2018年5月17日木曜日

エスパーミッドレンジでショーダウンに参加してみたよ

【始めに】


機体感にあふれてない?

赤黒・白黒――機体デッキの隆盛を尻目に、今日も今日とてミッドレンジ。

今回使用したのは、エスパーミッドレンジです。

《キランの真意号》が跋扈する現状において、《致命的な一押し》は最良の除去カードなのではないでしょうか?

・・・実際BMOで、《致命的な一押し》の優秀さは身に沁みましたからね。




【エスパーミッドレンジ】

クリーチャー:4枚
2《黎明をもたらす者ライラ》
2《奔流の機械巨人》

呪文:30枚
4《致命的な一押し》
4《封じ込め》
1《アズカンタの探索》
4《不許可》
3《ヴラスカの侮辱》
3《残骸の漂着》
2《排斥》
3《天才の片鱗》
3《ヒエログリフの輝き》
3《ドミナリアの英雄、テフェリー》

土地:26枚
4《灌漑農地》
4《異臭の池》
4《氷河の城塞》
2《水没した地下墓地》
3《孤立した礼拝堂》
3《秘密の中庭》
4《島》
2《平地》

サイドボード:15枚
4《否認》
3《強迫》
2《黄金の死》
2《断片化》
2《燻蒸》
1《アルゲールの断血》
1《黎明をもたらす者ライラ》

今回特筆すべき点は、《ヒエログリフの輝き》と《天才の片鱗》を合計6枚採用したところでしょうか。


1マナでうつか、4マナでうつか、それが問題だ


現環境最強のドロースペル!


単純に4マナスペルとしてみれば、《天才の片鱗》に軍配があがります。しかし、《ヒエログリフの輝き》には、青1マナのサイクリングがあります。

2つのモードを選択できるため、キープ基準を和らげ、コントロールにとって大事な序盤の土地を確保しやすくしてくれます。

ちょうどタイムリーなことに、5/10に晴れる屋サイトに掲載された

「スタンダードにおける青白コントロールの模索」

にて、《ヒエログリフの輝き》の優位性が述べられていますね。

4ターン目にスムーズにうてる《天才の片鱗》は環境最高のドロースペルですが、対戦相手もそれをうたせないように動いてくるため死に札になる恐れがあります。その点、《ヒエログリフの輝き》であれば、気軽にドローすることができます。

また、今回の構築においては、古えのゼロックス理論(毎ターンカードを引けば土地が云々)を少々取意識してみました。

そうはいっても、かなりうろ覚えですし、ゼロックス理論全盛期の軽量ドロー呪文は現在と比べて雲泥の差ですが(《選択》、《衝動》、《渦巻く知識》だったでしょうか)そもそも、正しくないという意見がありますし。

《排斥》、《ヒエログリフの輝き》、《腐臭の池》、《灌漑農地》と、軽量サイクリングカードを多めにとることで、序盤の動きがスムーズに!?

本当は《至高の意志》や《中略》といった柔軟性のある打ち消しスペルも積みたかったのですが、《ヒエログリフの輝き》を採用したためスペースがなく抜けていきました。まあ、除去はいっぱいあるから大丈夫でしょう(フラグ)

そうそう、どこかで、MTGにおける戦略記事を書いてもいいですね。ゼロックス理論やスライの成り立ちなんて、覚えている人は少ないでしょうし。

メタゲームやテンポ、マナカーブなんかも、ぼんやりと使っていますが、説明しろと言われてもなかなか出来ません。MTG固有の単語は、どこかで概念を整理しておくと今後のためになるかもしれません。

大会結果

1試合目:スゥルタイミッドレンジ(コントロール寄り)
総力戦を制す×2回

2試合目:白黒トークン
何も引かない間に勝ち×2回

3試合目:エスパー騎士(白い騎士、黒い騎士、《ベナリア史》、ウィンドグレイスの後継者まで!)
うまく除去って勝ち。
ライブラリー残り10枚でテフェリーが奥義しても負けとなったため負け(重ね書き)
ライフを詰められ、頼みのライラが《アズカンタの探索》で全てボトムに行き、負け。

感想

はい、序盤の動きは確かにスムーズでした。スムーズでしたがそれで?

身が、身がないんじゃー!

土地とドロースペルでデッキを埋め尽くし過ぎました。その末路が最終戦に(笑)

そしてもう一つ、カウンター呪文が少なすぎて、いちいち後手に回ってしまうのがマイナスでした。

場に出る→除去(アド損)を繰り返すわけでは、あきまへんあきまへん。

クリーチャーしかりPWしかり、場に出てしまう前に対処を求められるカードに溢れています。

せっかく青白を軸にしたコントロールを組むのであれば、《中略》・《本質の散乱》・《否認》・《至高の意志》は何枚か採用した方がいいとうのが実感です(今更)

現在ですが、その反省点を踏まえ、再度スゥルタイミッドレンジを調整中デス(何)。

仮想敵は赤黒機体です。赤黒機体の王者感(ティムールエネルギー、アブザンアグロ、ラクドスミッドレンジ、黒単信心、ジャンド・・・そんな感じです笑)が凄まじいですが、何とか若干不利ぐらいまで調整できました。

再調整中スゥルタイミッドレンジ

クリーチャー:10枚
2《歩行バリスタ》
3《機知の勇者》
2《貪欲なチュパカブラ》
《スカラベの神》

呪文:24
4《致命的な一押し》
3《宝物の地図》
2《喪心》
2《不帰+回帰》
2《大災厄》
4《ヴラスカの侮辱》
3《ウルザの後継、カーン》
2《死の権威リリアナ》
2《秘宝探究者ヴラスカ》

土地:26枚
4《異臭の池》
4《森林の墓地》
4《水没した地下墓地》
2《内陸の港湾》
《花盛りの湿地》
2《植物の聖域》
4《沼》
2《島》

せっかく《死の権威リリアナ》や《スカラベの神》というリアニメイト手段があるので、クリーチャーの数をもう少し増やしたいところ。現状、能力が空気と化しています。

《豪華の王、ゴンティ》なんかがいいかもしれませんね。

使用制約はあれどカードパワーは物凄い《ヨーグモスの不義取引》も、これだけ伝説クリーチャーとPWが採用しているのであれば面白いかも。

月末には神スタン挑戦者決定戦が控えています。

そのためにも、今週はPTQに出陣――おや、モダン神挑戦者決定戦トライアルが今週開催される?

これは、もしかして?


調べデッキに現れた新戦力! その名もシャラーイ!






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