移動で3時間、登山は4時間の長丁場である――移動が。
電車2時間/バス1時間。目的駅は無人駅であり、秘境の面持ちである。
百名山だが、そんなものなのだろう。
余談だが、この登山の後、携帯が通信制限となってしまった。
トンネルに山にと、電波は途切れるわけである。その状態で動画(MPL生配信)をみれば、そりゃあ容量食うよね。
まことアホである。
ルート選択は登山口まで決めきれなかったのだが、現地で大菩薩峠経由、大菩薩嶺行きのピストンを選択。
天候が悪かったため、一番景色がよい場所を往復することで眺望チャンスを増やそうと思ったのだ。
結果、大体ガスっていたのであまり関係はなかった。
だからさぁ。
礫道であり、あまり面白みがない。
柔らかい地面の方が好きだ。
まさに賽の河原である。
何しに来たがわからないが、そもそもどうして登山をするのかを明確に説明できる人間は少ないのでどうということはない。
そこに山があるから登るわけではない。
登りたいから登るのだ。
標高2057m。
日本百名山が一つ、大菩薩嶺、無事登山終了。
ここもまた、山頂の眺望がない山だった。
人慣れした若い鹿がいた。
帰りのバスでスコールにあったので、間一髪である。
ガスがなければもっと綺麗だったのだろうが、山の天候に文句をつけても、どうしようもない。
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