強いプレイヤーが勝つ方が好きだ。
とはいえ、完全実力ゲームといえば、将棋や囲碁、チェスになるわけで、その手の完全情報ゲームは格上のプレイヤーに絶対勝てないから厭だとなる。
負けるのが好きな人よりも、勝つ方が好きな人の方が圧倒的だろう。
適度なランダム性とコレクション要素と戦略性がMTGの好きな部分であり、長年続けてきた理由となる。
上の某遊〇王の漫画の一節はカードゲームのランダム性を非常によく表現しており、初心者でも強豪プレイヤーに勝つ可能性があるゲームなのだ。
とまぁ、どうでもいい前置きから、あまりにも更新してないため寄り道しながら脈絡なく話を続けようと思う。
テキストレスや運だけの春日はまた今度。ああ、でも、今回は若干運だけの春日に繋がっているのか。
新型コロナウィルス肺炎の影響は凄まじく、東京マラソンの一般参加を中止に追い込み、天皇誕生日の一般参賀は取りやめとなった。
不要不急は避けるべしという政府のお達し。
そして――2/24に予定されていたBIG MAGIC Open Vol.11が中止が決定した。
去年の台風に続き、2回目の延期。
BIG MAGIC Open (@BIGMAGICOPEN) 2019年10月9日 10/9という早い段階での決定――賞賛に値する。 中止の決定をこれだけ早く出せるのは、
どちらも致し方ない不測の事態とはいえ、BMの不運続きたるや。
大型新人が爆誕した嵐のGP香港も凄かったが、MF名古屋2020も最悪の開催時期となってしまった。 今回の大会会場は、
横浜界隈は大変だからね、しょうがないね(なお町田)。
旧正月の対応が全てだった感あるけど、元をただせば中国だし、クルーズ船は概ね英国のせいだね、そういえば船上は日本じゃないね。
文字通り、今シーズン世界最高峰のトーナメントとなった世界選手権2019。
強豪豪傑揃いの中、優勝は練達の士、パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサ選手の頭上に輝くこととなった。
勝者ブランケットの最後の勝者――やっぱり敗者ブランケットいらなくない?
【青白コントロール――PV】
クリーチャー:2枚
1《太陽の恵みの執政官》
1《夢さらい》
呪文:33枚
4《海の神のお告げ》
3《ドビンの拒否権》
3《メレティス誕生》
4《吸収》
4《時を解す者、テフェリー》
3《意味の渇望》
2《覆いを割く者、ナーセット》
2《払拭の光》
2《神秘の論争》
3《空の粉砕》
3《エルズペス、死に打ち勝つ》
土地:25枚
4《神聖なる泉》
4《啓蒙の神殿》
3《アーデンベイル城》
1《ヴァントレス城》
2《寓話の小道》
1《廃墟の地》
7《島》
3《平地》
サイドボード
4《霊気の疾風》
2《紺碧のドレイク》
1《ドビンの拒否権》
1《ガラスの棺》
2《神秘の論争》
1《覆いを割く者、ナーセット》
2《太陽の恵みの執政官》
2《終局の始まり》
賞金総額10万ドル、優勝賞金3万ドルというMTG史上最大級の賞金をかけた世界選手権2019がハワイで粛々と進行中。 - マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) February 16, 2020 今シーズンの総決算、出場するだけでも名誉なトーナメントはベスト4まで決定。PV、マルシオ、ナシフ、セスマンフィールドと世界屈指の強豪プレイヤーが熾烈なトーナメントを勝ち抜いている。
賞金総額10万ドル、優勝賞金3万ドルというMTG史上最大級の賞金をかけた世界選手権2019がハワイで粛々と進行中。
今シーズンの総決算、出場するだけでも名誉なトーナメントはベスト4まで決定。PV、マルシオ、ナシフ、セスマンフィールドと世界屈指の強豪プレイヤーが熾烈なトーナメントを勝ち抜いている。
いやトーナメントがわかんねーよ!
