2020年1月6日月曜日

年末年始も終わってしまうので、テーロス還魂記対応の神デッキを作ろう

年末年始の連休が、世間一般的に終わりを迎える。

1月2日から仕事をやっていた社畜としては何を今さらと感慨はないはずなのだが、幾何かの侘しさは感じてしまう。



参拝中に、もう手遅れな中二病患者がうっすい知識でだらだらと述べていて聞くに堪えずこれが同族嫌悪かと自分でもびっくりしたのだが、年始の行事といえば初詣である。

個人的には寺よりも神社の方が好きで、特に伏見稲荷は別格である。毎年元日には熊野本宮大社に詣でるし、この写真のように近在にある神社もよいしょと足を運ぶのである。

それは、八百万の神々という多神教な日本ならではの光景だろう。

伊勢神宮には皇族の方々専用の参拝所があり神様が神様にお参りするのおかしくないのかって中二病患者がのたまっていて、神様が神様にお参りするのおかしくなくなーいって個人的には思うし伊勢神宮はそのうえ祖神たる天照大神だからやっぱりおかしくなくなーい、八百万の神々にも神格あるからなぁということを考えながら蘊蓄を聞いていた。

大事なのは神様というキーワードで、MTGというカードゲームにおいても神様は多数存在する。

エジプト式、日本式、ギリシャ式、旧PW等々だ。

今回はそんな神様を紹介しつつ新デッキを作ろう。

その前に、確認を一つ。

無限って、好き?








いつものです

ここはボーラス教団の住処なので、神様というとまずこのPWとなる。龍神だったり王神だったり名乗っているから、立派な神様だろう。神様であり師範であり皇帝(!?)でありエルダードラゴンであり、ひいては多次元宇宙の悪事の大体な黒幕だ。2019年度の彼の奮闘は、その結末と併せて、最も忙しかった神様といえるだろう。



亥です

ラヴニカ次元の神様といえばこの祟り神、イルハグ。2019年の干支だ。イラスト上では案外に小柄、ストーリー上はあまり活躍していないように思えるが、グルール一族の祭神なので凄いはずである。蘇った戦士たちと暴れていたのでないだろうか。



子です

日本をイメージした神河ブロックより、今年の干支である鼠の神様を。

よく見るとげっ歯類の特徴にフューチャーしすぎなイラストが禍々しいが、気にしない。記憶では可愛らしいイラストだったが、可愛さの欠片もなかった。

個人的には、MTG史上最も好きなネズミは《鬼の下僕、墨目》である。プレリに繰り返し出て(参加者2名だったような)プロモカードを手に入れたのもいい思い出だ。

アモンケット最強の神です

エジプトをイメージしたアモンケットブロックからは、名前を奪われその存在を抹消された神様を。

アモンケット八柱神は、ニコル・ボーラスによってそのほとんどが斃れている。

ある者はゾンビにされラヴニカで消滅し、ある者は名前を奪われ放浪し、残ったのは3柱――蝗、スカラベ、そして『灯争大戦』で重要な役割を果たしたハゾレトだけとなっている。

次元を股にかける存在に対して、その次元特有の強大な存在といえど、所詮は井の中の蛙――MTGにおける神様はそのぐらいの強さなのだ。

深遠に住まう者に怯え、古の龍神に恐怖し、機械生命体に震える。

ギリシャ神話をもとにしたテーロスにも、数多の神々が存在する。







5色+2色の組み合わせの15柱の存在が確認されているテーロスの神々。

ゼナゴスは一時の顕現だったが、テーロス還魂記で新たな赤緑の神様が登場したため、現在は15柱の神様が揃っているようだ。

さて、アモンケットの神様の項で述べたように、その次元の神といえど、井の中の蛙――エルズペスを恐れ弑したこの神もまた、そのような存在といえるだろう。



ヘリ滓ことヘリオッドだ。

悪い奴です

新カードが公開された瞬間から、パイオニア界隈ではとあるカードとのコンボが話題になっている。


《太陽冠のヘリオッド》と+1/+1カウンターが2個置いた《歩行バリスタ》が場にある状態で、絆魂を《歩行バリスタ》につけると無限ダメージが決まる。

最速4ターン目。

かっての《サヒーリ・ライ》と《守護フェリダー》に並ぶ……というほど、簡単ではないが、2枚コンボは有用なことが多いし、両者ともクリーチャーカードなため、モダンのカウンターカンパニー感のある好みなデッキが出来そうである。

というわけで、考えてみよう。

フルスポイラーが出ていない今考えても結局のところあまり意味はないのだが、思考実験は重要である。



【白単機体(コンボ入り)】

クリーチャー:28枚
4《スレイベインの検査官》
4《模範的な造り手》
3《太陽に祝福されしダクソス》
2《族樹の精霊、アナフェンザ》
4《アジャニの群れ仲間》
4《歩行バリスタ》
3《不動の女王、リンデ》
4《太陽冠のヘリオッド》

呪文:8枚
2《キランの真意号》
2《群れの力、アジャニ》
4《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》

土地:24枚
4《変わり谷》
2《光輝の泉》
18《平地》

弱い。

次!

