低山とはいえ、山頂までいけばそれなりの寒さが予想される。時間もかかるし。体力もなかったし。
だから、撤退。山頂はまたの機会である。
あんまりな時期に、宿泊費を返してほしいと声を大にして言いたいが、そこは需要と供給、さらにはあれほどたくさんの人を捌かなければならない宿泊業の担い手様々のことを考えると、少しばかり高いのも……えー、でもなぁ。
ものすごくデカい建物を想像していたのだが、案外に小さくて拍子抜けである。
初物なので、それも好し。改修で、行きたくても行けなかった場所だ。
空が曇っているのは、そういう天気だからである。
さすが、寒さは厳しく、暑さも厳しい、どの辺が住めば都なのか問い詰めたい盆地の京都である。
とはいえ、梅は綺麗に咲いていた。
二条城。
八坂神社の円山公園。
時間のない中で、並んでいるようで全く並んでいない糞仕様のバスを使って、行きたいと思いついたところは一通り回った。
ガイドブックまで買ったのに、アリーナで忙しくてあまり目を通してなかったといううっかりである。
とはいえ、伏見稲荷と平等院と、久々の金閣寺に行ければ満足である。
桜の名所である円山公園もこの体たらくである。
前回の京都は良い桜日和だったが、今回はぼろぼろである。
GP京都2018参戦レポート
あの惨敗から数日。 胃腸炎、頭痛、発熱――山のような体調不良が敗者を襲う。 溜まる仕事、あの日に帰りたい、あの日に・・・。
とはいえ、それも逆によかったのだが。できれば、雪などつけてもらえると、風情があってよかったのだが。
寒い。
が、観光などそんなものである。
それに、久々の一人旅であり、駆け足気味な観光も、翌日の本選と相まって心地よかった。
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