2019年12月13日金曜日

MCⅦ優勝はPiotr Głogowski、舞台は世界選手権へ:1/9更新

オーコ亡きスタンダードの覇者はジャンドサクリファイス――MCⅦの王冠は、カニスターことPiotr Głogowski選手が手にしました。








MPLリーグ勝ち抜けにより2日目から出場し、1マッチも落とさない驚異の成績で決勝まで勝ち上がったカニスター選手。

決勝戦の相手は、ルーザートーナメントを勝ち上がったブラッドネルソン選手となりました。

MCⅦ王者をかけた最終決戦――そして、もう一つ。


世界選手権最後の出場枠をかけた戦いとなりました。

勝者は全てを獲得し、敗者は失う――無慈悲で無情な、そして栄光の一勝だったといえるでしょう。


最終日――決勝戦までもつれた最後の一枠は、カニスター選手が完全優勝にて獲得。

これにて世界選手権出場者の顔ぶれが決定と相成りました。

MPL上位陣含め、錚々たるMTGプレイヤーが顔を揃えました。

そう、MTGプレイヤーです。

また、今大会の結果をうけて来期のMPLメンバーも確定しました。

八十岡プロ、行弘プロ、佐藤プロの行方や如何に。









今回のMC、日本人プレイヤーは総討ち死という結果だったといえるでしょう。



初日勢は全員初日落ち。

二日目から登場した八十岡プロも、ど派手なフューチャーマッチ後は敢え無く敗北と、結果は振るいませんでした。

MC7開幕、日本人プロの選択――行弘プロと八十岡プロはまさかの5色創案!

マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) 2019年12月5日 - マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) 2019年11月29日 - MTGアリーナ日本公式 (@MTGArenaJP) 2019年12月3日 実況解説には原根プロと市川プロというMTG界隈屈指の弁達者が選ばれている。 MTGアリーナで行われる当イベントは、大会開始前に全参加者のデッキが公開されている。

八十岡プロが配信でも言っていましたが、運動してアリーナだけやって寝るという生活を送っている人間がほぼ皆無なので、多分無理無理。


まず、アリーナの戦績が違いすぎますし、今回優勝したカニスター選手はMOも長時間やってるMTG廃人。

専業の強みですが、専業になるにはMTGの成績とウィザーズのお気に入りになる必要があり、そのためには専業になる必要があるわけで、やはり無職が板?














行弘プロ、佐藤プロ、八十岡プロは来季のMPL残留が確定。

色々と物議を醸しているチャレンジャーリーグには、現状日本人プレイヤーの姿はありません。

テーブルトップ軽視、アリーナ重視がウィザーズの姿勢なわけで、それはMPLに関して言えば顕著。

アリーナMCの招待枠で少し活躍するとチャンレジャーリーグ当確というのは、全7回のMC大会の意味合いに疑問があります。しかし、それはそれ、ウィザーズは最高の企業なので深遠たる考えがあるのでしょう。

MPLリーグ創設時にやっぱり物議を醸した他ゲームからの招待枠や某GP勝率50%のプレイヤーは概ね沈没しチャレンジャーリーグにまわっています。

強いプレイヤーが勝つのが、MTGということで、その点に関してのゲーム性はまだ保たれているのかなと。

MPLに関して言えば、今年の試み――リーグ配信は視聴者数的には失敗の部類なため、今後の方針に注目です。

プロプレイヤーの囲い込みというよりも、アリーナの広告塔としての立ち位置が強いMPL。

プロプレイヤーがMPLを目指すには、正直ハードルの高い――インビテーショナル枠の恩恵が強すぎて、自力での関門突破が馬鹿げた事案になっていますが、今後も同じ方針なのかなと。

1年でMPLプレイヤー→チャレンジャーリーグプレイヤーへと、一旦段階を置くのは良い試みといえるでしょう。

八十岡プロでいえば、今年は4桁の報酬とのこと。頑張れば生涯年収を越えられるかも?


