そのギルドをフューチャーしたデッキを紹介していく小特集。
先陣を切るのは、ラクドス御大率いるラクドス教団である。
ミシックチャンピオンシップ関東予選を1位通過したラクドスミッドレンジだ。
【ラクドスミッドレンジ
-旧PTQ東京予選突破-】
クリーチャー:22枚4《帆凧の掠め盗り》
4《リックス・マーディの歓楽者》
3《真夜中の死神》
4《再燃するフェニックス》
2《貪欲なチュパカブラ》
2《騒乱の落とし子》
3《包囲攻撃の司令官》
呪文:13枚
3《喪心》
2《溶岩コイル》
2《魔性》
2《興行+叩打》
1《ウルザの後継、カーン》
3 《炎鎖のアングラス》
土地:25枚
7《沼》
7《山》
4《血の墓所》
4《竜髑髏の山頂》
2《愚蒙の記念像》
1《オラーズカの拱門》
サイドボード
4《強迫》
3《渇望の時》
2《凶兆艦隊の向こう見ず》
2《軍勢の戦親分》
2《肉儀場の叫び》
1《原初の死、テジマク》
1《ウルザの後継、カーン》
赤黒ミッドレンジは、そのカラーリング故に、除去コンの構成をとる。
《墓所のタイタン》が環境にいる際には、よく使用していた。この黒の6マナクリーチャーが好きすぎて、モダンGPで使用したほどだ(《タルモゴイフ》の返しに置くとさすがに勝つ)
その成功体験を今でも引きずっており、よく当ブログでも除去ミッドレンジを使用して粉砕爆砕大喝采を起こしている。
除去と手札破壊とフィニッシャーを上手い具合に配置しないと、どうしてもパッとしないデッキになってしまうので。
さらに、現環境では除去コントロールの範疇にスゥルタイミッドレンジが存在するため、どうにか差異を作らなければならない。
そうでなければ、下位互換だ(by市川プロ)
Martin Jůzaプロが調整していたこのデッキの優位性は、メインに積まれたハンデスと、《再燃するフェニックス》を筆頭とした豊富な飛行クリーチャーだ。
前評判こそ高かったものの、あまり姿を見かけない《騒乱の落とし子供》が使われている。
ちなみに、個人的にはカードに弱いことは書いていないが、デッキにいれると弱いカードだと思う。
それは、このデッキでもしかり――とはいえ、結果を出しているので、何とも言えない。
強い、のか?
構造としては、極めてシンプルだ。
デッキを回転させる手段として、《リックス・マーディの歓楽者》や《真夜中の死神》、《ウルザの後継、カーン》が採用されている。
このデッキの白眉は、新《荒廃稲妻》である《興行+叩打》の採用と、《炎鎖のアングラス》の大量投入である。
《興行+叩打》モードは、赤単や青単、探検クリーチャーによく刺さる。1点ダメージも、現環境では馬鹿にならない。
《興行+叩打》モードであれば、ミッドレンジやコントロール、そしてネクサスによく刺さってくれる。
《炎鎖のアングラス》は、ゲームの蓋を速やかに閉めてくれるカードだ。
《ハイドロイド混成体》をパクって殴ってサクリれば、大変に気持ちよくなることは間違いないだろう。
除去って手札を縛って殴るという、ブログ主好みのデッキである。
どうか是非ともご賞味あれ。
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