2018年4月23日月曜日

ドミナリアデッキ構築:アンティキティー戦争を使おう

初めに

楽しかった『ドミナリア』のプレリリースも終わり、迫りくる月曜に絶望を感じている皆さん。

大丈夫(?)、私は土日仕事でした。

何なら月曜も仕事です。

閑話休題。

新セット発売目前となれば、新デッキを構築したいのがMTGプレイヤーの常でしょう。

ゴミデッキを作っては崩し、作っては崩し、まさに賽の河原の石積みの如し。

その中に、きらりと光る原石が見つかれば、現環境のホロウワンとなるのです。

今回題材にするのは、新テゼレット(!?)こと《アンティキティー戦争》となります。



まずはカードテキストを見ていきましょう。

③青のエンチャントーー英雄譚。

Ⅰ)
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。
あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。 残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

Ⅱ)
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。
あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。 残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
Ⅲ )
ターン終了時まで、あなたがコントロールしているアーティファクトは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。

場に着地した時点で、アーティファクトサーチ。次ターンにも同様にサーチすることで、アドバンテージが獲得できます。

2ターン後には5/5の群れで粉砕と、1枚のカードで完結した能力を持つカードです。

そう、在りし日の強力カードである《ボーラスの工作員、テゼレット》とよく似たテキストを持っています。

是非とも使いたい、そう思ってしまうテキストに仕上がっているのではないでしょうか。

少なくとも、私は思いました。

早速、三つのデッキを構築してみましたよ。

ですが、その前にこのカードのおさらいをしていきたいと思います。

何せドミナリアには、懐古厨が泣いて喜ぶ要素がごまんとあるのですから。

《アンティキティー戦争》とは
ウルザとミシュラ、MTG界でも随一の傍迷惑兄弟(カマールとジェスカも大概である)が、パワーストーンを求め、ドミナリア全域を舞台に繰り広げた戦争のことです。

公式サイトにて、

『ドミナリア』での話 その1

で少しだけ由来が語られており、今回英雄譚としてカード化されました。

ちなみにこの戦争、最終的にはファイレクシア落ちしたミシュラに激怒したウルザがPWになり、

氷河期を招いたり、アルゴスを粉砕したり、裂け目を作ったり、後々にまで影響を及ぼしている。


あーしてこーして、

ウルザは首になってしまった


こうなるわけです。

ヨーグモス浄化中

現在では高値で取引きされている同名エキスパンジョンが存在し、テーマはアーティファクトです。

その市場価値は、もはや骨董品のたぐい(1パック30000円也)

屋根裏から見つかればかなりのお宝です。


《Candelabra of Townos》
《Mishra`s Workshop》
《羽ばたき飛行機械》
《ウルザランド》
《ミシュラの工廠》
《露天鉱脈》

採用カードは凄まじいの一言。

ちなみに、ウルザブロック、旧ミラディンブロック、新ミラディンブロック、カラデッシュブロックと、アーティファクトをテーマにしたセットが多数作られ――全部マローを社長室に送り込んでいます。

おい、おいおい。学習しろウィザーズ。

さて、《アンティキティー戦争》の豆知識はここまで。

デッキ案に入っていきましょう。

デッキ案1:つむじ風の巨匠コンボとともに

参考にしたのは、以下の記事です。

新環境だしそういうものでしょう。

岩SHOWの「デイリー・デッキ」:パーフェクト・カラデシュ・モジュール(スタンダード)

《つむじ風の巨匠》と各種機構により、ガチャガチャしてワチャワチャ(語彙力)するデッキです。

要は無限トークンが完成です。

無限は、みんな好きでしょう?

嫌いな人はいませんよね。

ピタゴラスイッチのようなガチャガチャ感と、表裏一体の脆さが弱点でした。

《つむじ風の巨匠》に大きく依存しているのが、その要因です。

―クリーチャー:12枚―
4:《光り物集めの鶴》
4:《つむじ風の巨匠》
3:《歩行バリスタ》
1:《金属ミミック》

―呪文:24枚―
4:《活性機構》
4:《抽出機構》
4:《製造機構》
4:《霊気装置の設計図》
2:《発明品の捻り》
4:《アンティキティー戦争》
4:《改革派の地図》

―土地:24枚―
4:《産業の塔》
4:《尖塔断の運河》
4:《硫黄の滝》
8:《島》
4:《山》

元のデッキにおける、機構シリーズの置物っぷりはもう、凄かったです(語彙不足)。

しかし、《アンティキティー戦争》が意味を与えてくれます。

《つむじ風の巨匠》との2択が可能となるわけです。在りし日の双子コンボは、2枚のコンボ要素を抱えることで、モダン禁止デッキとなりました。では、このデッキは――?

