— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) 2019年1月11日
プレビュー当初は地味目なカードが多く、このセット大丈夫なのかという心配がありましたが、蓋を開けてみれば十分に強力なセットであり、かつオジを喜ばせる仕上がりとなったのではないでしょうか。
それでは、今後の環境を定義するかも「しれない」注目カードをピックアップ。
当たるも八卦当たらぬも八卦がMTGの常ではありますが、早速紹介していきませう。
まずは《プテラマンダー》です!
とぼけた名前に可愛らしいイラスト、1/1/1飛行と小ぶりなサイズのアンコモンカードです。
しかし!
ラヴニカの献身感想:— 渡辺雄也/Yuuya Watanabe (@nabe1218) 2019年1月10日
・プテラマンダーは1000枚
・吸収はおじカード
・きな臭いカードはAさんの担当(願望)
・ラクドスのカードデザインは高尾君
・カカオカード化
あの渡辺プロが1000枚買えと勧める強力な実力を秘めているのです!
《俊敏なマングース》、《タルモゴイフ》、《墓忍び》、《秘密を掘り下げる者》、《グルマグのアンコウ》――MTG史を彩る優秀なクリーチャー群です。
MTGにおいて、低マナかつ巨大なクロックは重宝され、デッキの根幹を担うこともありました。
各種デルバーやカナスレ等々、いわゆるクロックパーミッションの主戦力や、高速ビートダウンの蓋としての役割です。
では、《プテラマンダー》はどうでしょう。
墓地を十二分に肥やせば、青青で5/5飛行のクロックが誕生するというのは、《墓忍び》に匹敵するスペックです。
その分、デッキの構築には縛りが発生します。
墓地にインスタントorソーサリースペルが複数枚必要となりますが、現代MTGにおいて、それは容易に構築が可能です。
そして、大量のインスタント/ソーサリースペルを使うといえば――そう、イゼットフェニックスをおいて、他にはないでしょう。
探査呪文と違い、墓地のリソースを削る必要がないのは大きな利点です。その点では、《俊敏なマングース》に近いのかもしれません。
また、順応で+4/+4されるため、火力にスタックして使用することも可能です。
1ターン目に登場すれば、《航路の作成》や絢爛呪文も使いやすくなります。
元々、フライングマンレベルという及第点の戦闘力を持ちあわせているいたせりつくせりなこのカード。次期環境ではどのような活躍を見せてくれるでしょうか!
《野生の律動》――平成の《ヤヴィマヤの火》ですね。ウィザーズもオジの喜ばせ方がわかってきたなぁ。
以前、グルール記事を書きましたが、環境初期はこのカードを使用したグルールアグロが猛威を奮うかもしれません。
少なくとも、環境を定義づける1枚になると思います。
フルスポイラーが公開された今、最新のファイアーズを編纂中。出来上がったら、記事に挙げてしまいませう。
エルフ!
カニ!
戦士!
テラフォーマーズかな?
いや、バルタン聖人だ!
