武蔵・・・残念! |
MTG25周年記念PTでこの暑さの中さらに興奮冷めやらぬであろう今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はフィチャーマッチのあんまりにあんまりな進行に、視聴を途中で放り投げましたとさ。
なーに、この記事にもつらつら書きましたが、MTGはコンディション調整も大事!
だから、夜遅くなれば途中で観るのを止めたって・・・いいじゃない。
しかも、面白くないとくれば。
今回の放送――主にフィチャーマッチなのですが、放送中の試合が終わるまで、他の試合の開始を止める場面が多々ありました。
だから時間が押しちゃう。ドラフトがなく、いつもより回数の少ない14試合のはずなのに、時間が押しに押したのはフィチャーマッチでアホなやり方をしたせいでしょう。
チーム戦だからって、いちいち試合止める必要なんかまったくないと思います。それでは選手の集中力を削いでしまうだけでしょう。
それに、チーム戦術として、真ん中の席にリーダーを据えて、かつ早く助言役に回れるように素早いゲーム展開を期待できるデッキを持ってきてたらどうするんだろう?
そういう部分も含めて、チーム戦じゃない?
ウィザーズ、何時からPT放送やってんだ(笑)
だいたい、この3人構築形式ってチーム戦の意味ある?
さて閑話休題。愚痴はこのへんにしておきましょう。どうせ、PT総括でまた愚痴ります(笑)
今回は久々にモダンの大会に参加しました。
モダンというゲームは選択肢が無数にあるジャンケンのようなもの、極めて健全で無茶苦茶な環境です。
その中でも流行りすたりはあるわけでして。
まずは現在のモダン環境のおさらいをば。
モダンといえばMTG2。そう、チームサイゲームスが言ってました(幼児声)。通常のMTGとかけ離れた新世界のゲームへようこそ、それがMTG2です。
そのMTG2界隈(なんぞ?)にてPT前から注目を集めていたのが、みんな大好き《復讐蔦》と基本セット2019にて新加入した《縫い師への供給者》を組み合わせたブリッジヴァインです。今回のPTでは市川プロや滝村プロが使用していましたが、結局ホロウワンの後塵を拝することとなったようです。
ブリッジヴァインは気持ち悪い(誉め言葉)展開力を誇りますが、あくまで自分との勝負です。
運が良ければ多分ヒムこと《燃え立つ調査》を有するホロウワンは、「ジャンケンしようぜ、俺少し後だしするから勝てる確率が上だけどな!」という、お互いのゲーム展開を糞みそにすることが出来ます。
その点が上振れしやすい要因でしょう。
あとは直前に流行りすぎちゃったか。
アイアンワークスがモダンGPで頂点を極めていたこともあり、過剰な墓地対策に巻き込まれたのかもしれませんね。ディスカードすることにアドバンテージを得るホロウワンの方が墓地対策には耐性があります。
人間や青白コントロールその他もろもろ顕在なり。結局みんな好きなデッキを使ってるんでしょ(投げやり)
そんなこんなで久々のモダンです。
BMOオープン以来でしょうか。
PPTQに参加することも久しく絶えていましたが、他に目ぼしい大会もないため参加してみました。
エターナルウィークも不参加となったので、それほど気を張らず気軽な感じです。
第一、用件は別にあります。素晴らしい夜景とEDH用のカード屋巡りが今回の目的でした。
GP千葉もいかなかったしね。
いきなりPPTQに参加するのはお金をドブに捨てるようなもの。まずは腕試しとFNMに突撃しました。
アブザン、バント、緑白、4色――この色の符号は、つまり!?