気になったのが、覚前プロの発言。

結局、アリーナMCって、参加人数が少ない分、濃縮された強いプレイヤーしかいないので、弱いデッキ持ち込んだら死ぬよって、それ当たり前やんって話。

今回のMCは観ていて久々に楽しいトーナメントでした。

《王冠泥棒、オーコ》の禁止は本当に正しかった。

もし《死者の原野》と一緒に禁止になっていれば、スタン人口はまだ維持されていただろうか――否、でしょう。

テーブルトップに関して言えば、高額カードが短い期間で禁止されたら悲しいよね。

5000円/枚で勝ったからね。

【ジャンドサクリファイス――カニスター選手】

クリーチャー:23枚
4《大釜の使い魔》
4《金のガチョウ》
4《波乱の悪魔》
2《残忍な騎士》
2《打ち壊すブロントドン》
2《フェイに呪われた王、コルヴォルド》
2《虐殺少女》
3《豆の木の巨人》

呪文:12枚
4《魔女のかまど》
4《パンくずの道標》
4《戦争の犠牲》

土地:25枚
4《血の墓所》
4《草むした墓》
4《踏み鳴らされる地》
3《寓話の小道》
2《ロークスワイン城》
5《森》
2《沼》
1《山》

サイドボード
4《強迫》
3《恋煩いの野獣》
1《残忍な騎士》
1《打ち壊すブロントドン》
2《不死の騎士》
2《意地悪な狼》
1《フェイに呪われた王、コルヴォルド》
1《虐殺少女》

MC唯一の《戦争の犠牲》4枚入りのジャンドサクリファイス。

使用者の割に成績が振るわなかったサクリファイス系。

今回の優勝の要因は、単純にエモート王ことカニスター選手が強すぎるという一点なのかもしれません。

さすが《クラーク族の鉄工場》を愛する男、こういうガチャガチャ系統デッキを使わせると世界でも右に出る者はいない様子。

『このデッキを最初に組んだのは僕だけど僕はさきがけをしただけでこの方がきちんと理解して組み上げた結果だから僕は全然何もすごくないです。だから僕はとくになにもいいません。〇〇〇〇デッキが世界獲った!!! さあみんな叩いてね!』(意訳)

『〇〇〇〇ノート1500円の価値ない勢のみなさん。僕のデッキ1000万とりましたね。現場からは以上ですキリッ』(意訳)

そういう情報商材界隈からの声もあったので、念のためデッキを見比べてみましょう。

見比べてもあまり意味はないですが……。

【某ジャンドサクリファイス――GP初日落ち

クリーチャー:20枚
4《金のガチョウ》
4《大釜の使い魔》
3《楽園のドルイド》
4《波乱の悪魔》
2《残忍な騎士》
3《意地悪な狼》

呪文:18枚
4《魔女のかまど》
4《むかしむかし》
4《害悪な掌握》
4《パンくずの道標》
2《ゴルガリの女王、ヴラスカ》

土地:22枚
4《草むした墓》
4《踏み鳴らされる地》
4《血の墓所》
2《寓話の小道》
1《ロークスワイン城》
4《森》
2《沼》
1《山》

サイドボード
2《残忍な騎士》
2《打ち壊すブロントドン》
2《夏の帳》
4《アングラスの暴力》
2《軍団の最期》
2《炎の職工、チャンドラ》
1《戦慄衆の将軍、リリアナ》

別にさきがけじゃないし《王冠泥棒、オーコ》最強の環境と今の環境を比べるって大丈夫かって話だし、当時のサクリファイス系最強はスゥルタイサクリファイスだよね(オーコが強い)って感じだし、上のリスト今観ても弱そうで本当に最強なんだろうか感。

カニスターのリストだと……結局、《王冠泥棒、オーコ》にいかれるか。《夏の帳》がサイドに鎮座して、メインに《霊気の疾風》4枚環境だし。

パイオニア・モダン・レガシーと、どの環境においても禁止は何時なのだろうかと恐懼する、神ジェイスを越えた最強PW――それを使わないのは理に反する。《金のガチョウ》は問題ではない。

《王冠泥棒、オーコ》がぶっ壊れたカードなのだ。

もしサクリファイスデッキで当時勝てたプレイヤーは誇っていい。

もしフードデッキを使えば、さらなる勝利を獲得できただろう。

こういうのって、一回顧客にしてしまえば、その顧客だけを相手にすればいいので、典型的な情弱相手の商売方法である。

せっかくネットの端末に繋がっているのに、主体的に調べようとうしないい人間っていうのはどこにでもいるわけで、そういう情弱を相手に商いをやるなら、突っ張るのが正解なのだろう。

・環境が全く違う

・リストも全く違う

・初日落ち

・さきがけじゃない

これだけあっても、すげーと感心する無知な人間はいるわけで、知らなければ誤りも正解もないのだから、非常に残念だけどそういう人なのだろう。

ある意味、リトマス試験紙的な存在といえる。もし引っかかった情弱プレイヤーは、これを機会に詐欺の注意点に目を通した方がいいかもしれない。

この件に関して言えば、提灯記事を書いた公式はさっさと取り下げた方がよかったように思うよ。

片棒やん。



『日本一のホストを目指す』、『ポーカーはFNM3-0レベル』、『勝てる屋』等々、逸話に尽きない人物だが、某ユーチューバー社長も、ダブル池に情報流出セラ屋に、正直付き合う人間の精査が必要だろう。

