2019年2月15日金曜日

【アリーナ】《運命のきずな》禁止発行!【BO1のみ】

アリーナ日本語版実装のアップデートにあわせて、まさかの禁止発行!

MTGアリーナ日本語化決定!

個人的にはやるやる詐欺だと考えていたMTGアリーナの日本語化だが、2/15のアップデート時に実装されることがついに決定した!




《運命のきずな》がMTGアリーナで禁止となりました!








以前より、「プロモしか存在しないため競技レベルでは代用カードが必要」、「大会運営の遅延」、「使うデッキは不快な構築が多い、サイコパス専用機(?)」、「シャハールを怒らせた」等々、当ブログではその存在を嫌っていましたが、《運命のきずな》。

《運命のきずな》に関する怖い話

《運命のきずな》というカードがある。 インスタントタイミングで追加の1ターンを獲得でき、墓地に置かれた際はライブラリーに戻る能力(《奔流の機械巨人》等による悪用を防ぐためだろう)を持つ。 7マナと重いが、EDHはもとより、構築戦でも使われそうなカードである。 ...

本当に怖い運命のきずな

問題点は諸々あり、以前より危険視( 華々しく復活を遂げた基本セット2019(の割にはいまいちなセットですが)におけるBOXプロモ。 インスタントの追加ターン、かつ「どの領域からであっても」墓地に落ちたら山札に戻るというひどいカードです。

アリーナにおける競技フォーマットの1つであるBO1形式(1本先取の形式)にて禁止されました。

禁止に伴うウィザーズの発表内容ですが、

・カードパワーとしては問題ない
(ベスト8に入ったのは去年が最後)
・サイドありなら対処可能だが、サイドなしでは対処困難
・ループに入っても機械は止められない
(ジャッジがいれば、千日手の解除が可能)
・遅延かどうかわかんないしね
・でも、運営が遅延プレイに走っていると思ったら
 BANしていくよ

だそうです。

アリーナのAIでは、まだ千日手の判断は難しいようですね(とはいうものの、時間の問題でしょうが)。

今回の禁止改定で大事なのは、紙とデジタルの間に齟齬が生まれたということだと思います。

今後、アリーナとアナログMTGとの間の齟齬がどんどん広がる可能性があります。

MOではなかったことですね。

例えば、デジタルであればテキストの改正は容易です。

かっての国産カードゲームの雄であるガンダムウォーはテキスト改正により環境を動かしていましたが、MTGはほとんど行っていませんでした。

ルーリングが変わっても、質量をもったカードは付随しません。

しかし、アリーナであれば違うのです。

デジタルカードゲームの強みともいえますが、これまで未踏の地にMTGも踏み込んでいくという宣言なのかもしれませんね。

BO1だけということで、ミシックインビテーショナルの競技方法であるBO1×2ではどうなのかという質問がありましたが、現在の週末イベントであるシングルトンを含めBO1形式ではすべからく禁止ということです。


補填として神話レアのワイルドカードが供給されます。ついでに、アリーナ内の基本セット2019のBOX特典が何故か《全知》に……。

……これも、若干嫌な予感がして、ウィザーズはBO1形式に自信を持ち続けているのでしょう。だからこそ、BO1禁止により、保証を行ったということかもしれません。

それは、MTG特有のサイドボードを蔑ろにしていくという道に辿り着くのでは?

ウィザーズの統計解析は、非常に自分たちの都合のいいように解釈します。

禁止改定の2日後に、環境は解析され《守護フェリダー》は禁止と言いのけたことを覚えているでしょうか。

また、BO1が多くプレイされている理由に、優遇された褒賞と、ランク戦がBO1のみであったことが触れられていないのも欺瞞といえるでしょう。


MTGというゲームはとても面白いのですが、ウィザーズという組織が難ありなのが辛いところですね。



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