2019年8月8日木曜日

再誕するヴォルラス! 《姿奪い、ヴォルラス》が統率者2019に収録!

ジェラードの復活。

ウェザーライト・サーガの主人公の復活は、MTGオジにとっては喜ばしいことだった。

ドミナリアでのカーンやスクーイとの再会に始まり、ウルザにヨーグモス、シッセイと続いた古き良きMTGの登場人物たち。

しかし、ウェザーライト・サーガを彩るのは、味方キャラだけではない。

魅力的な敵の存在が、物語には必要なのだ。

一族をファイレクシアに滅ぼされ、ジャムラ―大陸に逃れたジェラード・キャパシェンには、乳兄弟がいた。

乳兄弟であり、父親殺しのその男。



――物語中盤のライバルとなった、ヴォルラスだ。


ラースのエヴィンカー、ここに復活す――《姿奪い、ヴォルラス》が、統率者2019に収録される。











ジェラードとヴォルラス、赤白と青緑黒と二人で5色を分け合うカラー・パイとなっている。

そして、彼らの仲を取り持つ存在。



二人の父親である、シダー・コンドの色を、1色ずつ使用していて、芸が細かい。

最初のカードは、黒でありながら多相の戦士という難題を、うまく落とし込んでいた。

今回は、スゥルタイカラーになったことで、より自然な多相の戦士である。

最終的にヴォルラスは、エヴィンカーの座を吸血鬼化したクロウヴァクスと争い敗北(黒ミリーなこともある)、公開処刑となる。

ジェラードとの因縁の決着をつけられぬまま終わった彼の、ファイレクシアの呪縛から逃れた眼で見た最後の光景は、生まれ故郷の景色だったという。




ターンガースも再カード化。

統率者セットは、MTGオジ泣かせである。

プレーンシフト版のこいつは、Foilと通常版の絵が違い(プレデター号、アーティも)、コレクター泣かせだった。

ウェザーライト号のクルーが、次々と新枠でカード化されている。






次は……クロウヴァクスかミリーかな?

悲劇(喜劇?)のアーティかな?

統率者2019はジェラードの名誉回復となるのか?

ウルザ、ヨーグモス、セラ、シッセイ......モダンホライゾンの懐かしい人物達は、郷愁を掻き立てる。 しかし、そこにいなかったあるべき名前。 ウェザーライトサーガの主人公――ジェラード、ここに新生す。



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