右往左往――奇しくも、同じ場所で行われたGP京都2018の惨敗より1年、そう、1年ぶりの参戦となった今回のGPは、まさにその言葉がぴったりだった。
遡れば、「ラヴニカの献身」発売直後に至るだろう。《ハイドロイド混成体》を初期値段で購入し、前環境の王者デッキだったゴルガリミッドレンジの後継機たるスゥルタイミッドレンジ(首席殻? ふわふわふわ)を回し始めたのが、今環境である。
環境の勝ち組に、いきなり辿り着いてしまったか――そう、思ったのだが、勝てない。
しかし、勝てない。
この環境、まったく勝てない。
しばらく更新をしていなかったのは、GP京都2019前に超絶スランプへ陥っているから。 どのぐらいスランプかというと、MTGアリーナのプラチナ4でここ数日足踏み中な感じ。 軽く100戦以上はやってるけど、プラチナ4から全く進歩なし。体感勝率20%ぐらい。戦歴つけてた...
毎週月曜ショーダウン+金曜FNMというルーチンを送っているが、1週間人に勝てなかったり(0-3、1-2bye)。
せっかくのアリーナでもプラチナ4で一週間足踏みしたり。
そうこうしていると、使用に耐えうるデッキが消滅。
かなりの予算を組んだはずが、組むデッキ組むデッキ討ち死にしていく。
最後の頼み――探検パッケージを抜きその分カウンターを積んだニッチなデッキであるスゥルタイコントロールも(どうみてもでくの坊なデッキが最後の頼みなあたりお察しである)、神挑戦者決定戦でネクサスに木端微塵にされ、手持ちのデッキがなくなりオワタとなっていたのがGP一週間前のことである。
参加者2054名の参加者を集めたGP京都2019、優勝はグルールアグロを駆るBae Daekyeung選手でした!
決勝戦の相手は、殿堂プレイヤーでMPLに選出、前人未踏8回目のGP優勝を狙う渡辺プロ。日本――世界最高峰のプレイヤーを、初GP参加者が降す。
新世代プレイヤー――アリーナ発となるプレイヤーが、早速大規模イベントで活躍しました。
1年越しのGP参加!
『ラヴニカの献身』発売後、スゥルタイミッドレンジ中心に散々右往左右した結果、デッキ選択をあのカードの思し召しに委ねたのがことの顛末といいましょうか。
そう、みんな大好き《破滅の龍、ニコル・ボーラス》擁するグリクシスミッドレンジです。
とはいえ、既存のグリクシスはミッドレンジよりもコントロール寄り。
佐藤レイプロや八十岡プロがツイッチの動画で回していたレシピを含め、ほぼほぼコントロールデッキで手に馴染まなかったため、オリジナルな構成を。
今まで散々に煮え湯を飲まされたグリクシスというデッキですが、今回は違いました。
発端はFNM。スゥルタイコントロールがさっぱり手に馴染まないと嘆いていると、たまたま《炎鎖のアングラス》を借りることが出来たのが出発点。スタン神挑戦者決定戦もやはり思わしくないため、せっかく借りられたのだからと再燃するフェニックス》3枚購入し、挑んだショーダウンが久々の3-0。
もはややるしかないと腹を括り、賞品チケットで4枚目のフェニックスを購入。その数時間後にはチャレンジャーデッキの内容が発表され、翌日には大幅下落した赤いカードを歯噛みしながら、その日を迎えました。
初日6-3、2日目5-1、併せて11-4とまさかのマネーフイニッシュ。
あまりにもデブすぎてデッキがいまいちと頭を抱えていましたが、終わってみれば望外の結果に。
いやぁ、いい観光旅行でした。
今回はデッキレシピと簡易成績だけを。
詳細はまた……反省点も、多々。
混迷に混迷を極めた現スタンダード。
デッキ選択もまた、どうにもならなくなった。
あちらが立てば、あちらが立たず。
迷子の迷子の子猫である。
神スタンダードには、ニッチなスゥルタイコントロールを使用。
探検パッケージが嫌い過ぎて摩訶不思議な形へ。
エスパーコントロール、スゥルタイミッドレンジ、ラクドスアグロ(歌姫採用)を倒し、シミックネクサスとゲートネクサスに倒され、学びを得た(サイドに《正気泥棒》不採用というポンコツ、アリーナでネクサスに当たらなかったから!)という言葉を残し、3-2ドロップ。
GP京都2019前最後となる大規模トーナメントは幕を閉じ、そしてまた、アリーナでふわふわとする日々が始まろうとしていた……もう週末やぞ?
