2019年4月9日火曜日

【本戦レポート】GP京都2019、グリクシスミッドレンジ参戦記③【灯争大戦対応】

GP京都2019本選の参戦記事にやっと到達。

もはやモダンシーズン真っ盛りであり、かつ【灯争大戦】を控えたスタンダードの大会レポートになど微塵も価値はないのだが、その点は置いておく。

せっかくだしね。


【11勝4敗】GP京都2019、グリクシスミッドレンジ参戦記①【マネーフィニッシュ】

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【たんなる】GP京都2019、グリクシスミッドレンジ参戦記②【京都観光】

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デッキはおそらく会場でも数少ないであろう……メタゲームブレークダウンをみるに、一人しかいなかった可能性もあるグリクシスミッドレンジである。

ボーラスの御大将と二日目まで駆け抜ける!

知人友人の皆々様がいて和気あいあいと。

デッキの感触はいまいちだけど、ええねん、回していて楽しいから。


初日
1bye
2R 赤単:勝ち
《実験の狂乱》という、グリクシスにとっては負けを意味するエンチャントを置かれるが、特に何も引かれず勝ち。

《破滅の龍、ニコル・ボーラス》がひっくり返って勝ったので、お察しの引きである。

3R スゥルタイミッドレンジ:負け
普通に押し負ける。

4R グルールミッドレンジ:勝ち
今大会の優勝デッキであるグルールミッドレンジとは、何度も当たった。大会中、特に苦に感じることはなく。

グルールミッドレンジよりグリクシスミッドレンジが優れている点は、複数枚交換が必要なカードが、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》の分だけ多い点だろう。

お互いに、除去をうち、クリーチャーを展開していくのだが、《再燃するフェニックス》と《破滅の龍、ニコル・ボーラス》によるリソースの削りあいが勝負を決めることが多かった。

また、リソースの削りあいを行っていくと、《人質とり》への除去がなくなる。そして、除去がなくなるということは、《人質とり》で獲得したカードを除去することも出来ないということだ。

5R ジャンドデスチェイン:負け
サイドミスで負け。《最古再誕》をサイドインせず、トップ勝負で負けてしまった。

もう崖っぷち。

6R シミックネクサス:勝ち
《軍勢の戦親分》で速やかに殴り切る。

また、ハンドを空にすると、その後相手がなにもしなくなったため勝ち。いくらでもひっくり返せそうだったが、相手が辛い。

7R グルールミッドレンジ:勝ち
何事もなく勝ち。

8R グルールミッドレンジ:勝ち
迎えた大一番、バブルマッチである。
1本目を勝利し、2本目、《思考消去》で覗いたハンドには《ウルザの後継、カーン》と《ゴブリンの包囲攻撃の司令官》が。

そして、こちらの手札は《最古再誕》×2という噛み合わなさ。

《ウルザの後継、カーン》→《包囲攻撃の司令官》→《軍勢の戦親分》という動きを、《最古再誕》×2と除去でしのぎ、そこからはリソース勝負。お互いに《再燃するフェニックス》を展開しあい、PWを叩きつけ、気づけば《破滅の龍、ニコル・ボーラス》がひっくり返ってわっちゃわちゃ。

勝ち、である。

今回のGPで一番の熱戦だった。

ハンデスした際の噛み合いの悪さを呪い、先手後手の差を痛切に感じたが、終わってみれば出し切った感のある試合だった。

9R 青単:負け

出し切ったあとは、あっさりと負ける。

青単相手に、《思考消去》→カウンターがあるから、《正気泥棒》を打ち消してほしいなぁ。そうしたら、《軍勢の戦親分》が無双しそう!

