2020年1月13日月曜日

MPLメンバーとライバルズメンバーの発表と移ろいゆく競技シーン

MTGの最高峰(?)、MPLメンバーとライバルズメンバーが発表された。





日本人プレイヤーはMPLメンバーに3人が残留。




ライバルズリーグ入りの可能性を残していた井川プロの名前は――なかった。










今回のMPL/ライバルズリーグの選考に関しては、アリーナにウェイトを置きすぎた結果、糞の糞だったように思う。

ミシックポイントは、結局意味はない。世界中を旅して積み重ねたものは灰燼に帰した。それが、ウィザーズのやり方である。

熟慮の跡はない、ただの思いつきだ。思いつきで競技プレイヤーを弑するのだから、凄い話である。

糞の糞の糞かもしれない。糞中の糞。渡辺雄也をBANしたウィザーズは本当に最高の企業だ、間違いない。

オーコは最高のカードだ。



そんなウィザーズがMFに付加価値をつけた。

以前から指摘しているように、MF入賞に以前のような価値はない。プロポイントが凍結され、GPの積み重ね→最高峰トーナメントであるPTというわかりやすいルートがなくなった今、MFはただの賞金トーナメント。日本に限局すれば、非常にコスパの悪いトーナメントだ。

MTGの競技プレイヤーが狙うのは、リーグ入り――そのために必要なのは、アリーナMCでの活躍だ。テーブルトップMCでどれだけ活躍しても、意味は薄い。それは、2019年の選考が証明している。

海外――特に米国に関して言えば、参加者が減少の一途を辿り、1000名を超える参加はほとんどいなくなった。

2日目に残ればほぼ賞金圏内といえば、わかりやすいだろうか。

もちろん、環境が面白くないといえばそれまでだ。

スタンダードもモダンもレガシーも、正直面白いかと言われれば首を傾げる。

現に、SCGはスタンの大会を取りやめにした。環境名人戦の参加者は減少の一途だ。

常連店であるぽぷらは姿を消した……トイレなかったし、駅北口ってテナントとしては駄目だったのかな。

3年間お世話になりました。





であるからこそ!

……MFって、日本だと4回しかないんだけど?

地域格差、凄いんだけど?











あ、はい。



ウィザーズが紙のMTGを何とかしたいのはわかるんだけど、朝令暮改すぎるんだよなぁ。

そもそも、熟慮の末なのかと、本当にそれはよく考えたのかと。

1日で撤回するって、それ考えてないやろ。

悪い案を出して、その後少し悪い案を出すいつものやつなのか!?



現状、パイオニア以外はフォーマットではない。それはアリーナがどうこう、テーブルトップがどうこうではなく、ウィザーズの最高の行いが招いた結果である。

これまで散々競技シーンを運営した結果、素人な行いしか出来ない――その経験の積み重ね方には頭が下がる。





そんな中、ミシックアリーナ予選をGP名古屋を制したのも記憶に新しいKumazemiプロが通過。

虚無か全てかという、凄まじいトーナメントを突破したその技量には恐れ入る。



と、また一人、スポンサードプロを降りる。

まぁ、うん、こんな感じのお店だしね。

でも、《レンと六番》のやり取りなんかもあって、好きだよ。



自前のメディア運営って難しくて、それは天下の晴れる屋でも苦労している。いや、苦労に見合った成果を出しづらいと言うべきだろうか。

以前の晴れる屋であれば、様々な記事が存在していたし、トッププロの記事も読めた。今は、海外トッププロの翻訳記事ですらまともに上げられない在り様だ。

企業型メディアはどんどん姿を消している。google任せでは生きていけないのである。

メディアもイベントも、少数の精鋭しか生き残れない。



年末にやってたけど、自分が求めているものとは違う。

内輪受け感が強すぎる。お祭り感はあったが、MFにおけるBMブースの滑り感があった。手作り感満載の文化祭をやられると困っちゃう人間もいるのである。









これはまぁまぁ面白い試みだが、チャレンジャー枠が正直興味が全く惹かれない人材だったので、個人的には残念。

MF/MC名古屋な時期が悪かった。



他ゲームだが、個人的にはこのイベントの成り立ちが熱いと思う。

1つのゲームの日本最高峰プレイヤーが争う。文字通り、日本最強のメンバーだ。最高ランクのメンバーしかいないのだから、当然だろう。

少数精鋭の日本人トッププレイヤーが真剣勝負で鎬を削る。

そんな姿が見たいのだが、ついぞ本邦では行われなかった。

今後も、そんなやりとりは難しいだろう。

MTG人口の裾野を広げ、熱狂的なファンがつくプレイヤーの登場。結局のところ、MTGの位置づけを一段階高くするには、それしかないのかもしれない。

それは、運任せの余りにもふざけたやり方だ。

もう一つ――MTGの歴史に訴えるのも、方法なのだろう。

その積み重ねた歴史は、一つの結実なのだ。



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