2019年6月26日水曜日

ミシックチャンピオンシップⅢ閉幕、優勝はシミックネクサス!

MTGアリーナ初のミシックチャンピオンシップⅢが閉幕。

MTGアリーナ初のミシックチャンピオンシップⅢ開催に向けて

ひどい😭 では滅びゆく我々一同はMPLの爆発四散解体を願って地獄より怨念を送ります😈😈😈 - Kenta Harane (@jsp_magic) 2019年6月14日 来年以降のこと、早く発表してくれんかな。流石に不誠実すぎる。 - Yoshihiko Ikawa (@WanderingOnes) 2019年6月18日 ...

アリーナ予選から頂点まで駆け抜けたマティアス・レヴェラット選手のシミックネクサスが優勝を果たしました。


シミックネクサス――当ブログ禁止推奨の《運命のきずな》と《荒野の再生》を中心に据えたデッキです。

《時を解す者、テフェリー》と《覆いを割く者、ナーセット》の存在により環境から否定されたと考えていましたが、エスパーの海を掻い潜り、相性不利な赤単アグロを粉砕して優勝となりました。

……エスパーというデッキは、ヒーロー型にしろフレンズ型にしろ安定した軽量のクロックが存在せず、勝負が決まるまで時間がかかります。そのため、シミックネクサスは苦手デッキです。会場の最大勢力がエスパーなのであれば、優勝も当然の結果なのでしょう。






ベスト4に目を転じれば、歴戦の古豪であるカイ・ブッティの名前があり、2日目には日本人プレイヤーが4人進出と、見どころのある大会でした。



基本セット2020のプレビュー期間で環境ド末期の誰も目もくれないスタンダードオンリーという誰得?なフォーマットだったり、その大部分が初日落ちした幅広い支持を集めると謳われた招待選手(笑)だったりしますが。







【シミックネクサス:ミシックⅢ優勝】

呪文:34枚
4 《選択》
4 《成長のらせん》
4 《根の罠》
3 《アズカンタの探索》
1 《一瞬》
1 《無神経な放逐》
2 《覆いを割く者、ナーセット》
4 《荒野の再生》
3 《薬術師の眼識》
3 《伝承の収集者、タミヨウ》
1 《世界を揺るがす者、ニッサ》
4 《運命のきずな》

土地:26枚
5 《森》
5 《島》
4 《繁殖池》
4 《内陸の湾港》
3 《爆発域》
3 《天才の記念像》
1 《総動員地区》
1 《シミックのギルド門》

サイドボード
4 《楽園のドルイド》
3 《否認》
2 《繁茂の絆》
2 《押し潰す梢》
3 《生体性軟泥》
1 《世界を揺るがす者、ニッサ》

リストはあまり言うこともなく、対戦すると不快な――ゴホゴホ。

生粋の青単使いであるオータムさんも使用しており、立ち位置としてはかなりよかったようです。

優勝しているため、悪いわけないのですが。

本大会、日本人プレイヤーは、MPLプレイヤー含め7名が参加しました。その中には、グリクシス動員という通好みなデッキを持ち込んだプレイヤーも!





























行弘プロ、八十岡プロの二名を食い破ったジャーマン・ドレッドノートことカイ・ブッティ。

カイ・ブッティ:ジャーマンジャガーノートの過去と現在

カイ・ブッティという名前を知っているでしょうか? このカードにも逸話が...。 最近始めたMTGプレイヤーは、その名前を聞いても首を傾げるに違いありません。 はて、一体その人はなんぞや? しかし ――古えの時代、そう、ドミナリア華やかりし時代、それはMTGプレイ...


古豪の活躍は嬉しい限りです。

――佐藤プロと山本プロは八十岡プロに食われてしまいました。潰し合いの辛さよ。

カイ・ブッティは招待選手の一人であり、さすがの一言――そう、招待選手。

16名の招待選手のうち、2日目進出は2人というお粗末な結果、そして両者とも殿堂プレイヤーというウィザーズの選出眼は本当にゴミです、ありがとうございました、社長室に行ってこい。

有象無象のストリーマー達は粉砕され、厳しい予選を勝ち抜いた猛者や、MPLという一応最高峰プレイヤーのかませ犬となってしまいました。


人気ストリーマーというふわっとした定義が大問題だったし、それはもう、現制度における様々なプロプレイヤーが指摘していたことです。

ミシックチャンピオンシップⅢの参加選手68名が謎の決定

アリーナで開催されるミシックチャンピオンシップⅢ。 賞金総額75000ドルと、次シーズンのMPLに必要とされているミシックポイントをかけて行われる大イベントである。 2019年6月10日 参加者はMPLプレイヤー32名とあのアリーナミシックチャンピオンシップ予選通過者16名と 招待選手20名という、極めて限られた人数しかいないイベントである。 世界選手権に繋ぐ役割もあり、テーブルトップMTGよりも高額な賞金がかけられている。


動画配信での人気獲得は様々――会話で好評を博す人もいれば、デッキ構築が独創的な人、純粋に強い人もいるでしょう。

言語の壁もあり、ツイッチというプラットフォームの性質上、英語圏に有利です。

人気というあやふやなバロメータで選んだプレイヤー陣(南米0、日本0)がただの踏み台にされるのも、当然の帰結といえるでしょう。

動画視聴者数はよかったようですが、その内容を吟味して――今一度、真剣勝負なのかプロモーションの場なのか、はっきりさせるべきでしょう。

プロモーションの場というならば――開催時期を考えるべきです。

基本セット2020発売直後にモダン構築/モダンホライゾンドラフトを実施するのは狂気の沙汰です。

そして、環境末期にスタンをやるのは、純粋に面白くありません。

そういえば、デゥオスタンやBO1は、何処に?

面白くないのでこのままなかったことにしてもらえると幸いです。


しかし、この有象無象なプレイヤー達がミシック・ポイントなる不思議なポイントを獲得する――現状の上位プレイヤーの獲得ポイントが消失し、そもそも真っ当な機会すらなかったわけで、やっぱり聳え立つ糞であります。

一応、次期MPL選出に関しては、ミシックチャンピオンシップへの出場を積み重ねないといけないわけで、こうやって機会を奪ってしまうと、真面目にグラインダーを行っていたプレイヤーが損をするだけなのです。




プロポイントの後継システムは発表されず。

これはやはり、プロプレイヤー阿鼻叫喚な地獄の窯の蓋が開いてしまうのでしょうか?


ミシックチャンピオンシップⅢ開催記念のコードが配布中。

当ブログの引きは上記の通りで、まあまあな感じ。

これで文句は言えないなぁ。




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