そう、何時ものようにカンパニー、カウンターカンパニーでございます。
ラッパ型緑白カンパニー
クリーチャー:31枚
3《極楽鳥》
4《貴族の教主》
4《献身のドルイド》
4《領事の侍臣》
3《薄暮見の徴募兵》
1《歩行バリスタ》
4《聖遺の騎士》
2《民兵のラッパ手》
1《不屈の追跡者》
1《永遠の証人》
2《豊潤の声、シャライ》
呪文:10枚
4《召喚の調べ》
4《集合した中隊》
2《死後の一突き》
土地:割愛
M2019で新たに登場したいぶし銀、《民兵のラッパ手》を投入したアブザンカンパニーです。晴れる屋の25周年記念PTカバレージにて、モダンのデッキテクで紹介されています。ちょくちょく採用したリストがMOリーグにて5-0していますし、これは!?
……うん、弱い。
それが、素直な感想でした。
5C人間であれば、強いだろうなと。あのデッキは手数を増やせる《霊気の薬瓶》があり、そもそも各種クリーチャーが軽いこともあいまって有用に使えるのでしょう。それに、場に出た時点で一仕事終えるカードがほとんどですから。
それに対して、カウンターカンパニーはどうでしょう。マナクリが多数を占め、場に出た時点で仕事を終えるカードは僅かです。マナクリしかり、《聖遺の騎士》しかり、何かしらの手間がかかります。
アドバンテージを稼ぐのであれば《永遠の証人》や《不屈の追跡者》の方がはるかに優秀。コンボサーチとしても、パーツの一枚でもある《薄暮見の徴募兵》や直接場に出せる《召喚の調べ》、最強サーチカードである《集合した中隊》があります。
中途半端すぎるのです。
これをわざわざ採用する意義は、ない。
そう感じました。
最後の手札である《民兵のラッパ手》からコンボが繋がらず、結局負けたからではありません(笑)
もう一点――かってあれほど感動した緑白カンパニーですが、微妙な成績が続いています。
満を持して参加したGP京都でも惨敗を喫しています。
こんな時は、あれです。
かっての栄光にすがるべきです。
そう、GP神戸にて、もう少しでPTの扉に届きかけたあのデッキを。
困ったときのアブザンカンパニー
クリーチャー:30枚
4《極楽鳥》
3《貴族の教主》
2《臓物の予見者》
4《献身のドルイド》
4《領事の侍臣》
3《薄暮見の徴募兵》
1《歩行バリスタ》
4《台所の嫌がらせ》
3《永遠の証人》
2《豊潤な声、シャライ》
呪文:8枚
4《召喚の調べ》
4《集合した中隊》
土地:22枚
4《吹きさらしの荒野》
2《新緑の地下墓地》
1《白黒フェッチ》
2《寺院の庭》
1《草むした墓》
2《剃刀境の茂み》
1《花盛りの湿地》
1《地平線の梢》
4《森》
1《平地》
1《沼》
2《ガヴォニーの居住区》
サイドボード
4《不屈の追跡者》
3《潮の虚ろの漕ぎ手》
2《流刑への道》
2《死後の一突き》
2《漁る軟泥》
1《再利用の賢者》
1《クァーサルの群れ魔導士》
どっからでもコンボ決めちゃる。
そんな殺意あるリストに仕上げてみました。
無限マナ+無限頑強。
パーツのほとんどが何らかのコンボパーツ。
《聖遺の騎士》採用のデッキと比べるとトロンに対する耐性は明確に下がっています。
あとは人間相手の相性でしょうか。人間デッキの弱点である盤面に触り辛い点を突いた《聖遺の騎士》+《不屈の追跡者》によるサイズ差の勝利は不可能となっています。
正直、《翻弄する魔導士》の入った人間は苦手です。有利とは思えない。相手だけ妨害のあるビートですからね。世間一般には勝ちやすいとなってるのかな?
明確に勝ちやすくなったのはバーンです。
《台所の嫌がらせ》+《豊潤の声、シャライ》はいじめに近いでしょう。
予選7回戦+SE3回戦!
どうだ!
