プロツアーからミシックチャンピオンシップに名前を変え、開催された記念すべき第一回大会!
500名の参加者を集めたMTG最高峰の大会(アリーナに賞金総額が負けている、はは、そんな馬鹿な)、初日からあの渡辺プロや行弘プロといった錚々たるメンバーが滑落していく熾烈な闘争。
2日目を終え、優勝という山頂に達する権利を保持し続けているプレイヤーは、8人に絞られました。
いわずとしれたチャネル総帥のLuis Scott-Vargas選手。
PT直近4回中3回のベスト8を誇る、晴れる屋所属のMárcio Carvalho選手。
ピーチガーデン所属にして、あの渡辺雄也が世界最高のプレイヤーの一人と認めるReid Duke選手。
そして――日本勢では、井川良彦選手がベスト8入りを果たしました!
ボンデとID。9年振り2回目のトップ8だー😭— Yoshihiko Ikawa (@WanderingOnes) 2019年2月23日
たくさんの祝辞、本当にありがとうございます!!!— Yoshihiko Ikawa (@WanderingOnes) 2019年2月24日
なお準々決勝の対戦相手は構築段階で諦めてるシミックネクサスなので、一没濃厚です。乞うご期待😿
9年――9年、です。
一度は頂への一端を掴み、そしてするりと掌から零れ落ち、過ぎていった9年の歳月。
その間に、晴れる屋での活躍(にこ生見てました!)や、プロとしての在り様、そして所属を離れた現在――トップ8での活躍に、期待!
イゼットフェニックスの躍進とイゼットドレイクの凋落
イゼットドレイクの2日進出率は43.30%。初日落ちした選手には、あの渡辺選手や山本選手が含まれています。
そして、前環境初期に活躍したものの、次第に姿を消していったイゼットフェニックスが使用者7名という小集団ながらも驚異の2日目進出率100%をたたき出しました。
その中には、ベスト8入りを果たしたLSV選手が含まれています。
環境のメタにあっていなかったとは渡辺選手の弁。MCで使用しましたが、消去法での選択であり、初日落ちも当然の結果だったと。
元々、ゴルガリミッドレンジに対しては抜群の相性を誇っていたイゼットフェニックス。同じ系譜のデッキであるスゥルタイミッドレンジが最大手を占めた今回のMCであればこそ、大いに活躍を果たすことが出来たということでしょうか。
ネクサス、強し
大きな結果を残していないからという理由で現実世界での禁止を免れた《運命のきずな》ですが、今回のMCでは本選使用者71名とスゥルタイミッドレンジに続く第二勢力に躍り出ました。
2日進出率71.80%と十分な成績であり、ベスト8にMichael Bondeを送り込みました。
前週にも市川原根タッグが暴れ散らしていますし、ベスト8入賞の構成も同様のものです。
ボンデ、メインGPの時の俺らの完コピか〜🤣— Yuuki Ichikawa (@serra2020) 2019年2月24日
これは……やっと、いくのか?
チーム武蔵、振るわず
チームシリーズ3位につけていた、チーム武蔵。
しかし――渡辺プロ、行弘プロ、山本プロ、覚前プロという日本屈指の名プレイヤー達が初日落ちという結果になりました。
白単t青に負け。3-5で死亡— 渡辺雄也/Yuuya Watanabe (@nabe1218) 2019年2月23日
ドラフト3-0からのスタンダード0-5で初日落ち😭— 行弘 賢/YUKUHIRO KEN (@death_snow) 2019年2月23日
スタンダードは全体的についてなかったけど、ピーキーなデッキを選んだので下振れ方が半端なかった。メタに合わせたデッキを作るときはある程度カードパワーの担保が必要なのを改めて感じた。画像はドラフト3-0デッキです。 pic.twitter.com/KKNEv6gnC4
2-5ドロップ。あいや〜😫— Kentaro Yamamoto (@syrup19) 2019年2月22日
構築ラウンド 2-3— 覚前輝也/Teruya Kakumae (@fushiginokunin5) 2019年2月23日
ドラフトと合わせて3-5で初日落ち。
グルールアグロ使って、環境で一番キツイエスパーコンと4回当たり粉々に...😇
このトーナメント俺に当たりキツすぎって言いたい所だけど集中力もたりてなかったし順当。
やるからには人生を賭ける。この意気込みでこれから生きていきます!
