2019年4月3日水曜日

サイドボードと記事の価値~原根プロのサイドボード論より~

MTGと他ゲームとの違いは、サイドボードにあるといっても過言ではないでしょう。

土地と並び、重要なシステムです。

デッキごとの相性差をひっくり返すことも可能な、ゲーム性に奥深さを与えてくれます。


そんなサイドボード論をGP京都2019で八十岡プロが語り、


原根プロがサイドボード論をnoteによる有料記事として公開。

500円での販売でしたが、1000部以上を売り上げました。













そして、プロ絶賛の声。

MTGの記事は、その商品と常に変化する環境のため、どうしてもその時々のいわゆる戦術論が多く、何時の時代も使えるMTGのゲーム性に対する戦略論が少ないため、汎用性の高いこの記事は秀逸。

かつ、投入タイミングもばっちりで、アリーナのBO1がいかに糞か(別ゲームか)をミシックインビテーショナルで大々的に宣伝した週明けである。

もちろん、冒頭に述べた八十岡プロの記事(記述はあのまつがん氏である)に続いたのもよかった。










MTGのプロになるには、マネタイズが不可欠。何せ、大会賞金だけでは生活費を賄うことも難しい。以前、中村プロがMTGプロ生活を生々しく記事にしていたが、どのようにして経費を処理するかだろう。

以前であれば、海外遠征もプロポイントの獲得として見返りがあったが、今ではそれも凍結。

MTGプロはGPへの海外遠征ではなく、アリーナによる配信等々で稼ぐ方が効率がいいのだ。

国内GPであっても、その賞金だけではペイできない。GP京都2019で11-4のマネーフィニッシュできたが、春休み真っただ中の京都の宿泊費を捻出できていないのが現状だ。

となれば、スポンサードや、配信、そして――有料記事は、一つの方法だろう。個別のメディアを持つのは、強い。

そして、noteの持つその収益性は、やはり魅力だ。

出版不況が叫ばれているが、欲しい人はきちんと購入するのだ。






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