だってカーンだよ? レガシーだよ? ミラディンの創造主だよ? ウルザの後継だよ? |
やっぱりマローは社長室行きなのか・・・。
久々の五千円超えカードとして話題の《ウルザの後継、カーン》ですが、環境序盤のスタンダードでは、サイドボードの一角を占めるに留まっていました。
しかし、無色のPWをメインに使用したデッキが徐々に活躍し始めています。
今回は、《ウルザの後継、カーン》をメインに据えた二つのデッキを紹介します。
青黒アンティキティー戦争+カーン
クリーチャー:7枚
1《害悪の機械巨人》
4《艱苦の伝令》
2《歩行バリスタ》
呪文:33枚
3《致命的な一押し》
4《探検の地図》
4《予言のプリズム》
4《トー君》
4《トークン》
4《金属の叱責》
3《ウルザの後継、カーン》
4《アンテキティー戦争》
2《策謀家テゼレット》
土地:21枚
4《異臭の池》
4《水没した地下墓地》
4《産業の塔》
2《発明博覧会》
4《沼》
3《島》
サイドボード:15枚
2《否認》
2《禁制品の黒幕》
2《喪心》
2《橋上の戦い》
2《黄金の死》
2《ファイレクシア教典》
2《沈黙の墓石》
1《ギックスの信奉者、ローナ》
本日配信。— Kenta Harane (@jsp_magic) 2018年5月8日
GP北京で4枚のアンティキティー戦争をゲットしたので、記念にアンティキティー戦争を回します。
【ニコ生(2018/05/08 19:00開始)】【MTG】原根 健太のわくわく!MO生活 #nicoch2594133 https://t.co/rtHxi4Pbuy pic.twitter.com/tmy0MKIVuv
J-スピードこと原根プロが一目で惚れ込んだというこのデッキ。GP上海での悲しい出来事をバネに、強力な動きを見せています。
この構成、何だか、既視感が・・・。
動画内にもありますが《アンティキティー戦争》からの60点クロックは理不尽の一言。
原根プロからは、ミスプレイしても勝てるデッキとのこと。
《策謀家テゼレット》は減らしてもよく、《ウルザの後継、カーン》は4枚必要だそうです(笑)
もう一つは、SCGにて猛威を振るったデッキです。
値段こそパワーな内容となっています。
白黒機体
クリーチャー:16枚
4《模範的な造り手》
4《悪意の騎士》
4《屑鉄場のたかり屋》
2《歩行バリスタ》
2《黎明をもたらす者ライラ》
呪文:20枚
3《致命的な一押し》
4《キランの真意号》
4《ベナリア史》
2《試練に臨むギデオン》
1《飛行機械による拘束》
2《排斥》
4《ウルザの後継、カーン》
土地:24枚
4《秘密の中庭》
4《孤立した礼拝堂》
4《イフニルの死界》
1《屍肉アサリの地》
1《シェフェトの砂丘》
7《平地》
3《沼》
サイドボード:15枚
2《強迫》
2《断片化》
2《宝物の地図》
2《大災厄》
2《黄金の死》
1《残骸の漂着》
2《賞罰の天使》
2《燻煙》
機体デッキは、常に環境存在していました。MTG史上に現れてから、常にです。マルドゥ機体が隆盛していましたが、今回紹介する機体デッキでは、赤が切られています。
元々、赤を採用する一番のメリットである《無許可の分解》です。しかし、ドミナリアでの火力呪文におけるルール変更によりPWにダメージを割り振れなくなったことで、弱体化しました。その結果、マナベースに負担をかけてまで3色にする理由が薄れています。
赤のカードを切り捨て、新たに採用されたのは白のカード群です。
《ウルザの後継、カーン》、《黎明をもたらす者ライラ》、《ベナリア史》と、ドミナリアの高額カードがこれでもかと積まれています
ドミナリアのトップレアの一角を占めている《ベナリア史》ですが、値段ほどの評価はありませんでした。
しかし、ついに居場所を見つけたようです。
《封じ込め》という強力な除去の存在は、《キランの真意号》の価値を押し上げました。
メインに4枚使用された《悪意の騎士》は、《封じ込め》にも、相手が使う《ベナリア史》にも強く振るまうことができ、メタゲームの移り変わりの妙を感じます。
もともと、機体というデッキは、多様な攻め手が強みでした。
このデッキのカーンは、かってのギデオンを思い起こさせます。もしかして、ライラはアヴァシンなのでしょうか?
追記
Hareruya COMBAT Vol.46にてその白黒機体が。
使用者は、MOCS予選を突破して勢いにのる津村プロです。
ゆーやんさんの青白コントロール相手に、多角的かつ粘り強い動きを遺憾なく発揮しています。
今回紹介したのは白黒機体ですが、赤単より粘り強く戦えるということで、赤黒機体も存在しています。
マルドゥ機体は、今後二種類に分化されていくのでしょうか。かっては、白単機体(エルドラージ使用)もありましたが、さらなる機体デッキの出現は?
《キランの真意号》を使用できる期間も、残り少なくなってきています。Core2019の発売と同時に、カラデッシュブロックとアモンケットブロックがスタンダート環境より姿を消します。それまでは、過去最大級(大変弱いブロックも含まれていますが)のカードプールによるメタゲームの移り変わりを楽しめそうです。
環境最強のデッキを解き明かすのは、一体誰なのでしょうか。ウィザーズは、複数解を望んでいますが?
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