と考えてからの《軍勢の戦親分》プレイでカウンターを当然のようにうたれ、その後も特にいいところなく手玉にとられ、負け。

とはいえ、二日目進出は進出。

ベスト8はおろか、賞金圏内も危ういが、ほくほくと鉄板焼きへ。

うまうま。

2日目
10R 鉄葉ストンピィt赤:負け
2日目初戦は、ハードな試合だった。というのも、1本目4ターン目ボーラスに《無効皮のフェロックス》がぽろりしてしまったのである。

あとは、ガルタが走って終わりだ。

当然の如く、敗北。

もう1回負けたら、観光に勤しもう。

そう思えるだけの、壮絶な敗北だった。

11R ティムールミッドレンジ:勝ち
グルールミッドレンジt《ハイドロイド混成体》。勝ち。

12R スゥルタイミッドレンジ:勝ち
《正気泥棒》や《人質とり》で、対戦相手から《ビビアン・リード》、《ハイドロイド混成体》×3を拝借すると、さすがに勝ち。

13R ジェスカイコントロール:勝ち
古代兵器こと《パルン、二ヴ・ミゼット》を《人質とり》して勝ち。

1枚で多大なアドバンテージをとれるカードが大量に入っており、苦手なデッキ。

グリクシスミッドレンジは1対2の不利な交換を強要してアドバンテージ差を広げていくデッキだが、カウンターや大量アドバンテージを得るデッキは苦手なのだ。

14R 白t青アグロ:勝ち
圧殺。《正気泥棒》が無限のブロッカーを用意していく。対戦相手のクロックは5/5程度まで育ったが、致死量にいたらず裁ききる。

2日目4-1。初戦はもう対人メタかよといいたくなるデッキだったので、実質無敗?

最後にトスって、プロポイント挙げられたらいいよねと話をしていたが、特に当たらず、最終戦は知らない人である。

残念。

15R ティムール荒野コントロール:勝ち

最終戦。

14R終了時点で賞金圏内ギリギリの順位だったため、IDを当然蹴る。

何度も請願されるが、当たり前に蹴って倒す。

とはいえ、《ティムール荒野コントロール》はハンデス→3マナクロックの動きが効きづらく、苦手なカードの1枚である《発展+発破》がある。もちろん、エンチャントが置かれてしまうと、非常に勝ちづらい。

苦手意識はあったが、二日目無敗の勢いは、確かにあった。

気負いなく、勝負し、IDIDうるさい輩を叩き潰す。

当然なんだよなぁ……と思ったら、IDしても賞金圏内だったみたいで、ごめんね。

というわけで、これがグリクシスミッドレンジのGP京都2019の顛末である。

その後、アリーナ3月度シーズンの終了時間間近まで調子が良く、ミシックランクでも連勝街道だった。


最高、700位までグリクシスミッドレンジで到達した。

が、最終日、ずるずると順位が落ち、1000番台を下回ったため乾坤一擲最後の一勝負を挑み、何事もなく敗北し、MC予選の権利を逃した。

とはいえ、久々に良いデッキを制作出来たと思う。

大体、GPのデッキはぽんこつが多いのだが、今回のデッキは最後まで感触が良かった。

《再燃するフェニックス》高値掴みした甲斐があったわ、がはは!?



さて、GP京都2019レポートはこれにて筆を置くことになる。

とはいえ、世の中は大モダン時代に、【灯争大戦】のプレビュー真っただ中。若干時期を逃してしまったが、しょうがない。

色々と、忙しかったのだ。

現在わかっている範囲の新規カードでグリクシスミッドレンジをアップデートして終わりにしよう。

【グリクシスミッドレンジ―灯争大戦―】

クリーチャー:16枚
4《リックス・マーディの歓楽者》
4《正気泥棒》
4《再燃するフェニックス》
4《破滅の龍、ニコル・ボーラス》

呪文:19枚
4《喪心》
4《思考消去》
4《アングラスの暴力》
2《溶岩コイル》
4《Nicol Bolas, Dragon-God》
1《戦慄衆の将軍、リリアナ》

土地:25枚
2《沼》
4《血の墓所》
4《蒸気孔》
4《湿った墓》
4《竜髑髏の山頂》
4《水没した地下墓地》
3《硫黄の滝》

グリクシスのテフェリーこと新ニコル・ボーラスを使いたいだけのデッキ。




《破滅の龍、ニコル・ボーラス》→《Nicol Bolas, Dragon-God》は強そうじゃなかろうか?

苦手だったPWにも触りやすくなってGOOD。

あとは、《戦慄衆の将軍、リリアナ》も使ってみたいですね。 

新万能除去である《アングラスの暴力》も使用感はよさそう。

まだまだプレビューは控えているわけで、新カードにわくわくしていきませう。

そして……さらば京都、また会う日まで。

ではでは。



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