2019年2月28日木曜日

ミシックチャンピオンシップ・クリープランド2019における井川プロの軌跡!

ゴールドレベルを渇望し、そして届かず、プロ契約の解除――晴れる屋を退いた井川プロが準優勝を果たしました(大量に日本人プロがいなくなりましたが)。

イカモダン諸々でお世話になった方も多いのではないでしょうか。

その激闘をツイートで振り返っていきます。

今回の戦い。

それは、9年の歳月――PTサンティエゴ2010におけるベスト8入賞から9年越しの挑戦だったのです。














井川プロ、オータム・バーチェット選手とドラフトラウンドで1戦交えてたんですね。

決勝戦が再戦ってドラマチック。







デザーニプロ含め多数の喜びの声。

しかし……。

井川選手が使用しているのは、チーム曲者が調整したエスパーコントロール。

【エスパーコントロール】

呪文:34枚
4 《思考消去》
3 《喪心》
2 《アズカンタの探索》
1 《渇望の時》
1 《否認》
3 《吸収》
3 《屈辱》
2 《肉儀場の叫び》
3 《薬術師の眼識》
3 《ケイヤの怒り》
3 《ヴラスカの侮辱》
1 《最古再誕》
1 《ウルザの後継、カーン》
4 《ドミナリアの英雄、テフェリー》

土地:26枚
1 《島》
1 《沼》
4 《湿った墓》
4 《水没した地下墓地》
4 《神聖なる泉》
4 《氷河の城砦》
4 《神無き祭殿》
4 《孤立した礼拝堂》

サイドボード
4 《正気泥棒》
3 《人質取り》
2 《黎明をもたらす者ライラ》
2 《強迫》
1 《渇望の時》
1 《否認》
1 《最古再誕》
1 《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》

初戦の相手は、エスパーコントロールにおける鬼門であるネクサス……しかも、原根プロ+市川プロが前週に暴れ散らしたシミックネクサスだったのです。






その圧倒的な相性差に、絶望感漂う準々決勝。

しかし!

準決勝では、チャネルの総帥と対決となりました。

奇しくも、9年前のPTのベスト8入賞者同士。

LSV選手もまた、伝説に相応しい存在なのです。



そして、決勝戦。

プラチナレベルは、獲得。

賞金500万。
世界選手権参加権利。
MPL挑戦者。

多くのものがかかった、決勝戦。

本当に多くのものが、この試合にかかっていました。

敗者は忘れ去られ、勝者のみが語り継がれる。

それが競技の残酷な側面です。



そう、大手をかけた――2-1までいったのです。

あと1ゲームの勝利で、第一回目のMC王者となる場所まで、辿り着いたのです。





結果は、準優勝でした。

最後の最後に、MTGの女神は微笑まなかったのかもしれない。

ですが、世界最高峰の大会で、9年ぶりのPTサンデー、前評判を覆しての準優勝です。

――本当に、おめでとうございます。

かっての、一視聴者として、本当におめでとうございます。



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