そうはいっても、丹沢日帰り程度なのだが、今回は――尾瀬に行ってきたのである。
MF千葉に行かずに、尾瀬。幕張は暑いから、涼みに。暑かったけど。
今回は、そういう記事だ。MTGばかりやっているわけではなく――けっこうMTGばかりやっているが、たまにはアウトドアな記事も書こうと思う。
さて、登山は少し齧る(回数は多いが、同じ場所ばかり行っているのだ)ようになって、富士山にも登ったし、装備代も馬鹿にならないのだが、湿原は生まれて初めてである
日帰りで。
もう辛い。
行きのバスで渋滞2時間に辛い。
熊が出てレンジャーが花火で追い払って辛い。
夕立が来て辛い。
とまぁ、よくよく大変な尾瀬行きである。
本来は夜行や泊りがけがよかったのだが、申し込んだ時には満員御礼、キャンセルの電話が翌日来るほどであり、日帰りしか選択肢がなかった。
とはいえ――景色は素晴らしいため満足度は高く、また行きたいと思わせる旅路だった。
今回赴いたのは、尾瀬ヶ原――標高1400mの大湿原である。
とはいえ、到着地からの標高差は200m程度、簡易な山道を越えてからが尾瀬の尾瀬たる所以の湿原である。
そのため、初めは登山――なので重装備な人が多いが、尾瀬ヶ原だけなら、いらないのではないだろうか。
ちなみに、ガチトレラン用の装備で早歩きな感じ。
走るには人が多いし、体力もそこまでないし、問題は今回の旅程の総距離がいまいちわからなかったのだ(お腹のお肉邪魔)。
渋滞による滞在時間の短縮と疲労のため、今回出たとこ勝負な行き当たりばったりで向かっている。
出発の時点で目的地はなく、決められた時間で行けるところまで(雨は帰る)である。
まあ、何とかなるだろう(適当)。
簡易な山道なのだが、案外に長く感じてしまう40分だった。
アブが多い、トンボ頑張れ、指に止まってんじゃねぇ、暑い!
千葉程ではないだろうが、標高程涼しさを感じない。
風が吹けばというところだ。
それを越えれば、テント場に山小屋やビジターセンター、熊が出た自然観察路に――。
尾瀬ヶ原である。
木製の橋を歩いていく。
湿原は夏の草に覆われている。
ヒグラシやカエルが鳴いていて、イモリとオタマジャクシは見つけることができた。
サンショウウオは見えず、両生類/爬虫類好きとしては残念である。野生のサンショウウオを観る機会なんて、そうはないだろう(あ、奥多摩)。
そして――。
湿原に、雲が映える――いい場所だった。
水面に映る空が好きなのだ。
天気の子の背景も、だから好きだ(やっとこさ見ました、セカイ系で懐かしくて、そして主人公に感情移入できずイライラするという、年取った感。)
次は泊まりがええのー。
至仏山や日光白根山に登ってみたいし、昼でこれだけ綺麗なら、夜の尾瀬ヶ原や、朝焼けや夕焼け、黄昏時も見てみたいと思った。
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