【お知らせ】ミシックチャンピオンシップやマジックフェストが始動し、大きくイベントの体系が変わる2019年。今年、日本語でのカバレージを皆さまにどのようにお届けするか、その方針をお知らせ致します。https://t.co/26B9Fhz2kE#mtgjp— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) 2019年2月12日
ウィザーズによるGP配信カバレージの終了とともに、とりだたされていたアナログMTGにおける大会運営とリソースの取捨選択。
【GPとは】GPあらためMTGフェスタは本当にお祭りたりえるなのか【フェスタとは】
大手MTGサイトである MTGGoldfishのコンテンツマネージャーであるSaffron Oliveさんが、とあるツイートを発しました。 Wait, does this means Wizards just gave up on coverage Grand Prix? It's early and I might not be reading this right, but this sounds like "no more video coverage."
イベントカバレージの行方と紙媒体としてのMTGの限界
突如発表されたカバレージの終了。 結局、CFBが運営を引き継ぐという形に落ち着きました。 We are excited to announce that @ChannelFireball will be providing text coverage for all...
本国より遠く離れた異国の地、日本においては、GPの配信は維持されましたがPTにおける独自の生放送は終了と相成りました。
配信にかかるコストと宣伝効果が見合っていないのは、現在の視聴者数をみれば想像に難くありません。機材の持ち込みと渡航費だけで、ウン十万、ウン百万単位のお金がかかるでしょう。それだけの効果があるかと言われれば、疑問符がつきます。
また――プロプレイヤーが解説に参加してくれるといいですが、若干物足りない点が多々。それに、時差もありますしね。
そこまでいくと、PTでの日本独自の配信は許されなくなってしまうかなと。
そもそも、です。
米国で行われたにっくきアイアンワークス禁止後のモダンという一番人気のフォーマットで行われたGPですら、配信が存在しなかったのが現状なのです。
【クラーク族の鉄工所】アイアンワークス最後の1日【禁止改定】
ついに、禁止! 《クラーク族の鉄工所》が禁止と相成りました! 【お知らせ】 2019年1月21日発表の、認定イベントにおける禁止・制限カードの告知をお伝えいたします。モダンに変更があります。決定についての説明と次回告知日をあわせてお知らせいたします。 ht...
There is text coverage of the Grand Prix at #MTGToronto , but no video coverage.— CFB Events (@CFBEvents) 2019年2月8日
GPニュージャージー(1月25日)に続き、GPシドニー(2月1日)、GPトロント(2月8日)と配信は行われませんでした。
それだけ費用をケチった、またはCFBとの引継ぎが出来ていないのが現状なのでしょう。
一抹の寂しさはありますが……日本でのPTカバレージは英語ページの翻訳が中心となります。そうなってくると、今までは日本のカバレージに集約されていたPTシーンですが、サイゲームスや晴れる屋、BMといった各プロの稼ぎどころになるのかもしれません。
例えば、Noteによる有料記事は、高橋プロや市川プロ、中村プロが手掛けていますね。
ちなみに、です。この記事ではあえて、PTという表記を使いました。
We've had a name change! This account is still the place for competitive Magic content, including the Magic Pro League and Mythic Championship series. Can't wait to see you all for #2019MC1 at #MTGCleveland in two weeks on https://t.co/glt0VbITBL!— Magic Esports (@MagicEsports) 2019年2月8日
プロツアーシーンを配信していた公式アカウントが、「Magic Esports」に名前を変更しました。HSが現状のゲーム環境により大打撃をうけている今こそ、元祖TCGであるMTGの総力を結集する時なのでしょうか。
とはいえ、新しい試みも行われるようで、GP改めMTGフェストロンドン(4月26-28日開催)では、「灯火戦争」を用いたプレリリース兼大規模大会という、今までは考えられなかった方式で行われることが決定しました。
We are happy and very excited to announce that #MTGLondon will feature a Pre-Release Grand Prix for #MTG War! https://t.co/OBbqznocV2— CFB Events (@CFBEvents) 2019年2月11日
プロポイント制度の存在は、GPでの競技形式に大きな制限を加えていました。妙な形式では、生計がかかっているプロが納得しなかったでしょう。しかし、プロポイントの凍結はうるさ型のプロを黙らせることに成功してしまいます。
今後は、非公認トーナメント――パウパーやEDHを用いたGPが開催される可能性も出てきましたね。
また、この発表に伴い、今まで未定であったラヴニカ第三期の締めくくりにしてゲートウォッチとニコルボーラスの最終決戦が描かれるであろう「灯火戦争」の発売日が5月3日に暫定的に決定しました。
4月に開催されるGP横浜は、現環境の延長で行われるということです。
《古きものの活性》と《モックス・オパール》、《信仰なきもの漁り》には要注意ですね。
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