MTG展(後編)になります。
前編はこちら→MTG(前編)
ちなみに先に言っておきますと、このイベント、複数人で行った方が絶対楽しいです。
各々に各々のMTGの仕方や当時の状況を語り合うと、何時間あっても足りないと思います。
いってしまえば、ここにあるのはMTGの歴史の断片に過ぎません。
しかし、個人の記憶をちょいとくすぐると、たくさんの個人史が想起され、それがまた面白くさせてくれるってもんです。
ある人は、学生時代を。
ある人は、友人達とわきあい。
プロになろうと真剣に切磋琢磨し、今では引退していても。
MTGに触れたという事実は、消えないですから。
各々に各々のMTGの仕方や当時の状況を語り合うと、何時間あっても足りないと思います。
いってしまえば、ここにあるのはMTGの歴史の断片に過ぎません。
しかし、個人の記憶をちょいとくすぐると、たくさんの個人史が想起され、それがまた面白くさせてくれるってもんです。
ある人は、学生時代を。
ある人は、友人達とわきあい。
プロになろうと真剣に切磋琢磨し、今では引退していても。
MTGに触れたという事実は、消えないですから。
ニンジャ、オーニンジャ!
みんな、忍者は大好きだよね!
日本選手権の記事でも語りましたが、神河ブロックでメインアーティストの一人を務めた一徳先生には思い入れがあります。
大好きなエキスパンジョンであり、本格的にMTGを始めた時期として思い出深いです。
片田舎では、ほとんどMTGをやる機会が・・・。
ミラディンー神河まで、カードこそ本当に細々と買っていましたが、とくに大会も対戦する機会もなく。友達に無理やりつき合せたぐらい(今思えば、本当にごめん)。
一応、地元を離れるまでに、2回大会に出たことがありまして。
一つは、三重県は津市で行われたPTQ。インターネットなんて便利なものはなく、ぎゃざで探しました。
当時のフォーマットはエクステンデット。
ヤコブ・スレマーの黒単コントロールに憧れ、出ようと思った自分は、父親に手伝ってもらいFAXで通販をした記憶が。
確か購入したのは、《涙の雨》や《次元の狭間》だったでしょうか。正直、今思えば石斧をもって機関銃轟く戦場に出たようなもの。
もちろん、結果は惨敗。悔しかったのか、嬉しかったのか、その時の感情は――覚えていません。
わざわざ、遠い会場まで車を走らせてくれたり、通販をしてくれたりした親に感謝。
もう一つは、名古屋に旅行したついでに(まぁ、大会あると知っていたんでしょうね)参加者4人という小さな大会に出たこと。当時あった生活創庫だったでしょうか。
その中に輸入品の玩具のフロアがあり、ミラージュのパックを買った記憶が残っています。
今でも覚えていますが、引いたレアは《霧のドラゴン》。
今になって振り返ればひどいスペックなのですが、当時は高いと信じていました(カードヒーローだかの雑誌で、実際1200円でした)。
ちなみに、MTG初のレアは《臨機応変》と《象牙の塔》。
《凄腕の暗殺者》もあったかな?
それから、地元を離れ名古屋に出て、小さな地下のカードショップでMTGを少ない小遣いで楽しんで――楽しみすぎてしまい、そうして今に至るわけです。
思えば遠くに来たものですが、想像するにこれからもそう変わりなく、MTGを続けていくのでしょう。
これであなたもPTプレイヤー!
2つデッキが置いてあるので、手軽にプロプレイヤー気分が味わえます。
その隣では、複数のモニターを組み合わせたPT名シーンが。
写真に写っているシーンは、世界選手権2006年準々決勝の5本目です。
ドラゴンストームを使う三原選手は、手札と盤面ではマナが足りないにも関わらず、コンボをスタートさせ窮地に陥いってしまいます。
しかし、《撤廃》によるドローで、欠けていた、そして唯一のパーツをなんとトップデッキし、無事に《龍の嵐》を唱え、勝利を獲得するのです。
三原選手のあれ? というシーンは、まさに白眉です。
マッキーの奴何回見ても面白い。— ヤソ (@yaya3_) 2018年9月13日
他にも、《残酷な根本原理》トップ勝利や、《稲妻のらせん》を叩きつける場面、市川選手が《ゴルガリの魔除け》絡みの鮮やかなテクニックで勝利する場面が放送されていました。
サバイバルデス。
適者生存は悪いカード。
アジア選手権を2回制覇した森雅也選手には、しびれたものです。
当時の187クリーチャーをかき集め、5色ならではの柔軟かつ、多角的な動きをしていくこのデッキは、大好きでしたね。
こちらも大好き、ファイアーズ。
あとは悪名高きMOMAと、変態コンボデッキプロスブルームが飾られていました。
こうして飾ると、デッキは芸術品なんだなと、しみじみ。
その1枚1枚に、何らかの意図があるわけで、知の芸術品といえましょう。
この先は、写真厳禁の貴重な展示物の数々が。
実際に目にしていただければ幸いです。
《七福神ドラゴン》の実物を見る機会は、そう多くありません。GPでイベントの賞品として使われたりしますが、MTG展では、参加するだけで目にすることが出来ます。
昨日マジック展に行ったんだけどおじ達にゴブバンテージのリクルーターはどのくらい積むべきかみたいな話を聞いていたら(途中で女看取挟んでシャッフル出来るから基本的にデッキ内のゴブリン全部積み得らしい)一瞬で閉館時間になってしまって後半のイラストラインは流し見になってしまった。— Yuuki Ichikawa (@serra2020) 2018年9月14日
マジック展かなーり楽しめた。思い出のカードがありすぎていくらでも語れる。 pic.twitter.com/VmrQVkeErX— 渡辺雄也/Yuuya Watanabe (@nabe1218) 2018年9月13日
もらいもの。
— TomoharuSaito/トモハル (@TomoharuSaito) 2018年9月13日
おーい(笑)。
MTG展、本当によいものです。 中の人、毎日少しずつ修正したりしています。本当に、不眠不休のようなものです。プレビューカードも、毎日更新されています。 世界初の催しですが、これから各地で行ってもいいのではないでしょうか。 記憶を想起させる芸術品として、十分に耐えうると思います。 — TomoharuSaito/トモハル (@TomoharuSaito) 2018年9月13日転売屋が暴れたり、オペレーションの不手際があったりしましたが、MTG25周年に相応しいイベントだと思います。 貴重な、そして幸福な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。 これからも、MTGの未来に、幸多からんことを。 |
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