勝ち:人間・ホロウワン・ナヤカンパニー・
緑白カンパニー・マルドゥ・忘れた
負け:ストーム
5-1で下当たりからの6-1で2位通過。
あれ、予選抜けちゃった。
EDH用のパーツを探してから、江戸東京たてもの園で夕涼みと洒落こむ予定だったのに。
かわりと言ってはなんですが、予選のハイライトと洒落込みましょう。
予選ラウンド1戦目、対ナヤカンパニーで、無限マナロナスと無限頑強のぶつかりが発生して草。
引き分けですねーと伝えたのですが、相手が勝ち目があるからと続行→戦闘せず終了→こっちが無限マナ歩行バリスタ達成して勝ち。
おいおい。
無限マナ歩行バリスタ>無限頑強=無限マナシャライ>無限マナロナスです
無限マナシャライは攻撃時に無限マナロナスを突破します故。
あとは予選最終戦、下当たりのホロウワンが《献身のドルイド》コンボの止め方をミスってしまったので勝ち。
《献身のドルイド》が場にいる状態で、コンボを決めるため《召喚の調べ》(X=2)。解決前に除去ればいいのに、除去をうたず。そのまま無限マナが決まり、勝ち。
ごっちゃん。
無限マナからのガヴォニー×2同時起動を2ターン続けて勝ったりもしました。
アブザンカンパニーはガヴォニーくそビートが出来るからいいですね(コナミ感)
決勝トーナメント
準々決勝:エルフ
1ゲーム目:先手3キル
2ゲーム目:後手3キル
秒殺。エルフは4キルデッキ。カンパニーは3キルデッキ。お互い妨害要素が薄いため、順当にいけばこうなりますわな。
準決勝:ナヤバーン
1ゲーム目:無限頑強がライフ3、《裂け目の稲妻》待機
の返しでぎりぎり間に合う。
2ゲーム目:焼かれました。
3ゲーム目:《豊潤の声、シャライ》を対戦相手が処理
できず、直接火力が手札にたまっている間に
くそビートして勝ち。
あれ、決勝までいってもうたなぁ。
これは、いける、いけるで。
もろたで、工藤!
決勝戦:スケープシフト
……またお前か! GP神戸もGP京都も、わいをくそみそにしくさってからに!
今回は、今回こそは!?
1ゲーム目:4ターン目、雑に無限マナバリスタ
2ゲーム目:《臓物の予見者》、《領事の侍臣》、《潮の虚ろの漕ぎ手》(稲妻追放)、土地3枚(緑黒、森、平地)の盤面。お互い手札1枚。相手は土地6枚(ヴァラクートなし)フルタップでエンド。
こちらの手札は――うてない《召喚の調べ》と、《臓物の予見者》。ここで、漕ぎ手をさくって・・・。
《稲妻》を手札に戻すと、緑マナがなくコンボが決まらなければ、返しに除去されて崩される。
相手は手札1枚。ここは生贄占術せず!
トップは《領事の侍臣》。《臓物の予見者》と合わせて場に出しエンド。
返し、対戦相手は土地7枚が揃っての《風景の変容》→ライフが吹き飛び無事終了。
占術するべきだったのか。
するべきだったんだろうな。占術して勝負を決めなきゃいけなかったんだろうな。
3ゲーム目:トリマリから《破滅の刻》をうたれたりしながら《原始のタイタン》×2でおーばーきる。
結果、3没
スケープシフトとストームさんよぉ!
全然勝てないんだけど!
とはいえ、久々のモダンで久々に勝てたので満足。
勝った要因は《豊潤の声、シャライ》ですね(今さら)
無限頑強は――いらないかも。
やっぱり、オーバーキル感がありました。《台所の嫌がらせ》より《聖遺の騎士》でどついた方が早いかも。
ただ、ガヴォニービートは正義。
《廃墟の地》2+《幽霊街》2+《ガヴォニーの居住区》1ぐらいでいいのかな?
あとはサイドボードですね。
《死後の一突き》はお気に入り、とはいえ活躍したかといえば微妙です。
サイド後にカウンターを入れるべき?
というわけで、今回の教訓。
スケープシフト、滅ぶべし。
《民兵のラッパ手》はタイムラグが痛すぎる。
でした。
来週末も、モダンの大会に出ようかな?
暑さと台風次第(笑)
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