【2019MC1】1日目スタンダードラウンドまとめ【Day1】— Team Cygames (@Team_Cygames) 2019年2月24日
#teamcygames 、5人中3人初日敗退。
初日の激闘を終えた5人に、感想を反省点を述べてもらった。https://t.co/h2EUhGwWlt pic.twitter.com/zqZ4lkAUhR
前週12-3の成績をおさめていた市川プロも入賞ならず、ラクドスアグロを駆る八十岡プロが一人気を吐いた形となりました。
scry後1ランドキープで土地引けず赤単に負けて8敗したので討ち死に😇😇😇— Yuuki Ichikawa (@serra2020) 2019年2月23日
62位でトップ64ずさー— ヤソ (@yaya3_) 2019年2月24日
全体的に難しい2択多くて全部ミスったというかうらめった一日だった。— ヤソ (@yaya3_) 2019年2月24日
勘が冴えてれば後2勝いけた。— ヤソ (@yaya3_) 2019年2月24日
今回負けた試合全てがなんとかなりそうなゲームで夢に出て出て来た。全部1手違ったら勝てた可能性あったし、デッキは結構強かったので悔しい。マジック奥が深い。(結果論的には5ゲーム中3回は勝ってて2回は違うゲームになってた、多分1回は完璧にミス)— ヤソ (@yaya3_) 2019年2月24日
苦悶の呪言、八十岡プロにそう言わしめる――だからこそ、MTGは奥深く、長きにわたって愛されてきたゲームなのでしょう(ウィザーズは別)。
冴えたデッキ
Aquaman does it! 8-2 in constructed with « Jungle Secrets » (Merfolk). 11-5 in total to a likely top 48 finish. Deck was... interesting to say the least! Debriefing to come shortly on Hareruya. #2019Mc1 #HareruyaPros pic.twitter.com/Ebaa35wdBY— Raphael Levy (@raphlevymtg) 2019年2月24日
Raphael Levy 選手がマーフォークを引き連れ11勝5敗でフィニッシュ!(当ブログで紹介した形とは似ても似てないですね)
最終戦は青単に勝利!— rizer (@rizer1891) 2019年2月24日
構築7-3、限定4-2の総合11-5でPTもう一回遊べるどん! pic.twitter.com/q6gvgWiEcW
rizerこと石村選手が独特な構成の施されたディミーアアグロで11勝5敗の成績を成し遂げ、次回のMC参加権利を獲得しました。
大型新人暴れる
大型新人がチャピンと揉めてラウンド始まらないなう— Naoki Shimizu (@princeofsimic) 2019年2月23日
このラウンドでも揉め始めたwww— Naoki Shimizu (@princeofsimic) 2019年2月23日
(スルタイ同型対決)チャピンさん「終盤、僕のライブラリーを数えたら18枚で、彼(大型新人)に聞いたら彼のは17枚だと言うので、僕が数えたら22枚あったんだ。残り枚数は重要な要素だから、間違った情報を伝えたことについてジャッジを呼んだのさ」— Naoki Shimizu (@princeofsimic) 2019年2月24日
日本MTG界屈指のヒールとして早くBANされた方がいいと思うんだな……。
賢明なMTGプレイヤー諸兄は17枚と22枚を数え間違えるだろうか。
また、チャピン選手は18枚と宣告している点も重要だろう。
18枚と17枚、MTGは先にライブラリーが尽きた方が負けだ。あえて、自身に有利になるよう、コミュニケーションエラーを装って――もちろん、今までの事柄を反省している可能性もあるにはあるが、特に反省もなにもないようなので、闇を感じるのは私だけだろうか?
不快なカードはBANなんやけぇ、不快なプレイヤーもBANしたほうが業界浄化のためにもいいんやけどなぁ。
不快は主観だから定義づけは難しいけど、今回の場合は不正な情報によるDQから累積によるサスペンドちゃうの?
そして、また一人歴史の礎へ
19年間のMTG競技シーンにおける司会業務、本当にお疲れさまでした。Taking on an exciting new job which means that I am making #2019MC1 my last event as an active member of the coverage family. Thank you to everyone who helped me along the way and I will absolutely miss the hell out of it. pic.twitter.com/6qB4WxDL4I— Brian David-Marshall (@Top8Games) 2019年2月20日
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