日本の常滑(名古屋)、ヨーロッパのブリュッセル、そして米国のフェニックスで行われたPT+GP3連戦が終了した。
現時点でのパイオニア環境の総決算がなされたと言えるだろう。
メタゲームは回っていたが、2強といえるデッキが明らかになった。
青黒インバーターとロータスコンボの2大コンボデッキだ。
PT名古屋優勝:バントスピリット
GP名古屋優勝:赤青ウィザード
PTブリュッセル優勝:スゥルタイ昂揚
GPブリュッセル優勝:青黒インバーター
PTフェニックス優勝:青黒インバーター
GPフェニックス優勝:赤単エルドラージ
ざっと優勝デッキを並べると、バラエティ豊かなメンツといえる。さらにデータを集めるために、GP/PTのベスト8入賞者数を調べてみよう。
PTになると、ドラフトラウンドの成績も反映される。とはいえ、世界の強者が選んだデッキなのだ、分析する価値はあるだろう。
PTベスト8入賞者数
青黒インバーター:7名
ロータスコンボ:3名
GPベスト8入賞者数
青黒インバーター:6名(GPフェニックスで5名入賞)
ロータスコンボ:0名
……一強かな?(すっとぼけ)
PT名古屋2020は原根プロの優勝で幕を閉じた。
日本最強メンバーで挑んだワールドマジックカップに日本選手権とその戦歴の枚挙に暇がない日本トップ選手であり――ウィザーズの朝令暮改による競技シーンの変遷に振り回されたプレイヤーの一人だろう。
晴れる屋プロズの契約を更新せずノンスポンサードとなったり、調整チームであったチーム武蔵の瓦解等々、様々な困難を乗り越えての優勝となった。
noteを読むに、本当に波乱万丈である。その筆力――正確な分析と読む者を惹きつける文章は本当に凄い。映えるというのはこういうことだろう。
MTGのトッププロに欠かせない条件は、言語力だ。正確な発信力は強みである。
逆に、それがないと配信であれ文章であれ一気に陳腐化する。日本最高人気のプレイヤーの配信が面白いのは、その言語能力が極めて高いからだ。
どっかの管理人の配信がつまらなかったのも同じ理由になる。語彙力が乏しいのか全く根拠がなく、ただ感想を述べているだけで視聴する意味合いが乏しい――端的にいうと、糞。
冷静に考えて辛いをひたすら連呼していたが、どういう理由で辛いのかさっぱりわからず、冷静に考えてやっぱり糞。
自分で回し始めたデッキを弱いと言い続けたのもやっぱり糞。《夢さらい》が弱いと言えるプレイヤーは違うのだろう。
話が逸れた。シルバープロ達成時もそうだが、原根プロの主人公力は際立っているといえる。
チーム武蔵も、日本トップと呼べる調整チームとして名実ともに再君臨だろう。瓦解寸前からの復活は、それだけでドラマが作れる程だ。余談だが、チームで調整するならチーム武蔵のやり方は参考になる。市川プロ/八十岡プロ/行弘プロの配信を見ると、より楽しい。
同様に今回爆死した曲者の内情がよくわからなくて、ちょっと寂しい。カンパニー話でわかったのは、チーム勝率が良かったとしても、それはバイアスがかかってるから信用に値するかどうかはわからないというのは目から鱗な話だった。
高尾プロがこっそり噛みつかれててビビる。チームの一員なんだけど……じゃれあいと真剣勝負の区分は大事。
文脈を読む――その背景を噛み砕き、理解するのって難しい……。
文脈……?
ブラックロータスというカードが存在する。
MTG黎明期に存在したパワー9の一角で、MTGコレクターならば一度は手に入れたいカードだろう。
値段が値段なので、米国株がこのまま跳ね上がったり(MSFT頼むー)このブログがクッソPVが上昇してがっぽがっぽしたりがちでヨガ講師の資格でもとって副業に勤しまなければ手に取ることも難しいカードだ。
DMに登場したのも記憶に新しく、ほぼ《睡蓮の花》だったりするが、高額カードとして扱われている。
【MTG】
そんなカードが売れて買われて誤って謝った話だ。
GP名古屋2020が終わり約1週間が経過した。
無事所見なく経過し、仕事も落ち着いたのでそろそろ参戦レポートをまとめていこうと思う。
パイオニアで行われたGP、使用デッキは5C二ヴ。
あの、後に盛大な負け組と称されたミッドレンジ界最強(当時)のデッキである。
MF名古屋が終了した。
今回から新規仕切り直しで開催されるPT名古屋はバントスピリットを操る原根プロが優勝を遂げた。
コロナウィルスの猛威の中、1700名以上が参加したGP名古屋にPT名古屋。
MPLメンバーとチーム武蔵強すぎ問題である。
原根プロは悲願の戴冠――若干意味合いが変わってしまったが、PTはPTで、優勝は優勝なのだ。