2018年4月14日土曜日

イクサランの相克環境名人戦レポート

晴れる屋主催の賞金トーナメント、イクサランの相克環境名人戦に参加してきました。



結果は、最終戦に敗北して、5-4の賞金圏外。

・スタンダード4-2
・ドラフト1-2

で、非常に徒労な結果でした。


使用デッキは、グリクシスエネルギーです。

=メインボード=
【クリーチャー(16)】
4《光袖会の収集者》
4《既知の勇者》
3《つむじ風の巨匠》
3《スカラベの神》
2《奔流の機械巨人》

【呪文(18)】
3《マグマのしぶき》
3《削剥》
4《蓄霊稲妻》
4《ヴラスカの侮辱》
1《暗記+記憶》
2《叛逆者の先導、チャンドラ》
1《死の権威、リリアナ》

【土地(26)】
4《霊気拠点》
4《泥濘の峡谷》
3《異臭の池》
4《竜髑髏の山頂》
3《水没した地下墓地》
3《尖塔断の運河》
2《沼》
2《山》
1《島》

=サイドボード=
4《否認》
3《チャンドラの敗北》
2《焦熱の連続砲撃》
2《大災厄》
2《アルゾールの断血》
1《川の叱責》
1《暗記+記憶》

大会前日、


「コヴァルスキ先生の青黒ミッドレンジ講座」 
                晴れる屋より


が公開されました。毎回毎回、コヴァルスキ先生の記事はためになります。

早速一読し、青黒ミッドレンジに再び心が惹かれました。今回の記事では、各種マッチアップの相性差と、どうすれば差を縮められるかまで書かれていたのです。

しかし、GPシアトルの結果より、赤単や王神デッキが多いだろうと考え、グリクシスエネルギーを選択しました。

《マグマのしぶき》と《削剥》が、環境末期のキーと考えたのです。

1R:グリクシスエネルギー:負け
2R:赤単ビートダウン:勝ち
3R:RGモンスター:勝ち

ドラフトは吸血鬼(サーチクリーチャー3枚)を構築して1-2。
そこそこなデッキですが、相克のピックを終えた時点でカードが足りておらず、結局2-1か1-2のどちらかだろうという印象。マナフラッドが多く、下振れとなってしまいました。

この時点で、構築で全勝すれば何とか賞金がもらえるかもというところ。今回は、今までの環境名人戦と違い、構築がなかなかうまくいっている印象でした。

今度こそは!?

7R:青黒ミッドレンジ:勝ち
8R:バント副陽:勝ち
9R:青黒ミッドレンジ:負け(ポン!)

結局、最終戦で敗北し、徒労感だけが残りました。ドラフトも、100円以上しそうなカードは手に入らず、イクサランの塩っぷりを感じただけでした。

デッキの選択に悔いはありません。おそらく、明日大会があれば、グリクシスエネルギーを手にとるでしょう。

しいて言えば、土地は27枚でもよかったかもしれません。プレイングでは、1試合目と最終戦にプラン選択をミスったのが悔やまれます。

1試合目は、対戦相手の《つむじ風の巨匠》によるビートダウンで、コントロール用サイドを抱えながら圧敗。

最終戦は、《アルゾールの断血》を使用せず、土地のサイクリングをしていたため、僅かなマナ不足とライフが6点なため変身→回復が困難であり負けました。残りライブラリーが5枚、《既知の勇者》と《ヴラスカの侮辱》が全部追放領域に行く激闘でした。2G目で延長ターンに入りましたが、対戦相手が遅かった印象。ミッドレンジ同型って、そんなに選択肢ないと思うんですが・・・まあ、プレイが早い(雑ともいう)私では説得力がありませんが。

現環境は、これにて終了です。しかし、月末にはドミナリアの発売と、BMO2連戦が待っています。

過去に留まってはいられません。

現在、そして未来を――歴史を紡いでいく必要があるのです(大会予約しましたし)

早速、新環境のデッキ案を。

といっても、もうおわかりですね。

わたしは除去コンが好きです。

新環境対応青黒ミッドレンジ


=メインボード=
【クリーチャー(18)】
4《光袖会の収集者》
4《既知の勇者》
3《薄暮軍団の妄信者》
2《歩行バリスタ》
3《スカラベの神》
2《奔流の機械巨人》
【呪文(16)】
3《致命的な一押し》
3《喪心》
2《不純な捧げもの》
4《ヴラスカの侮辱》
2《暗記+記憶》
2《最古再誕》
【土地(26)】
4《霊気拠点》
4《異臭の池》
4《水没した地下墓地》
7《沼》
3《島》
1《天才の記念像》
2《廃墟の地》
1《屍肉漁りの地》





新環境対応青黒ミッドレンジです。2枚の除去と、ニコルボーラス復活の場面を描いた《最古再誕》が新カードになります。

グリクシスネルギーの優れた点は、2マナ以下の除去の豊富さです。
ドミナリアで追加された2枚の高品質の除去は、《スカラベの神》に辿り着くことを容易にしてくれるのではないでしょうか。

そして、《最古再誕》!

効果こそ遅いですが、新しい《残酷な根本原理》になれたりしないでしょうかね?

新環境対応青黒ミッドレンジt緑

=メインボード=
【クリーチャー(17)】
4《光袖会の収集者》
4《既知の勇者》
2《歩行バリスタ》
2《人質とり》
3《スカラベの神》
2《奔流の機械巨人》

【呪文(17)】
4《致命的な一押し》
3《喪心》
4《ヴラスカの侮辱》
2《暗記+記憶》
2《最古再誕》
2《海賊船長、ヴラスカ》

【土地(26)】
4《霊気拠点》
4《異臭の池》
4《水没した地下墓地》
4《森林の墓地》
6《沼》
4《島》

新メカニズム、「英雄譚」には、強力なカードが含まれています。

新セット発売直後となれば、新しもの好きのジョニー達が、早速「英雄譚」で遊ぼうとするはず!?

そんなエンチャントは、《海賊船長、ヴラスカ》で丁寧に除去してあげましょう。イ二ストランドが再録されたことで、コントロールのマナベースは改善されています。終盤のアンタップインは、有用です。2色タッチ1色の形は、今後もよくみられるしれません。

他にも、《中略》が再録されたことで、いよいよ青黒コントロールが復活するかもしれません。そうなれば、除去コントロールのミッドレンジ戦略は厳しいものがあるでしょう。構造的に、除去コンは打ち消しに弱いのです。

《ラノワールのエルフ》は?
新PW達は? 
伝説の呪文は?

現環境は、今日、終焉を迎えました。少なくとも、私の中では結びとなりました。

残念ながら、今回は(今回も?)前環境ほど結果を残せませんでした。

しかし、MTGの歩みはまだまだ止まりません。

これからです。これから、新しい環境の幕開けです。

それでは、またの機会に。

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