あまりにもスタンをしたくなかったため、丹沢に未知の会場を探しに行ったのだが、特にPTQ会場はなかった。
半年ぶりに綺麗な富士山を観えた――ずっとガスったり雨降ったり苦難の道だったりしたからなぁ。
あまりの綺麗さに、MTGなどという最高のゲームはどこかにいってしまったようだ。あと、人多過ぎ。バス2台見送ったり、どこかの山岳会(おじいちゃん、おばあちゃん)に紛れ込んだりで草。
今のMTGに関して言えば、パイオニアばかり触っている。このスタン――オーコ環境で腕を磨こうという気も起きず。
禁止改定くるし、擦る気も起きない。
MTGに蔓延する閉塞感――その空気はモダンにも感染しているのだろうか、今期モダン神挑戦者決定戦の人数の少なさと、バントコントロールに現出しているのかもしれない。
というわけで、記事タイトルにいこう。
寒空の中、某チャンプに胸倉をつかまれ奥歯をがたがた鳴らされた結果、《忘却蒔き》と《夢を引き裂く者、アショク》は最強のコンボになるのかもしれないという幻想におちいったのだ。
それは、山行による筋肉痛が生み出した(主にふくらはぎ)脳内アドレナリンの一種なのか、いざ!
ウラモグの血統――昇華者シリーズな《忘却蒔き》。
《夢を引き裂く者、アショク》で継続的にリムーブし、そこから《忘却蒔き》を唱えると凄いことになるという魂胆である。
環境上、《夢を引き裂く者、アショク》というカードが強い。墓地対策になることでDigと巡航を睨めるし、サーチを防ぐ能力は禁止カードを輩出した緑ランプ相手に優秀である。
平日パイオニア大会にはイゼットフェニックスがいるし、町田最強な緑ランプもいるし、理論上最強ということ!?(なお、デッキ案を練った面々である)
土地を大量にぱくってしまえば――。
気持ちよくなれそう。
《漂流自我》や《不毛の地の絞殺者》という案もあったが、オータムプロが強そうなゴルガリ原野をあげていたので、そこに《忘却蒔き》+《夢を引き裂く者、アショク》コンボをぶちこんでみた。
物凄くノイズだったが問題ない。
このコンボは強いんや!
Finished 19th at the #SCGCON Invitational with a 11-4-1 record. Sad to miss on back-to-back win-and-ins with Paradoxical Urza (4-3-1, though 3-0-1 against Whirza since PO is the real mirror-breaker), but really proud of 7-1ing with the BG deck in Pioneer :) pic.twitter.com/By4oom6xHw— Autumn Burchett (@AutumnLilyMTG) 2019年11月17日
【理論上最強って熱弁してた凄いコンボデッキ】
クリーチャー:18枚
4《金のガチョウ》
1《漁る軟泥》
4《エルフの再生者》
4《不屈の追跡者》
2《クルフィックスの狩猟者》
3《忘却蒔き》
呪文:17枚
4《思考囲い》
2《致命的な一押し》
4《むかしむかし》
3《突然の衰微》
4《夢を割く者、アショク》
土地:25枚
4《死者の原野》
2《草むした墓》
2《森林の墓地》
2《花盛りの湿地》
2《寓話の小道》
1《ギャレンブリグ城》
1《ロークスワイン城》
1《疫病の神殿》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
1《風切る泥沼》
1《ラノワールの荒原》
1《廃墟の地》
4《森》
2《沼》
サイド
15《強すぎるので割愛》
……むっちゃ弱そうで、実際弱かったので訴訟。
でも、グリクシスゴミミッドレンジ試してくれたので相殺にしていただけないでしょうか?
有言実行で持ち込んだ結果、0-2(最終戦bye)という成績に。
1Gもとれなかったのは草。
一回《忘却蒔き》で土地を5枚ぱくり、ゾンビ10体+手がかり10枚増えて満足。
返しのターンに特に関係なくウギンの+能力で死んでニッコリである。
うん、もう使わんね――とは思うものの、何とかならんのだろうか。
【青黒ミッドレンジ】
クリーチャー:18枚
4《帆凧の掠めとり》
3《不毛の地の絞殺者》
3《機知の勇者》
3《難題の予見者》
2《スカラベの神》
3《忘却蒔き》
呪文:17枚
4《思考囲い》
3《致命的な一押し》
4《夢を引き裂く者、アショク》
2《悪夢の織り手、アショク》
2《漂流自我》
2《ヴラスカの侮辱》
土地:25枚
《死者の原野》を絡めて適度に
《忘却蒔き》+《夢を引き裂く者、アショク》のコンボに必要なのは黒マナのみである。
マナ拘束の軽さ――様々なデッキに投入可能だ。
同じ昇華者シリーズの中でも優秀な《不毛の地の絞殺者》をメイン投入した形。モダンの白黒エルドラージでは《流刑への道》や《大祖始の遺産》、《潮の虚ろの漕ぎ手》と組み合わせ、除去の役割を担っている。
パイオニア環境にはどれも存在しないが、《帆凧の掠め取り》や《難題の予見者》で抜いたカードを適宜墓地に落としてしまおう。
《スカラベの神》でぱくった対戦相手のクリーチャーを再度墓地に落としても面白い。
《悪夢の織り手、アショク》も、追放カードとして優秀。
……このデッキ、糞コンボ抜いたほうが強そうというのは、言ってはいけない。
ダブルアショクや《漂流自我》で、相手に嫌がらせをしよう。
勝てるとはいっていない。
《忘却蒔き》によりマナが伸びたら、《スカラベの神》の能力を好きなだけ起動すれば概ね勝ちだろう。
昇華者エルドラージに焦点をあてたデッキの始祖といえば、2015年、エルドラージの冬の前に登場したデッキだろう。
赤黒エルドラージだ。
エルドラージの冬――《ウギンの目》と《エルドラージの寺院》から圧倒的な展開力を誇る各種エルドラージデッキにより、昇華者に注目したデッキは日の目を見ることはなく、そのまま歴史の影に隠れてしまったが、パイオニアでこそ!
【赤黒ミッドレンジ】
クリーチャー:16枚
4《不毛の地の絞殺者》
4《難題の予見者》
4《荒廃を招く者》
4《忘却蒔き》
呪文:19枚
4《思考囲い》
4《致命的な一押し》
3《削剥》
4《夢を引き裂く者、アショク》
3《神々の憤怒》
1《ヴラスカの侮辱》
土地:25枚
《弱すぎて考えたくない》
うん、スゥルタイミッドレンジ組もう。
エネルギーもフードも手がかりも《スカラベの神》も使えるぞ!
スタンの禁止改定で《夏の帳》が死んだので、グリクシス創案組むか!
スカラベ取りで草
返信削除誰やスカラベ取り……
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