国内ではGP京都にGP横浜の連戦があり。
世界に目を転じればミシックインビテーショナルに、新マリガン方式がお披露目されるミシックチャンピオンシップロンドンが控えています。
そんな、大イベント前夜といえる最後の禁止改定は、環境に留意する――変更なしという結果でした。
それは、本当に正しい結果だったのでしょうか?
……残念ながら、いえ、至極全うに、否だったのではないでしょうか。
3月末に行われるMTGの今後を占うであろうミシックインビテーショナルに、MTGアリーナでの月間ランキング上位入賞による招待が確定している覚前プロ。
チームサイゲームスに所属する関西の雄が、さらなる偉業を達成しました!
e-スポーツに大きく舵をきった2019年、その象徴ともいえるお披露目の場、「MTG-アリーナミシックインビテーショナル」。 【お知らせ】賞金総額100万ドル! 「MTGアリーナ ミシックインビテーショナル」が3月末のPAX Eastにて開催! マジック・プロリーグ(MP...
PW36人勢揃い!
ステンドグラスに描かれたPW達、次々と消えていく蝋燭の火。
まるで、MTGの多元宇宙における重大要素、PWの灯の消失を暗示させる動画が公開され、いやがおうにも盛り上がっていくしかない【灯争大戦】。
次に公開されたのは、36枚のステンドグラスのイラストでした。
そして、36人全てのPWのカード化、さらに1パックに1枚、PWカードが確定で封入されているという驚きの情報が同時に発表されました。
全フォーマット変更なし!
禁止改定前の風物詩であるフェロキドンに石鍛冶のシャドースパーは、今回も無駄に終わったようです。
そして、当サイト一押しカードである《運命のきずな》……きゃつは今回もまた禁止を免れました。
早いもので、またこの時期がやってきてしまいました。
禁止改定告知日が、刻一刻と近づいています。
いつものルーチンではありますが、今回の発表如何によっては、多大な影響を受けることになります――3月のGP京都、4月のGP横浜と、大規模イベントの前に用意された、最後の禁止改定だからです。
逝くのか、ネクサス!?
メイン《外科的摘出》はあかんのちゃうな《信仰無き物あさり》!?
コロコロアニキ2019春号に、一徳先生が描いた《喪心》がつくというではありませんか!
現環境の黒を支える2マナの優良除去呪文が、FNMに続き新規プロモカードになりました。
流れる髪まで美しいリリアナのイラストに、名もなき者への別れを告げる能力映えするフレーバーテキスト。
ボンボン派でガンガン派だった自分はコロコロにそこまで愛着はないですが、是非とも手に入れなければ!
しばらく更新をしていなかったのは、GP京都2019前に超絶スランプへ陥っているから。
どのぐらいスランプかというと、MTGアリーナのプラチナ4でここ数日足踏み中な感じ。
軽く100戦以上はやってるけど、プラチナ4から全く進歩なし。体感勝率20%ぐらい。戦歴つけてたけど、あまりにも負けが込みすぎて記録付けるの辞めたという。
ゴールドーープラチナ間の行き来が合ったら……軽くブロンズまで落ちてるんちゃう?
2019年におけるMTGの新製品。
5月発売予定の『灯争大戦』に、7月12日に『基本セット2020』、8月23日に『統率者2019』が発表されていました。
そして……以前から触れらていたモダン向けカードセットが発表されました!
e-スポーツに大きく舵をきった2019年、その象徴ともいえるお披露目の場、「MTG-アリーナミシックインビテーショナル」。
MTGプロリーグの参加者(佐藤レイプロは除く)と、招待プレイヤー(辞退があったり、選出方法が謎だったり)、そして――MTGアリーナでの構築ランキング上位8名となっていました。
そう、構築ランキング上位8名です。
熾烈な争いとマリオカートともいえる順位変動(順位決めの方法は未発表――以前MTGに実装されていた、レーティング方式と思われます)の結果、チームサイゲームス所属の覚前プロがランキング上位入賞を果たし、参加権利を獲得しました!
以下、他プロの声援も交えつつ、その戦歴をまとめていきます。