で、連戦連敗だったわけです。
たす、けて・・・ |
前回のPPTQは3没!
いける!?
いけるぞ!?
……が、ダメ!
全然FNMダメ!
どのぐらいダメかというと、1ゲームもとれずに0-3して会場を後にするぐらいダメ!!!
FNM:1-2(アブザンカウンターカンパニー)
PPTQ:0-3(緑白カウンターカンパニー)
PPRQ:3-2ドロップ(緑白カウンターカンパニー)
なんなん、もう?
カウンターカンパニーは、《献身のドルイド》+《領治の侍臣》の無限マナコンボを、《集合した中隊》でサポートするデッキです。
最速3キルであり、サーチ手段も豊富。
また、基本のコンボは緑白2色ですが、《貴族の教主》と《極楽鳥》というMTG界屈指のマナクリーチャー(もちろんトップは《死儀礼のシャーマン》でしょう)有するため、多色化も優位です。
過去をたどれば、《メリーラポッド》や《サバイバル・デス》にいたる優秀なデッキで、ここ数年、モダンといえばこのデッキを使用しています。
それこそ、多種多様なカンパニーでっきがあり、アブザン/バント撤退/緑白/《異界の進化》型/ナヤと様々。
今回は、緑白カウンターカンパニーを軸に使用しました。
神決定戦で鮮烈なデビューを飾った、《聖遺の騎士》による土地破壊の要素を組み入れたデッキです。
最近では、MTGライターであるゆうやんさんを10年ぶりにPTの舞台に連れていきました。(その顛末を記した「俺とプロツアー:ゆうやんのアトランタ路地裏ブログより」は、本当によい記事です)
理論上よさげ――だと思っていました。
人間・トロン・青白コンに有利、スケープシフト・ストームに圧敗、その他はまあぼちぼち、というのが自分の考えでした。
が、負ける。思い返せば、このデッキを知り、感嘆し、使い続けてきましたが、あまりいい成績をおさめていない。
さて、どうしてなのだろう。
今回も、回していてしっくりこない。
残るPPTQは1回のみ。それが終われば、うきうきとスタンダードの世界に旅立ってしまうため、モダンに触れることはほとんどないでしょう(環境初陣戦→スタン神挑戦者決定戦→FAINALS予選、の予定)。
ラヴニカのギルド万歳。
だからこそ、このあたりで緑白カウンターカンパニーに対する考察を行っていこうと思います。
・マリガンが多い
まずは、これ。
もしかしたら、これに尽きるかもしれません。
初手キープできることが、本当にまれ。緑マナ土地+マナクリでキープできるはずなんだけど、なかなかそんな手札がこない。
マナクリーチャーは《貴族の教主》4枚+《極楽鳥》3枚+《献身のドルイド》4枚。この枚数は、ほぼ普遍でしょう。
問題は、土地です。《聖遺の騎士》絡みの無色土地が概ね6枚入ってきます。もともと、土地総数は22枚。そこに無色地形6枚と平地1枚が入るとなると、緑マナソースは15枚に。
これ。緑マナ15枚はかなりシビアです。
そして、緑マナがないと、何も出来ない。2ターン目に《領治の侍臣》を出すハンドはキープできない。
もう、マリガンのオンパレード。そこからでも捲れる地力はあるのですが、だったら最初からキープしていきたい。
・青白コンに勝てるわけではない。
《不屈の追跡者》や《薄暮見の徴募兵》、そして《集合する中隊》があれば、青白コンに勝てそう――と思っていましたが、そうでもないみたい。
青白はぶっちゃけきついですね。インスタント(カンパニーとコード)を大事にとっておくぐらいしか実際ないです。PWとアンビジョ無くて良い勝負です。— ゆうやん/Yuya Hosokawa (@yuyan_mtg) 2018年9月1日
当たり前ですが先手献身からの3tコンボが一番勝ちやすいです。打ち消し構えてきた場合はもちろんコードなどからそのターンには決めません。
トラッカーで手札貯める作戦だと負けるので、終末は割り切っていつもかなり展開してますwサイド後はバッパラとブッチャー抜いてディッチャ系とウーズとリボーカー入れてます。プランは同じで。献身に相手が対応→トラッカー聖遺にたまらず全除去→カンパニーで勝つのを目指した方が良いです。— ゆうやん/Yuya Hosokawa (@yuyan_mtg) 2018年9月1日
殴り値が低すぎて、PWを処理できない。
《天界の列柱》はなんとかなるけど、《悪斬の天使》や《黎明をもたらす者、ライラ》には対処が困難なため、結局殴り負ける。
辛い。
・人間相手に、強い?
結構5分5分な印象。
《聖遺の騎士》と《不屈の追跡者》でサイズ勝負! のはずが、《反射魔道士》で崩されたり、ブロッカーの数が足りなかったり。
コンボも多種多様なヘイトベアー達で結構防がれちゃいますしね。
・ホロウワン・ドレッジ・ジャンド・バーン・バントスピリットがきつい
少し除去られると、戦略が瓦解します。
《集団的蛮行》や《燃焼》なんて最悪ですね。
《聖遺の騎士》だけがブロッカーなため、ライフが致死圏になりやすいです。
スピリットの場合は、《流刑への道》があり、飛行クロックが全く止まらず、その上ライフ回復が困難となればねえ。
・トロンに強い?
これは、まあ、その通り。
逆にいうと、緑白カウンターカンパニーにすることで強いのはこれだけだと思います。
・糞ビートプランがない。
《ガヴォニーの居住区》がとれないため、マナクリや2/1が無駄になりやすいです。
凄く、無駄になりやすいです。《豊潤の声、シャライ》がいるとはいえ、なかなか能力が使えない。
ガヴォニー糞ビートはやっぱり便利です。
・コンボとアグロの切り替えが難しい。
緑白は、特にです。
というのも、アグロ戦略が弱いため、対戦中指針がたてづらいんです。
上記の糞ビートプランがあれば、そちらに舵をきりやすいんですよね。
結論
そんなわけで、ぱっとしない成績になるのも無理ないんじゃないかなと。
特に、マナベース関連は、大きな問題だと思います。
緑マナ18枚+平地+土地破壊3枚程度というのは、ありかも?
GP香港2018で、バントミッドレンジがそういうプランをとっていましたね。まあ、それはまたの機会に使用してみようかなと。
《不屈の追跡者》は楽しいけど、なんか違うねと。
次回、今シーズン最後のモダンPPTQは、アブザンカンパニーで行きたいと思います。
試してみたいのは、かっての無限頑強戦略。それも、アナフェンザ採用型。
アグロプランもとりやすくなって、いいんじゃないかなという、ふんわりした感じに戦おうかと。
あ、FNMで無限ライフのかえしに《精霊龍、ウギン》→無限《精神隷属器》で死亡したのは秘密です。
また、次回!?
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