2019年4月21日日曜日

MF横浜2019開幕! そして訪れた終焉の時

MF横浜2019!

久々のモダンGP!

神挑戦者決定戦の前日からこれまで、連日モダンの調整を行っていた

モダン神挑戦者決定戦とMF横浜2019に
 向けた覚書き

GP横浜2019に向けた走り込み

初期は白黒エルドラージを考えていたが、紆余曲折の結果、環境トップメタであるイゼットフェニックスを選択した。

神決定戦のころと比べると、習熟度は少しはましになっていただろうか。

これほどMTGに触れる機会は……GP京都2019の際は、毎日アリーナでひたすらプレイしていたので、それよりも時間は減っただろう。しかし、人の意見を聞くという観点を持つと、これほど有意義な時間を持つ機会はなかった。

最終チェックのために参戦した前日トライアルは4没で30パックゲットといい塩梅だった。

……あ、2回戦Bayだったわ。



とはいえ、最終戦は苦手としていた青白コントロールに斬られたため、その相性差と環境に多数存在することを予想し、対策を考える…‥‥ふんわり枠は、2枚。

そう、《外科的摘出》だ。



結局のところ、イゼフェニのもっとも気に入らない部分であり、どうやってこのカードを歪みなく抜けるか考え続けていたのが今回のモダンだったといっても過言ではない。

口癖にようにこのカードさぁと言い続け、それでも抜けないと云々悩んでいたのだが……イゼットフェニックス同型は、そういうゲームなのだろうかと、思い直した。

大事なのは、《氷の中の存在》だ。フェニックスの1匹や2匹、落としたところで変わりはしない。

だから、抜けばいい。候補は2枚に絞られた。

1枚は、毎度おなじみ《はらわた撃ち》。

そして、最終的に辿り着いたのが……さらなる勝ち筋、トークン戦略の導入だった。

そう。


《若き紅蓮術士》のメイン採用である。








トークン戦略は、イゼットフェニックスにさらなる勝ち筋をもたらす。

現状、《弧光のフェニックス》が面での攻めを担っているが、メイン《外科的摘出》な環境からもわかるように、そう簡単に決まるものではない。

そこで、トークン戦略である。《流刑への道》をうたれても、トークンは何も惜しくはない。おおよそ、1体は生まれるようにプレイすれば、なかなかのダメージを稼いでくれる。

また、キープ基準としても優秀である。何せ、2マナだ。《紅蓮術士の昇天》による似非ストーム戦略よりも、まだわかりやすい。

難点は、《氷の中の存在》と全くかみ合わないことである。

ただし、対戦相手の変身した《氷の中の存在》を延々とチャンプブロックすることはできる。

また、バーン相手に2ターン目にこれを置くと、気軽に《ゴブリンの先達》をブロックできるし、まず火力を飛ばして処理が必要になる。

5色人間だって、無限のブロッカーは脅威だ。

BG相手には、《ヴェールのリリアナ》に対する避雷針だ。

また、そこそこの攻撃力を誇るため、コンボデッキ相手にも……?

とまあ、そういうことを考えて、投入した。

感触は良かった――というか、フェアデッキが多かったのでたまたまだろう。

これなら《はらわた撃ち》でいいなと感じた。

単純に、2ターン目にフェニックス着地の機会が少なくなってしまったのだ。

《魔力変》絡み以外では、まず戻ってこない。《氷の中の存在》も3ターン目にひっくり返ることは稀だ。

ただ、それは《外科的摘出》も同じだろう。

ドブンパターンを捨てたのが、今のイゼットフェニックスだ。その分だけ、勝率はマイルドになっている。人間や神話あいてでも、取りこぼすことが多くなっている。

だから……明日は、原点回帰か。

サイド後であればいいけどね。

結果は……。

1R:Bay

2R:白単エルドラージタックス:〇×〇

3R:エスパーコントロール:×〇×

4R:ブリーチタイタン:〇××

5R:捻りプリズン:×〇〇

6R:マルドゥパイロマンサー:〇〇

7R:赤青コントロール:〇〇

8R:青白コントロール:×〇×

最終戦バブル負けで、5-3で終了。

ここ数年、個人戦のGPは賞金圏内を続けていたのだが、久々に初日落ちとなった。

残念。

かなり練習したので、本当に残念。

3R/4Rは、明確にミスをしたため、納得である。

3R目のミスは、対戦相手が《未練ある魂》のトークン×4と《瞬唱の魔導士》をコントロール。

こちらが、土地5枚(1枚はフェッチ)の状態で《反逆の先導者、チャンドラ》をプレイ。

《沸騰する小湖》を切らずに+1でトップ公開。

《稲妻》がめくれ、プレイできず墓地へ……何やってるんだと、悲しくなった。

あんなにティムールエネルギーでこすったカードなのに……とりあえず、1マナドローでもプレイしたいのだから、ショックインが正しいプレイである。

そして、相手は手札が0。こちらのライフは17。プレイの意味がわからない。

案の定、死亡。

4R目は、最終戦で初めて《虚空の杯》を置かれ、《削剥》を入れていなかったためそのままいかれる。

《紅蓮術士の昇天》の返しであり、一応、前ターンに《血清の幻視》でトップに残した《呪文貫き》がハンドにあった。

待機ランパンを1ターン目にプレイされており、スピード勝負と考えたのだが、そうであれば《呪文貫き》は不要だったし、そもそも、昇天プランが正しいのかという話もある。

ちなみに、ランパン待機→《虚空の杯》x=1→《桜族の長老》+待機ランパン解除→《原始のタイタン》と、先手4キルである。

1ゲーム目、ゴリラをきっての3ターン目《裂け目の突破》→《森滅ぼしの最長老》の動きに、まさかの勝利を収めたため、いけるかと思ったのだが駄目だった。

《軽蔑的な一撃》をサイドにとらなかったことが裏目にでてしまった。

《呪文貫き》をサイドに入れるのであれば、ここは構えだったのだろうか?

8ゲーム目は、対戦相手が強かった。

いい勝負だったとは思うが、力及ばずである。《若き紅蓮術士》→稲妻→《瞬唱の魔導士》で《精神を刻む者、ジェイス》を落としつつトークン生成を狙ったが、《呪文嵌め》→《否認》→《謎めいた命令》で全部カウンターされてしまった。

《渦巻く知識》の能力は使用していなかったのだが……。

お互い、崖っぷちということで、相当温まっていた。

3ゲーム目は、《血清の幻視》×2と占術マリガンで土地2枚目に辿り着けなかったのが痛かった。

土地が順調に伸びていれば、かなりプランが立てやすかったのだが、マナがきついまま、ジェイスで蓋されてしまった。

というわけで、GP本選は終了である。

ここまでやって、2日目にいけなかったのは、ショックはショックだ。

ただ、今回は長々と練習をやるのは部活みたいで楽しかったし、スパークラリーという茶番イベントで結構遊べた。

一応、ミシックチャンピオンシップ予選に登録してはいるので、それに出て今回のモダンシーズンは終了である。

エスパーメンターというオモチャか、イゼットフェニックスの供養になるだろうか。

次なる戦いは既に迫っており、MCQが各地で行われ、8月にエタフェス、廃止されたはずの日本選手権にファイナルズ予選も準備されている……そして、待ちに待った『灯争大戦』である。


いざ、完全体グリクシスを!

そして、《龍神、ニコル・ボーラス》の力をわが手に!



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