2019年11月3日日曜日

MF名古屋優勝は熊谷選手のシミックフード! 環境はフード三昧、実質MF奈良やねん!

MF奈良――そう揶揄されたMF常滑、いやMF名古屋が終了。


会場は名古屋駅から1時間――どこが名古屋やねん。千葉にある某テーマパークかな?

とはいえ、今までのGPの中で、トップクラスに快適な空間だった。交通費以外は。

あ、町田は東京ですよ?

大会結果は、ベスト8にスゥルタイフード5名、シミックフード2名、バントフード1名、青白コン1名という素晴らしいオーコ環境。

本当に禁止改定後だったのだろうか。こうなることは、概ね予想していたが、やっぱりである。


優勝はシミックフードを駆る熊谷陸選手が手にした。









楽しそうなフード環境ですが―――米国大手のSCGがへそをまげるぐらいですし、正直糞な環境ですね^^。

人集まらないからスタン辞めてパイオニアやるは草。


《王冠泥棒、オーコ》強すぎやねんと。

そんなフード環境でも、与えられたからには粛々とこなすのがMTGプレイヤーというもの。

大別すると、二つの戦略――重厚さを求めたスゥルタイフードVSテンポをもとめたシミックフードの決戦がMF名古屋といえるでしょう。

同系は少し重くする――MTGセオリーを鑑みれば、スゥルタイミッドレンジが正しいです。

しかし、テンポアグロという道をひた進んだシミックフードもまた、一つの正解となりました。

《王冠泥棒、オーコ》を使用しないプレイヤーは、勝つ気がない――逆に、準優勝を果たした青白コンの強さよ。

剛柔の戦略がぶつかり合い、その結果が熊谷選手のシミックフードというのはメタゲームの必然ともいえるように思えます。

重く、重く、そこに突き刺さるのは、迅さです。

【シミックフード――MF名古屋優勝――】

クリーチャー:20枚
4《金のガチョウ》
4《楽園のドルイド》
4《厚かましい借り手》
4《意地悪な狼》
4《ハイドロイド混成体》

呪文:15枚
4《むかしむかし》
3《霊気の疾風》
4《王冠泥棒、オーコ》
4《世界を揺るがす者、ニッサ》

土地:25枚
4《繁殖池》
2《神秘の天啓》
2《総動員地区》
11《森》
6《島》

サイドボード
3《夏の帳》
3《大食のハイドラ》
2《軽蔑的な一撃》
2《クロールの銛撃ち》
1《霊気の疾風》
1《否認》
2《神秘の論争》
1《打ち壊すブロントドン》

原型は、MPLリーグ優勝を果たしたヤソ版シミック。




その大本は、MCⅤよりチームサイゲームスが磨き上げてきた、テンポを重視したシミックフードといえるでしょう。本戦こそ振るいませんでしたが、彼らの構築は、一つの回答だったといえます。

《総動員地区》まで採用し、テンポ戦略を突き進めた構築は、同型を意識し重さを追求することで歪んだフード環境を制することになりました。




とまぁ、戦略考察を書きましたが、《王冠泥棒、オーコ》やばいねー。

スタン環境に限れば《精神を刻む者、ジェイス》を超えてますね。

そんな鹿まみれなスタンがわかっていたものの、木曜の夜に名古屋入りとやる気満々――というわけではなく。

色々と現実がやばくて、正直MTGをやる精神状態ではなかったのですが、ラストチャンストライアルも頑張るぞーと、カラ元気である。




……あれ?

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