MTG界隈は話題が豊富で、近日にもパウパー界隈が炎上したり福袋詐欺からのオリパ大明神だったりバベル650万円だったりとすげぇな今年はどうなってんだ?
個人的には、渡辺雄也氏のBANが最も大きな出来事だった。
オーコもホガークも今年のことだと思うと、MTGは本当に変わったんだなぁとシミジミする。
相変わらず鳴かず飛ばずな成績で、全GP初日落ち、特に目ぼしい勝ち星もない弱小プレイヤーであるので、来年もネタを拾ったりたまに勝った時に記事にしたりしていると思う。
仕事ほんま糞やと思いながらやっている現状、もはやFNMに出れるだけが利点なため、さっさとセミリタイア出来ればいいが、そんな収入は夢のまた夢なのできちんとお金は貯めていきたいなと思う所存。
《夏の帳》×2と《死者の原野》×2はFoilです |
おいおい、こいつらも貴重な日本銀行券だったんだが?
山行ってヨガ行ってぼちぼちMTGやっていればそれなりに幸せではあるので、案外に幸福な世界というものは、今の在り様なのかもしれない。
今はこの数倍に大きく |
毎週1回以上ヨガやって、2回ぐらいMTGやって、ぼちぼちブログ更新してお菓子食って筋トレやってランニングやってコーラ飲めばええやろ!
というわけで、唐突に始まる京都の話。
夜行バスでの日帰りツアーという、過酷な旅路である。
やってみたらきつかったし、最終的にえぐいことになってしまった。
そもそも、家族間トラブルの延長が京都行の根底にあるわけであり、人間皆仲良しとはいかないものである。
辛み。
京都6時着。
7時間半の旅路、あまり眠れず。
前の奴は全開で席を下げて、そのままどっかで降りてやがるし、三列席でも狭いし人気日なためあんまり安くないし、夜行バスはしばらく使わねぇぞという決意を固める。
三千円追加すれば、快適かつ短時間――名古屋+45分だっけ?――で京都に行けるのだ。
差し引き6千円程度お得ではあったが、それだけの価値があったかどうかは……。
美味い飯を食べようの図。
京都駅直通の高そうなホテルのバイキング――目の前でオムレツを焼いてくれて、美味也。
せっかく交通費をケチったのだ。
どこかで還元するべきだろう。
京都といえば当然の伏見稲荷。
神社の中では、最も好きだ。
最も好きだが、思いっきり眠気に襲われていた。
歩きながら何度も寝たし、少し冷えるがベンチでも寝てたし、寝てたら指名手配中の猿が近づいてきていてビビる。
張り紙だと凶暴そうだったが、案外大人しかった。
眠いのねん。よく転ばなかったな。
今回、観光のメインは嵐山。
天龍寺だったり、竹林の道だったりである。
十数年ぶりの来訪だったが、満足だった。寺の庭は、ずっと見てられる。龍の天井絵は観られなかったが、庭だけでも十分な見所だ。
寒いと聞いていて防寒の準備はしっかりしていたが、そんなに寒くもなく。伏見稲荷の時点で町田に毛が生えた程度の寒さだったので、たまたま暖かい日だったのだろう。
……いくら盆地とはいえ、山よりは暖かいだろうから、防寒やりすぎだったか。
モンベルのインナーは暖かい――というか、街だと暑い。
食い倒れ感。551の肉まんも崎陽軒に負けじとうめぇな!
いやぁ、町田民としては、崎陽軒ってこう、神奈川感がするけど、関東の中華といえば崎陽軒みたいな?
八坂神社近くにある老舗のビーフシチュー専門店にて、タンシチューを食す。
2度程行ったことのあるお店であり、大量のタンに、至福。
来年には閉店するそうで、久々に堪能出来てよかった。
これが自分にとっての最後の味わいなのだろうと思うと、たまたま通りがかって何の気なしに入ったとはいえ、運命じみたものを感じる。
夜行バスまであまりにも時間があったため、夜の八坂神社に行ったり京都駅のライトアップをみたりスーパー温泉に行ったりして過ごす。
過度な時間も考えもので(10時半京都発)、最終的には暇になってしまった。
帰りの夜行バスは、疲れていたせいか、よく眠れた。トイレ休憩でもほとんど起きなかったぐらいに、よく眠れた。
そして、事件は起きる。
携帯電話を、バス内に忘れる。
現在社会における携帯電話の役割は凄まじく、なくした瞬間に。
連絡先の消失(友人知人はおろか、両親妹の家族含む)。
固定電話など家になく、連絡手段の消失。
目覚ましがない。
実家に帰ろうにも連絡手段がない。
仕事場ヤバス。
LINEって、便利。
とまぁ、色々あって大変なことに。
家にはネットがあるわけで、夜行バスの緊急先に連絡したが繋がらず。
ちなみに、連絡手段は久々の公衆電話である。
まず、公衆電話というものが存在しない。場所を探すだけで一苦労で、最初に見つけた公衆電話は毀れていた。
夜行バスでの落とし物というと、携帯電話はお馴染みの品物、ネットの海にも多数の体験談が乗っていたが、中には宅配のみという恐ろしい文面も。
この年末年始を控えた今日この頃、そんなことになったら大変なことになる。
夜行バスの会社が開く時間を狙って――疲れて寝たのだが、家の目覚まし時計は故障していたため、腕時計のアラームという心もとない手段――公衆電話で連絡。
幼稚園の園児が多数遊ぶ公園の中で、公衆電話をかける紙オタク。
やばい光景である。警察に連絡がいってもおかしくない案件のようにも思えたが、特にそういうこともなかったので問題ないはずだ。
無事会社に連絡がつき、携帯もすぐに見つかり、営業支店で渡してもらうことになったのだが、そこまで行くにも一苦労。
携帯のない今、グーグルマップもバス―電車の連絡も調べる手段はないのだ。
メモを駆使して場所を探すという、方向音痴にとっての難関が始まり、携帯の偉大さをさらに噛みしめることしきり。
営業支店では、もう一人携帯を受け取っている女性がいて、失せモノとしてはメジャーなのだなぁとシミジミ。
手に戻ってきた携帯――この小さな電子機器に、膨大な情報がつまっているのだと思うと、人が機械に操られる時代はもうやってきているのではと思わなくもない。
今年は新幹線で乗り過ごしたし、夜行バスで携帯を忘れるしと、本当にするやつ少ないだろうという些細で大きなミスを犯した年となった。
命にかかわるようなミスはしていないが、趣味上危ういところにも行ってはいるので、気を引き締めて名古屋MFに行こうと思う。
では、また来年。
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