2019年6月27日木曜日

モダンホライゾンのフルアートカードに関する怖い話

色々と凄かったヴァインホライゾンことモダンホライゾン。




何を考えてこのセットを投入したん?

モダンフォーマットは無事に完全破壊され、ニコニコ2.5KILL環境になってしまいエルドラージの冬以来のクールな環境ではあるが、その件に関してはまたの機会(GPダラス以降)に残しておき、今回はパックの中身に注目である。

今さらリストを見るわけではない。基本セット2020にモダンホライゾンと、気がつけばプレビュー期間が終了し時代の流れの速さを噛みしめているところだ。

今セットでは、これまでなかったコレクション要素が二つ用意されていた。

1つは、Foilトークンカードの封入。

もう一つが――イラストコレクションの封入である。

全54枚のフルアートカードである。









1パックに1枚のフルアート。まるで昔のカードダス――よりも、アマダ発行のカードを思い起こさせる簡素なデザインである。そのリストは既に公開されている。

1:《凍て虫》
2:《明日の見張り》
3:《全可能性の究明》
4:《バザールの交易魔道士》
5:《慈悲深きセラ》
6:《レンと六番》
7:《終異種》
8:《イボ眼の魔女》
9:《混沌の辛苦》
10:《熊の女王、アイユーラ》
11:《イーオスのレインジャー長》
12:《ザルファーのおとり》
13:《最高工匠卿、ウルザ》
14:《スランの医師、ヨーグモス》
15:《梅澤の魔除け》
16:《ウェザーライトの艦長、シッセイ》
17:《ゴブリンの女看守》
18:《パシャリク・モンス》
19:《煙の覆い》
20:《喉追い》
21:《巧妙な潜入者》
22:《新月の忍者》
23:《限りないもの、モロフォン》
24:《長槍スリヴァー》
25《持久スリヴァー》
26:《初祖スリヴァーに選ばれしもの》
27:《屑肉スリヴァー》
28:《魂寄せ》
29:《絶望の力》
30:《叶えられた祈り》
31:《遺棄の風》
32:《常在夢境》
33:《精神の掻き寄せ》
34:《永劫のこだま》
35:《聖なる顔》
36:《儚い存在》
37:《貪欲な巨人》
38:《多角ミノタウルス》
39:《小型マスティコア》
40:《ミラディン包囲戦》
41:《稲妻の骨精霊》
42:《甦る死滅都市、ホガーク》
43:《掘削するアヌーリッド》
44:《首無し死霊》
45:《疫病を仕組むもの》
46:《真理と正義の剣》
47:《筋腱と鋼鉄の剣》
48:《虹色の眺望》
49:《千本刀の壁》
50:《再建》
51:《無声開拓地》
52:《冠水樹林帯》
53:《アーカムの天測儀》
54:《モックス・タンタライト》


選択基準がよくわからない面子だが、今回は、このカードをコンプしたという話である。

パック封入で揃えたわけでもないし、メルカリで購入したわけでもない。

いつものカードショップでストレージボックスに1枚10円で突っ込まれていたため、軽い気持ちで集めようと思ったのだ。

ほんの軽い気持ち――それが、後々、あんなことになるなんていうお話である。

このフルアート、表面は1枚のイラストしかないが、背面に番号やカード名が一応振られている。

リストを見ていただけるとわかるが、若干主張に欠けるイラストもあり、表面だけを見て、ざっと揃えていくのは至難の業だ。

目の前には、ストレージに乱雑に入ったカード群である。そのため、親切設計な裏面――右端の数字を頼りに収集を開始した。


うん――イラストよりはましだが、やっぱり揃わない集まらない頭がパンクする。

カード名まで見ると、情報量が増え過ぎた。単純作業をするときは、なるべく余計な情報を削ぎ落すのが吉って刺身にタンポポを乗せる仕事人が言っていた。

適宜抜き出していたのだが、番号は覚えていられない。☆/54しか見ないようにしていたのだが、ある程度集まったところで何がないのかどんどん忘れてしまい、せっかくわけたのにこれダブりやんを繰り返し、よーわからんとなってしまった。

脳の情報処理が追い付かない。

電脳の海に繋がっているわけではないのだ。

脆弱な生体神経網は、54枚のカード群にギブアップである。

わかんねー

54枚を一気にやり始めたからわからないわけである。

となれば、さらに情報を絞っていく。

1/5――10枚毎に抜き出し始めた。1~10番までのカードの束をつくり、ないものをぽいぽい分け始める。それでも何を抜いたかわからなくなるし、ついつい他の数字に目がいってしまう。

そのため、次にとったのが、ストレージの束の入れ替えである。元の束がカオスだからわからないのだ! 

これを番号順にしてしまえば整理されてお店もいいしワイもいいし、winwinである。

というわけで、綺麗に並べてみる。

1~10/11~20/21~30以下略で順番に並べ始めた。

すると――カードが抜けている。

――あり?


抜けてるっていうか、このカード英語日本語あるやんけ!?

MTGは多言語で発売されているため当たり前といえば当たり前なのだが、この手のカードは英語限定だったような気分でやっており、右端の数字しか見ていなかったため気づくのが遅れるの図。

そもそも、ストレージに全部ないし。

英語少量の日本語30枚ぐらいだし、何なのこの無駄な時間。

もうやだ、辛いん


「まだまだいっぱいあるよー」

お店の素晴らしい計らいにより、2倍程度のストレージ(英日両方なため、最初に漁り始めたストレージの4倍の分量である)が届けられてしまう。

ありがたいが、げんなりする。

手も痛い。

眼もしばしばする。

とはいえ、出してくれたのでやるしかない。

そう、やるしかないのだ。

さらに束を10枚毎に鑑別分別→えっちらおっちら、日/英フルセットを完成させる。

合計1時間かけて2セット完成。

お買い上げは1080円

時間は大事である。

こういう整理、どうすればやりやすいのだろうか?

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