【オルゾフミッドレンジwithヘリ滓コンボ】

クリーチャー:26枚
4《スレイベインの検査官》
4《光袖会の収集家》
4《才気ある霊気体》
2《太陽に祝福されしダクソス》
4《歩行バリスタ》
4《太陽冠のヘリオッド》
2《エイスリオスの番人、クロノス》
2《幽霊議員、オブゼダード》

呪文:10枚
3《思考囲い》
3《致命的な一押し》
2《Erebos’s Intervention》
1《苦渋の破棄》
1《エレボスの鞭》

土地:24枚
4《神々なき祭殿》
4《秘密の中庭》
4《乱脈な気孔》

4《霊気拠点》
2《コイロスの洞窟》
2《沼》
2;">《平地》
2《変わり谷》






新カードの《エイスリオスの番人、クロノス》は注目カード。《探索する獣》しかり、頭が複数あるイラストで、メリット能力が5種類とタダツヨカードな感じである。

オブゼダード鞭コンボと噛み合いが悪いが、それはそれ。そもそも、そんな蛇足がいるのかという話ではあるが、そこは好みという一点で押し切ろう。

デッキコンセプトとしては、《光袖会の収集家》でカードを引き増しし、ライフゲインで補うという美しい形である。

ミッドレンジではそのライフリソースの支払いが肯定しにくい《思考囲い》も、このデッキであれば無限のライフリソースの獲得手段により気楽にうてる。

ライフゲインカードを多数採用しているため赤単に強いようにみえて、そうでもない。《ゴブリンの鎖回し》はまぁまぁ刺さるし、キラーカードであるフェロキドンが出てきたら泣いて謝ろう

【鱗でコンボ】

クリーチャー:28枚
4《ラノワールのエルフ》
4《エルフの神秘家》
4《歩行バリスタ》
2《族樹の精霊、アナフェンザ》
2《漁る軟泥》
4《搭載歩行機械》
4《太陽冠のヘリオッド》
2《クルフィックスの狩猟者》
2《不屈の追跡者》

呪文:8枚
4《硬化した鱗》
4《集合する中隊》

土地:24枚
4《寺院の庭》
4《陽花弁の木立ち》
2《要塞化した村》
8《森》
6《平地》

鱗で+1/+1カウンターを増やしたいぞー。

マナの数が不足しているためマナベースがきつい。

友好色とは一体?

【青白ミッドレンジ】

クリーチャー:30枚
4《スレイベインの検査官》
4《サリアの副官》
3《栄光半ばの修練者》
4《歩行バリスタ》
3《太陽に祝福されしダクソス》
4《太陽冠のヘリオッド》
4《反射魔道士》
4《呪文捉え》

呪文:6枚
4《時を解す者、テフェリー》
2《ゼンディガーの同盟者、ギデオン》

土地:24枚
4《神聖なる泉》
4《氷河の城塞》
4《港町》
6《平地》
2《島》
4《変わり谷》

コンボといえば、そう、《時を解す者、テフェリー》。

友好色のマナベースが正気じゃない。


おまけ

【カウンターカンパニーヘリ滓版】

クリーチャー:31枚
2《臓物の予見者》
4《極楽鳥》
3《貴族の教主》
4《療治の侍臣》
4《献身のドルイド》
2《薄暮見の徴募兵》
2《歩行バリスタ》
4《太陽冠のヘリオッド》
4《台所の嫌がらせ》
2《スパイクの飼育係》

呪文:8枚
4《集合する中隊》
4《むかしむかし》

土地:だいたいな感じの21枚

やってる人が何人いるのかは不明だが、モダンのお話。

《療治の侍臣》と《太陽冠のヘリオッド》の8枚コンボ体制はどうだろう?

どっからでも無限コンボが決まる――《集合した中隊》が通れば、何かしらのコンボが成立するはずだ。

《太陽冠のヘリオッド》+《スパイクの飼育係》でお手軽無限ライフも可能である。

ざっとみると、カウンターカンパニーはそのほとんどが《王冠泥棒、オーコ》入りとなっており、モダンの汚染度がよくわかる。

まとめ

ヘリオッドはMTGでも大変に嫌いなキャラクターだが、カードには罪はない。今作ではきっとホビロンされていることを祈りながら、MF名古屋に備えていこうと思う。

オルゾフミッドレンジはかなり好みなデッキなため、少し擦ってみたいところ。

今のところ、若干弱めな感じをうけるエキスパンジョンだが、エルドレインという化け物を観た後だからなのだろうか。

《再燃するフェニックス》、《孤光のフェニックス》、《炎跡のフェニックス》というパイオニア3大不死鳥に匹敵する強さがあるような脱出持ちフェニックスには注目している。

それが強いようなら、赤系アグロが板ということになるが?

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