帰省ついでに、ゲームギャザの初号に、昔の翻訳小説という懐かしいものを引っ張り出してみた。
RPGマガジン→ゲームギャザへの移行に伴い、購入を開始。
ホビージャパン全盛期時代のことである。
当時の輸入は公式にはホビージャパンがしきっていて、色々あり独占禁止関連で国に怒られたりしたのだ。
それまでは立ち読み。
デュエルファイター刃や読者投稿型ゲーム、ボードゲームや国産カードゲームが闇鍋のようにごちゃごちゃしていた。
少し話を挟むと、遊戯王の漫画自体は、当時のアナログゲーム事情をよく反映した漫画である。
あのカードゲームのその場のノリともいえる行動、あれはTRPGそのものであり、ルールに定義されない創意工夫が試されるのだ。
なお、未経験。
ああいうの、苦手である。ボードゲームは不得手、シミュレーションゲームは好き。
一回、大量のRPGマガジンを地元の古本屋で見たんだけど、買い占める前に潰れちゃったんだよなぁ。
ファムandイーリーが連載再開したような立ち消えしたような状況で悲しい。
MTGの売り上げ低迷と専門誌ならそれだけやってくんないかというユーザーの声に従い(【神河物語】時代のことである)、MTG情報を現在も年1回発行されているマナバーンという雑誌に振り分けたのだが、その辺りで買わなくなったのだろうか?
……ん、三国志大戦情報を求めてゲームジャパンを買っていたような気がするが、如何せん記憶が曖昧である。どこかの段ボールに入っているんだろうか。
あの時代のランカー、今も上手いんだよなぁ。荀銀STOさんなんか懐かしい。
三国志大戦4はカード集める楽しさが皆無なのでやってないが、それは閑話休題。
マナバーンの前にも、MTG専門誌は存在した。デュエリストジャパンという雑誌である。
家には1冊(【ポータル三国志】時代だ)しかなかったが、中村聡のインビテーショナル参戦記なんかを貪るように読んだ。
これ、古本で買ったんだろうな。ゲームギャザと時代が合わない。
それ以外にも複数あったが、どこかで売ってしまった気がする。
【神河物語】移行、当時のマナバーン(vol.8まで刊行されている)が全巻あるのかどうか、不明。
けっこう買ったような気がするが。
スターライトマナバーン、好き。
雑誌の情報速度がネットに完全に敗れた今、この手の雑誌は存在がなかなか許されないのが現状である。
特に、MTGのような情報の新鮮味が必要な題材は言うに及ばず。
そう考えていたら、ネット情報すら徐々になくなっていってしまっているが……。
小説に関しては、MTGを題材にしたファンタジーものである。
テンペストすればええやんと思わないでもないが、神河物語1冊で翻訳が終わってしまったあたり、需要としてはニッチもニッチなのだろう。【灯争大戦】の邦訳小説が出たら、喜んで買うのに。
魔法使いの決闘というモチーフを全面に押し出した魔法の闘技場の方が好きだが、その辺りは好みの問題である。
そういうものもあるのだということで、一つ。
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