ちなみに、《ウルザの後継者、カーン》を入れるとさらに強くなる。

概ね、《ウルザの後継者、カーン》が強いです。

お財布にも大打撃です。

デッキ案2:君もヤソオカになりたいか?

ヤソコン。

MTG界における、歴然としたデッキブランドである。

その由来はただ一つ。

殿堂プレイヤーである八十岡翔太選手が使用することです。


様々なコントロールデッキが世に放たれ、在る時はPTを制し、気軽にコピーした一般プレイヤーを阿鼻叫喚の渦に叩き落してきました(もちろん、私もだ!)。

大会当日に組まれたと豪語しながらも、絶妙なバランスで組まれたデッキは、誰しも真似したくなる美しさを誇っています。

そして、自分は八十岡翔太ではないのだとがっかりすることも多いことでしょう。

そんな八十岡が好んだ―― カードが、《ボーラスの工作員、テゼレット》です。





上述したように、《アンティキティー戦争》とどこか似ていないでしょうか……え、似てない? 

そ、そんな馬鹿な。

どの能力もとても似ています。これを似ていないといわれると、私、どうしたらいいかわからない。

さて、現代MTGにおいて、この新しいテゼレットをかってのヤソコンのように使いこなすにはどうすればいいでしょうか。

もはや《ワームとぐろエンジン》も《漸増爆弾》も《交易所》もいないのです

しかし、そんなスタンダード環境に、新たな救世主が!?


環境名人戦の活躍も記憶に新しいのではないでしょうか。

ジョニーのお店所属プロ、高尾翔太選手が現在の青黒テゼレットを紹介していました。

八十岡翔太……高尾翔太、同じ翔太、この符号は!?

ークリーチャー:12枚ー
4:《歩行バリスタ》
2:《スカラベの神》
3:《屑鉄さらい》
3:《艱苦の伝令》

ー呪文:24枚ー
3:《致命的な一押し》
3:《喪心》
4:《改革派の地図》
4:《霊気装置の設計図》
4:《探検の地図》
2:《策謀家テゼレット》
4:《アンティキティー戦争》

ー土地:24枚ー
4:《産業の塔》
4:《水没した地下墓地》
4:《異臭の池》
6:《沼》
6:《島》

……う、うーん?  なんか違うぞ? あんまり爽快感がないような。

そもそもこの構成だと《アンティキティー戦争》が引けないぞ?

まあ、除去コンっぽく動けるので悪くはない。

《スカラベの神》マジゴッド。

デッキ案3:青白《アンティキティ戦争》

現スタンダード環境において、トークン戦略に最もたけている色は白です。

それは、どのプレイヤーも納得することでしょう。

吸血鬼、騎士、兵士、そしてアーティファクト・トークンです。

《アンティキティー戦争》は、最終的にアーティファクトを5/5にします。

つまり、それまでにアーティファクト・トークンをばら撒いていけばどうでしょうか?

ークリーチャー:4枚ー
4:《歩行バリスタ》

ー呪文:32枚ー
2:《改革派の地図》
4:《歯車工の組細工》
4:《霊気装置の設計図》
4:《霊気装置の展示》
4:《ウェザーライトの乗船》
2:《霊気圏の収集艇》
4:《スラムの巧技》
2:《ウルザの後継、カーン》
4:《アンティキティー戦争》
2:《残骸の漂着》

ー土地:24
4:《産業の塔》
4:《氷河の城塞》
4:《灌漑農地》
6:《島》
6:《平地》

トークンでお茶を濁し、《アンティキティー戦争》につなげていきます。

このデッキなら、《ウルザの後継、カーン》もさらなる力を発揮できるでしょう。

《ウェザーライトの乗船》で手に入れられるカードは26/60枚。

理論上、充分な枚数のはずです。

ここから、《フレイアリーズの歌》を入れてバントに走ってもいいのではと思います。

《アンティキティー戦争》総論

デッキ案を3つほどあげてみました。

青黒テゼレッターを愛用していた自分としては、非常に構築意欲をそそるカードです。

もちろん、意欲を掻き立てるだけで、環境に何も起こさない可能性だってあります。

こういう癖の強いカードでデッキを仕立てるのは非常に難しいのです。

しかし!

きっと誰かが、何かを成し遂げてくれるはずです。

第二、第三の八十岡翔太が、きっと。

それが人類の英知というものでしょう(壮大)

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