2019年3月19日火曜日

本当に禁止改定なしは正しかったといえるのか?

国内ではGP京都にGP横浜の連戦があり。

世界に目を転じればミシックインビテーショナルに、新マリガン方式がお披露目されるミシックチャンピオンシップロンドンが控えています。

そんな、大イベント前夜といえる最後の禁止改定は、環境に留意する――変更なしという結果でした。


それは、本当に正しい結果だったのでしょうか?



……残念ながら、いえ、至極全うに、否だったのではないでしょうか。








先週末、モダンGPが2つ開催されました。







上記がアイアンワークスが存在している時のモダン環境です。概ね糞ですね。アイアンワークス亡き後の混沌とした環境において、あるデッキ――あのカードにフォーマットが侵食されているという事実がまざまざと浮きあがったのです。


2日進出者占有率約20%。

イゼットフェニックスでなければ、モダンに在らず。

そんな言葉が聞こえてくるような、寒々とした結果でした。

ビルバオにタンパペイ、どちらも結果は同様です。

イゼットフェニックス、圧勝。

ビルバオ(上位16人中5人入賞)、タンパペイ(上位36人中10人入賞)。

着目すべきは、ドレッジもまた、第二勢力グループとして幅を利かせているという点です。

結局、このカードが環境のガンなのでしょう。

《信仰無き物あさり》、強し。


この活躍を鑑みるに、次期スペシャルセットであるモダンホライゾンには、レガシー環境からの再録カードとして、もしかしたら《入念な研究》が再録されるかもしれませんね。



フラッシュバックがないだけで、随分と違うはずです。

1枚で2回もディスカードが可能なのは、駄目です。

そして、冒頭にあげたように、《古きものの活性》も暴れ散らしています。

エルドラージの冬を思わせる占有率。

イゼットフェニックスがエルドラージを思わせる動きなのも面白いですね。

大量キャントリップにおける、軽快な動き。

あくまで、対戦相手のライフを狙うスタイル。

コンボ(?)による速攻だけではなく、《プテラマンダー》や《弾けるドレイク》により、ゆっくりとした勝利も狙える。

多数の勝ち手段と、抱負な妨害、そして強固なマナベースにより暴れ回ったエルドラージと似た感じがしますね。

無色エルドラージと赤青エルドラージ(PT初日最終戦に赤青エルドラージがモダンで初お目見えしたとき、視聴者は驚愕したはずです。リミテッドかなと。そして、圧倒する様をと)に始まり、赤緑や赤黒昇華、そして青白エルドラージに至り禁止となった動きは、まさにメタゲームの面白さでした。

占有率はかなりのもの、明日モダンGPがあれば躊躇なくイゼットフェニックスを選択します。とはいえ、これは緊急BANの可能性も……?






さて、もう1枚。

いつもの《運命のきずな》に関する小話です。







運命や、如何に!?

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