6-2で賞品圏内、あと一歩でベスト8でした。
《龍神、ニコル・ボーラス》を始めとした各種パワーカードを手に入れたグリクシス。しかし、《灯争大戦》発売後の大会では、あまり結果を残していません。
以前MF京都2019に持ち込んだ《正気泥棒》等クリーチャー多めのグリクシスミッドレンジや、今回の新システムである動員スペルを活用した形など、試行錯誤を繰り返していますが、あまりぱっとしませんでした。
【平成最後】『灯争大戦』対応、グリクシスミッドレンジ!【令和初め】
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《正気泥棒》採用型ミッドレンジは、エスパーミッドレンジの下位互換な印象。《蔓延する蛮行》と《永遠神の投入》でクリーチャーデッキに強い幻想がある動員型はまだわんちゃんあるかも?
そう、世にはびこるのはエスパーミッドレンジばかり、グリクシスはなかなか日の目をみないのが現状でした。
そんな中、唯一結果を残したデッキが、SCGクラシックスでベスト4に2名入賞を果たしたグリクシスコントロールでした。
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【グリクシスコントロール:SCGクラシックス1位】
クリーチャー:4枚
4《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
呪文:31枚
4:《思考消去》
4:《発見/発散》
2:《豪奢/誤認》
4:《魔性》
2:《アングラスの暴力》
2:《肉儀場の叫び》
2:《覆いを割く者、ナーセット》
2:《煤の儀式》
2:《永遠神の投入》
4:《龍神、ニコル・ボーラス》
2:《戦慄衆の将軍、リリアナ》
1:《人知を超えるもの、ウギン》
土地:26枚
4《血の墓所》
4《蒸気孔》
4《湿った墓》
4《竜髑髏の山頂》
4《水没した地下墓地》
4《硫黄の滝》
2《沼》
サイドボード
4:《軍勢の戦親分》
2:《渇望の時》
2:《ヴラスカの侮辱》
1:《肉儀場の叫び》
3:《強迫》
1:《永遠神の投入》
2:《漂流自我》
豪華8枚体制のボーラス様FAN倶楽部デッキ。
この環境初めての店舗大会とFNMに半信半疑で持ち込んだところ、感触は程よいもの。
FNM3-0して、賞品のパックから《龍神、ニコル・ボーラス》の日本語Foilを引いたのは王神様のお告げ、これは行くしかない!?
【グリクシスコントロール:MCQver】
クリーチャー:3枚
4《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
呪文:30枚
4《思考消去》
4《発見/発散》
2《アングラスの暴力》
2《豪奢/誤認》
4《魔性》
2《覆いを割く者、ナーセット》
2《肉儀場の叫び》
2《煤の儀式》
2《ヴラスカの侮辱》
4《龍神、ニコル・ボーラス》
2《人知を超えるもの、ウギン》
1《戦慄衆の将軍、リリアナ》
土地:26枚
4《血の墓所》
4《蒸気孔》
4《湿った墓》
4《竜髑髏の山頂》
4《水没した地下墓地》
4《硫黄の滝》
2《沼》
サイドボード
4《軍勢の戦親分》
3《強迫》
3《渇望の時》
2《永遠神の投入》
1《古呪》
1《肉儀場の叫び》
1《戦慄衆の将軍、リリアナ》
これ、ミッドレンジじゃないよね?
元レシピは土地25枚の《破滅の龍、ニコル・ボーラス》4枚でしたが、さすがに嘘だろうと細部を調整。
《破滅の龍、ニコル・ボーラス》は手札にかさばるときれるため、1枚土地と交換。《永遠神の投入》メインは重すぎるので《ヴラスカの侮辱》と入れ替え。
いざ!
R1:エスパーミッドレンジ:2-0
※打点が低く、PWを守りやすいエスパーミッドレンジには有利。こちらは簡単に相手のPWを除去れます。
R2:エスパーミッドレンジ:2-1(Big`sの人)
※最終戦、ウギン・ソリン・テフェリー・リリアナと並べられた返しに、《古呪》と《龍神、ニコル・ボーラス》を揃え即勝ちして気持ちよかったです(小並感)。
まさか揃うとは……横についてたジャッジ含め、みんな驚く。
今日はきてる(確信)。
対戦相手は、気持ちよくプレイできる方でこれぞスポンサードプロと簡単。
主観ではありますが、こういう感じのいい人ばかりいればMTGは平和なのにとしみじみ。
R3:グルールミッドレンジ(戦士型):2-1
※3G相手が土地引かず。とはいえ、グルールは苦手。
R4:グルールミッドレンジ(PW型):1-2
※だからグルールは苦手と……クリーチャーの打点が高く、PWもライフも守りにくいため、不利。
R5:イゼットフェニックス:2-1
※ナーセットで終わり
R6:エスパーミッドレンジ:2-1
※《破滅の龍、ニコル・ボーラス》がひっくり返ったりと、勝つときは派手。
R7:グルールミッドレンジ(恐竜):1-2
※速攻持ちのサイズが大きいクリーチャーは苦手。つまり頭目は苦手。
R8:ナヤフェザー:2-0
※思考消去→除去で息切れするよね。
6-2の14位で終了。
もう一歩!
エスパーミッドレンジに3-0、グルールミッドレンジに1-2と、想像した通りの成績でした。
白単や赤単といったアグロデッキに当たらなかったことが誤算。《肉儀場の叫び》と《渇望の刻》が無駄カードになりました。
サイドの除去をアグロに寄せた結果、グルールの骨太サイズに勝てなくなっています。
その点は要反省。アグロの耐性を維持しつつグルールをみるなら、メイン《喪心》の採用が丸そうです。
先手2ターン目に除去を構えられず、丸々2ターン無駄にする場面もありましたしね。
このデッキのブレイクスルーは、《発見/発散》と《豪奢/誤認》の採用。よく見つけたなと、SCGのリストで思いました。
グリクシスは、どうしても黒を中心としたマナベースの構築が必要なため、《アズカンタの探索》や《選択》を採用し辛く、序盤の安定度が低いデッキでした。
しかし、混成マナである両カードは実質②スペル扱いとなるため、序盤の安定に一役買います。
一応、《荒野の再生》をバウンスしたり、土地を壊せますし。
一応。
《薬術師の眼識》を擁するエスパーコントールと違い、相手のリソースを削ぐことに特化したデッキです。
そのため、1枚で大量のリソースを獲得できるネクサス相手には不利です。
スゥルタイミッドレンジには、《龍神、ニコル・ボーラス》がいい働きをします。《ハイドロイドの混成体》程度のアドバンテージであれば、容易に削り切れます。
流行の兆しをみせるバントミッドレンジには、不利。《永遠神、オケチラ》が無限のリソース源となるため、勝てません。
総じて、リソースを枯らすことが出来るかどうかであり、そのあたりは何時の世のグリクシスもかわりないようです。
とはいえ、《龍神、ニコル・ボーラス》を強く使えるデッキであることは間違いありません!
王神様FAN倶楽部こと、グリクシスコントロールでした。
※追記
少しいじると、あっという間に1-2(bye含む)。MTGは難しい!
あれ、MF京都2019の時も勝ち語りの後惨敗したような……?
ショーダウンのレベル高すぎ!
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