そもそも〇れる屋自体が人材不足で崩壊寸前……ゴホゴホ。

おや、こんなところに緩衝材が。

【シミックフラッシュ――Brad Nelson】

クリーチャー:15枚
3《楽園のドルイド》
2《厚かましい借り手》
2《ハイドロイド混成体》
4《エリマキ神秘家》
4《夜群れの伏兵》

呪文:19枚
4《成長のらせん》
3《火消し》
2《霊気の疾風》
1《否認》
3《悪意ある妨害》
2《神秘の論争》
4《世界を揺るがす者、ニッサ》

土地:26枚
4《繁殖池》
4《神秘の神殿》
2《寓話の小道》
2《ヴァントレス城》
7《森》
7《島》

サイドボード
2《魔術遠眼鏡》
1《霊気の疾風》
1《ケンリスの変身》
1《否認》
4《恋煩いの野獣》
2《神秘の論争》
1《押し潰す梢》
1《ハイドロイド混成体》
2《薬術師の眼識》

今回のMC――《王冠泥棒、オーコ》・《むかしむかし》・《夏の帳》禁止後の環境が面白かったのは、多種多様なデッキが存在したからだろう。

サクリファイスとファイアーズの2強という戦前の評価は一変。

MC時点で、それまで環境になかった新しいデッキが生まれているのだ。


これほどデッキの練りがいのある環境は久しいのかもしれない。

シミックフードとスゥルタイフードで迷っていた時代は、ほんま糞。




デッキ公開時点で注目を集めていたのがシミックフラッシュである。

上のツィートにもあるように、世界最強級の化け物プレイヤー3人が使用し、全員ベスト8という凄まじい結果を叩き出した。

その白眉は、《塩水の殺し屋》等の単体では弱めなカードを排し、《世界を揺るがす者、ニッサ》と《ハイドロイド混成体》によるフィニッシュブローを搭載した点だろう。

ニッサほんまに強い。

そして、《世界を揺るがす者、ニッサ》の早期着陸のために、《楽園のドルイド》と《成長のらせん》を搭載している点も面白い。

ミッドレンジ戦略もとりながら、フラッシュデッキ最強の《エリマキ神秘家》と《夜群れの伏兵》の2段構えが3ターン目から可能となっている。

デッキ構築力とプレイング技術の両方が最高峰なら、そら勝つわなと。


カニスター選手のデッキに一目ぼれする程度の嗅覚はあったけど、自分の成績はゴミだったのでそこは技量不足です(キリ)。

今期のPTQに2回出たり紅葉狩りな話

PTQ――PTの店舗予選に参加した話である。 GPのbye制度の凍結が発表されたため、いわゆる競技レベルのトーナメントに出る意味合いはかなり薄れてしまった。 わざわざ高い参加費を払ってトーナメントに出るには、見返りが少ない。《電結の荒廃者》は上位32名だし、価値はダダ下がりだし、最後までいるのも面倒くさい(ゴホゴホ)。 ...

近年有数の面白さだったMCⅦ――日本語版配信も面白いため是非ご視聴あれ。

解説スタンスにもよるだろうし好みもあるが、原根プロと市川プロの解説は日本最高峰だと考えている。

その点は、プレイヤーに対する敬意と有無だろう。

敬意がなければどうしても上から目線になるし、敬意があれば丁寧になる。

日本人プロの他の解説者としては、津村プロと井川プロも好み。

さて、スタン環境は大詰め――年末のラストサンandファイナルズを残すばかりで、もはや筆者には関係のない話だ。

しかし、MTGの時代のうねりは止まらない。

世界選手権、MF名古屋2020――そして、あのPWの帰還。


母親となったエルズペスがどのような活躍を行うのだろうか。

MTG史上類をみない不幸なPW。

せめて今回こそは――槍に油ついてない?

あれ、エルズペスってニューファイレクシアを訪れたことあるけど、まさか……?

とりあえずヘリかすはやっちゃおうね^^



今ならアリーナでパワー9が体験できるぞ!

アショクデッキが強すぎて、選択すると全くマッチングしないの草。

エルズペスVSアショクの対戦になるのだけれど、人数の偏りが凄いのか、3~5分の待ち時間が発生している。

エルズペスを選ぶとすぐにマッチングするのでそういうことだろう。

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