《成長室の守護者》は、平成の《戦隊の鷹》といえるカードです。1体出ればほぼ4枚登場するはずです。まるでゴキ〇リですね。
順応マナも2緑と手軽な仕上がり、それでいて4/4という頼れるボディを所持しています。
注目すべきは、+1/+1カウンターがのればサーチが誘発される点で、順応に限るわけではありません。
アジャニや教導、ロクソドンに今回登場した暴動と、枚挙に暇がありません。
先ほどのプテラマンダーは、イゼットのカードでした。
このカードはシミック――というよりも、緑の主要クリーチャーといえるでしょう。
今までは、緑の2マナのクリーチャーはマナクリである《僧帽地帯のドルイド》か探検持ちである《マーウォークの枝渡り》が主流でした。その選択にあわせて、《野茂み歩み》が採用されるというところでしょう。
アドがとれてかつ高い戦闘力を持つこのカードの登場は、緑絡みのクリーチャー戦略を一変させるかもしれません。
とてもやばいことが書いてある《荒野の作成》。
MTGライターのゆうやんさんが絶賛していますね。
単純にいえば、着地するとマナが2倍になるエンチャントです。約3か月振りの更新となってしまいました。今回は今愛用しているターボフォグです。— ゆうやん/Yuya Hosokawa (@yuyan_mtg) 2019年1月11日
最後に『ラヴニカの献身』のカードを入れた最新のターボフォグのリストも載せています。
【スタンダード】ターボフォグ【デッキ解説】 - ゆうやんのアトランタ路地裏ブログ https://t.co/k8y8Iibb1P #はてなブログ
しかも効果が2回、3回と累積していくため、キーカードかつ複数枚投入が推奨されるという化け物スペック。
自身の終了時ステップ誘発なため、着地ターンも隙がありません。
何かしらのヤバイデッキが出来そうですね。
すでに、インスタントタイミングでうてる《運命のきずな》が存在します。土地には、《アズカンタの探索》というレガシー級エンチャントが。
俺は「これ以上はあなたが気持ちよくなるだけですよね?じゃあ投了!」って言われたことがあって、その場ではこらえたけど後で思い出してめちゃくちゃ笑ってしまった。https://t.co/cS1IdwcBWK— ゆうやん/Yuya Hosokawa (@yuyan_mtg) 2019年1月11日
ターボフォグにコンボ決められて天に祈ってるAさん pic.twitter.com/HJm6IYX813— 渡辺雄也/Yuuya Watanabe (@nabe1218) 2019年1月12日
同型戦だそうです。「ターボフォグやられた側の気持ちになったけどどう?」— ゆうやん/Yuya Hosokawa (@yuyan_mtg) 2019年1月12日
Aさん「これは…つまらないですね〜」
このカードの登場で、一体どんなことになるのやら……。
初見では、《苦悩火》に代表されるX点火力呪文の亜種だと思っていたカードです。
でも、今は考え直しています。このカードは赤赤を追加することで呪文に瞬速をつけるカードなのだと。
過去、様々なカードがありましたが、1ドローや打ち消されないといったおまけテキストがあっても、1枚損してしまう点を克服できなかったこの手のカード群。
しかし、《雷電支配》は違います。
まず、インスタントタイミングのX点火力という点で及第点です。
そのうえで、呪文が唱えられる――破格です。
待機呪文を即時プレイして悪いことをしてもいいでしょうし、そもそも、2回行動を1枚で生み出すことができます。これだけ影響があれば、対戦相手の何らかの行動――カウンター呪文を引き出せるはずです。
そうなれば、本命スペルを粛々とプレイするだけです。
全力プレイで即勝つことだってできるでしょう。
いやはや、凄いX火力呪文が登場したものです。
今頃、《溶岩噴火》が草葉の陰で血涙を流しているでしょう。
凄いロード。
このカードの登場でラクドスの打点力は一気に跳ね上がりました。1枚で、実質+2/0ということですからね。
通せばパンプ、ブロックすればモグファナです。それに、珍しく自身が死んでもダメージが飛びます。
今回、ラクドスは明確な強化を受けています。
絢爛ドローに絢爛《稲妻》、絢爛《ファイレクシアの闘技場》に絢爛《思考囲い》等々。
元々、赤単アグロは環境でも有数のアグロデッキでした。
もしかしたら、次期環境は、赤黒アグロによる圧巻が始まるかもしれません。
それほどに、ラクドスのカード群は充実しています。
【終わりに】
先にも述べたように、『ラヴニカの献身』は強力なカードが目白押しです。
また、ショックランドが全種類登場したことも特筆すべき点であり、マナベースの自由さが今までとは段違いとなります。
今後は、3月に控えたGP京都に向けて、スタンダード中心にMTGをプレイしていくつもりです。
モダンもやりたいですが、それはGP横浜前かな。
【MTG】2019年3月22日~3月24日に京都パルスプラザで開催される「マジックフェスト・京都 2019」の グランプリ(スタンダード)とファナティック・パッケージ(構築戦・リミテッド)のWeb受付を特設サイトにて開始しました!! #mtgjp #MTGKyotohttps://t.co/sWy3GAIreG pic.twitter.com/0YPIKGYLkf— BIG MAGIC (@MtgBigmagic) 2019年1月11日
まずは1/26に控えた環境初陣戦で腕試しですね。
アリーナもぼちぼち回していますし、今回は滾りますなぁ。
それでは、また。
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