『灯争大戦』でさっそくコンボが！ 《嵐の伝道者、ラル》と《猪の祟神、イルハグ》！

MTGの華、それはコンボ！

かどうかはさておきますが、プレビュー期間に入っている『灯争大戦』においても、コンボが発見されています。

スタンのコンボといえば、悪名高き《守護フェリダー》＋《サヒーリ・ライ》の無限コンボがありましたが、それに肩を並べるコンボデッキが登場するのでしょうか？

あ、当ブログはコンボは嫌い――無限頑強と献身コンボを使っているので、あんまり言えないですね。

第三期ラヴニカにおいて、ギルドマスターがPWだった場合ニコル関係者というアナウンスが公式にありました。

ついにラルも闇落ちしたかとやきもきしていましたが、結局のところ彼は生粋のイゼット団員。

二ヴ＝ミゼットと謀り、多数のPWをラヴニカに呼び込むとニコル・ボーラスとの決戦に相成ったようです。

さすが！

ストーリー上重要な役割を果たした乳首ビームの伝道者さんですが、さっそくコンボが紹介されていました。

それも、スタンで無限ダメージです。

2ターン目成長のらせん
3ターン目荒野の再生
4ターン目ラルザレック→終了ステップに土地が起きて選択→発展→発展で４キル！

— Matsumoto Yuki (@torauoo) 2019年4月9日

必要カードは《嵐の伝道者、ラル》+何らかの4マナ以下スペル +《発展//発破》×2枚。

①《嵐の伝道者、ラル》の-2能力を使用。

②4マナ以下のスペルをプレイ。

③《発展//発破》をプレイ。

④《発展//発破》を対象に《発展//発破》をプレイし、そのコピーの対象を《発展//発破》にし、同様の手順を繰り返すことでスタック上に無限に《発展//発破》が積まれるとともにゲシュタルトが崩壊し、《嵐の伝道者、ラル》の常在能力で無限ダメージが完成します。

必要カードが多いですが、コンボパーツのほとんどを元々擁しているデッキが現在のスタン環境には存在します。

そう、ティムール再生コンです。

現在は、《パルン、二ヴ＝ミゼット》をフィニッシャーにしていますが、もしかしたら？

ストーリー上、その存在を仄めかせ続けて居たグルール一族の最終兵器、イルハグがついにその姿を現しました。

5/6/6トランプルという優秀なスタッツに、神らしく不死性を顕す1文。

そして、《騙し討ち》や《裂け目の突破》のような踏み倒し能力！

まさにMTG界のオッコトヌシ！

え、もののけ姫を知らないMTGプレイヤーなんていないですよね？

MTGを知っていて、《千と千尋の神隠し》と個人的には対を成すセルアニメの最高峰、あのジブリの映画を知らない人なんていないですよね？

と、余談は置いておいて。

Swing with the Boar, Sphinx enters already attacking the targeted pponent. Extra turn, then repeat; since you never declare Sphinx as an attacker#MTG #MTGArena #MagicTheGathering #MTGWAR #mtgcommunity #MTGPositivity #WeAreMTG #mtgfam #ModernHorizons #WarOfTheSpark #spoilers pic.twitter.com/HbbW0oNRMS

— Cƛa̢͙̱͍̓ͫr̢̥̜̗͍͖ͦ̃b̝̬͙͝oƝ 🌀 -̯̙ͩͮ (@CarbonGlitch13) 2019年4月10日

相方はこの人、『テーロス』の親話レア、《老いざるメドマイ》です。

①イルハグが殴る。

②メドマイも殴る。

③メドマイ戻る。

④イルハグが殴る以下略。

モダン以下のフォーマットではありますが、無限戦闘＋無限ダメージです。

単純に、《野生の律動》と組み合わせても強そうです。

平成のファイアーズかと懐古厨を歓喜させたエンチャントですが、なかなかスタン環境に居場所が見つからないのが現状です。

《弾ける子嚢》の代役が、いなかったわけです。

しかし、このカードであれば？

平成は終わり、令和のファイアーズを完成させるマスターピースとなりうるでしょうか？

【次期スタン】平成の赤緑ファイアーズ！【グルール一族】

ファイアーズというデッキを御存じでしょうか？ マスクス＋インベイジョンブロック期において、環境のど真ん中に存在したパワフルな赤緑デッキです。 赤緑といえば、悠久の過去よりステロイド戦略――緑の強力なクリーチャー群と赤の火力呪文を組み合わせたビートダウンが、《アーナム・ジ...

そして、このカード、ストーリー上でも色々と触れたい部分が。

グルールの最終兵器と述べましたが、今セットではニコル・ボーラスの侵略に対抗するため、各ギルドの最終兵器が姿を見せておりまさに怪獣大決戦な状態です。

ニコル・ボーラスも手をこまねいているわけではありません。多数のPWに各ギルドの抵抗に対して、神の投入――ハゾレトをのぞいたアモンケット4柱を、変わり果てた姿で顕現させ始めました。

物語はいったいどこに着地していくのか。

『時のらせん』ブロックと同規模の大変革をもたらしてしまうであろう『灯争大戦』、その大戦争の行く末や如何に。

プレビューも気になるし、モダン神は明後日だし、GP横浜2019は来週だしで身体がいくつあってもたりないにっちもさっちもいかんという状況も如何に。