2018年5月4日金曜日

ドミナリア環境1週目まとめ~環境は、激変しました~

怒涛のドミナリア環境が始まり、GWも終盤に。

ええ、終盤ですよね。

私はもう終わりました。

寂しいなぁ

スタンダードにおける、大規模大会の結果をまとめていきます。

その結果に対する攻略記事が晴れる屋にあがっていたので、それも一緒に。

随時、攻略記事もまとめていければと思います。



4/28 BIG MAGIC OPEN Standard TOP16デッキリスト

4/29 晴れる屋「環境初陣戦」 ベスト8

4/29 晴れる屋「環境初陣戦」 ベスト9~16

4/29 SCG アトランタクラシック ベスト16

4/29 MOPTQ ベスト32

USA Standard Express vol.121 ー『ドミナリア』のカードが活躍する新環境
現状のメタゲームには、多様なデッキがひしめき合っています。

目立つのは、《ラノワールのエルフ》を手に入れた緑系や、《封じ込め》・《ドミナリアの英雄、テフェリー》・《黎明をもたらす者ライラ》を手に入れた青白でしょうか。

特に《ドミナリアの英雄、テフェリー》はべた褒めされています。

気になったのが、青黒です。

前環境で使っていた青黒ミッドレンジですが、環境初陣戦、トップレア争奪戦の両大会に、同じプレイヤーがベスト8入りしています。

また、高橋優太プロが放送で挙げていた《戦慄の影》を使用した独特な構成の青黒ミッドレンジもBMOにてベスト8に入賞しています。

「青黒ミッドレンジ」

クリーチャー:15枚
4《光袖会の収集者》
3《才気ある霊基体》
4《戦慄の影》
4《スカラベの神》

呪文:19枚
4《致命的な一押し》
2《喪心》
2《板歩きの刑》
2《中略》
1《至高の意志》
3《ヴラスカの侮辱》
2《暗記+記憶》
3《ウルザの後継、カーン》

土地:26枚
4《異臭の池》
4《水没した地下墓地》
4《霊気拠点》
2《進化する未開地》
2《廃墟の地》
9《沼》
1《島》

サイドボード:15枚
3《悪意の騎士》
3《否認》
2《バントゥ最後の算段》
2《大災厄》
2《アルゲールの断血》
2《没収の曲杖》
1《至高の意志》

マナベース厳しい

トリプルシンボルを要求するため、マナベースに負担をかける《戦慄の影》。

黒23枚(うち霊気拠点4枚)となっており、黒マナは潤沢・・・とはいえないです。

霊気拠点は実質無色ランド、継続的に《戦慄の影》の能力は使えません。

むしろ、《ウルザの後継、カーン》に着目です。

評価はまちまち?

青白コントロールでは、《天才の片鱗》、《残骸の漂着》、《排斥》とあり、既存の4マナと競り合っているためなかなか採用されません。

しかし、青黒ミッドレンジにおいては違います。

もともと、4マナ域は《ヴラスカの侮辱》以外は流動枠となっていました。

純粋にアドバンテージを獲得し続けるPWは、青黒ミッドレンジが欲してやまないものでした。最終的には《スカラベの神》で押しつぶす必要があります。+能力で土地を渡されることの多い《ウルザの後継、カーン》ですが、それがメリットになるんですね。

問題は・・・現在のトップレアということです。

ここで、簡単に現環境の考察をば。

①《ラノワールのエルフ》の参入
緑使いが長年待ち望んでいた1マナエルフの参入は、環境のスピードに大きな影響を及ぼしました。

3マナ域の評価が上がるとともに、《ラノワールのエルフ》によるスタートが出来ない場合のために、2マナ域も厳選されています。

《検閲》や《中略》をケアしたり、《顕在的防御》を構えやすくなったりと、先手/後手の差が顕著に出るようになりました。

簡単な対策は、先手/後手の差をなくすために、1マナで除去ることでしょうか。
《致命的な一押し》や《ショック》、《マグマスプレー》の価値が上がっているといえるでしょう。

また、所詮は1マナ1/1のクリーチャー、全体除去で巻き込んでしまえばキャストの分だけ無駄になってしまいます。

現環境の代表的な全体除去である《燻煙》の価値が上がりました。

つまり、それに対抗できる3ターン目《ウルザの後継、カーン》は・・・。

②青白の大幅な強化
《封じ込め》、《ドミナリアの英雄、テフェリー》、《黎明をもたらす者ライラ》、《中略》、《ラフ・キャパシェン》・・・ドミナリアの参入により、戦力の大幅UPがなされました。

以前の青白が不足していたのは、優秀な除去とフィニッシャーです。《スカラベの神》や《致命的な一押し》有する青黒に、負けていました。

《封じ込め》という優秀な軽量除去が加わることで、インスタントラスゴといえる《残骸の漂着》がより使いやすくなりました。また、《副陽の接近》頼みだった勝ち手段にも幅が出ています。

③マナ拘束
以前よりもマナ拘束の大きなカードが増えたことで、単色にするメリットが増えました。《霊気との調和》禁止後も、色は足し得な部分がありましたからね。

逆に、制約ではなく、単色デッキの選択の自由が増したように思えます。土地基盤自体は、イニストランドにより強化されていますから。

④まとめ
まだ、環境は1週目です。多様なデッキ戦略があり、明確な勝ち組はないように思えます。

今後も随時、環境を追っていきたいと思います。

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