2020年9月30日水曜日

ウーロがアップデートされた世界

 


《自然の怒りのタイタン、ウーロ》がスタンダードで禁止された。 アップデートという見慣れない単語に各プレイヤーが禁止以外の処置が行われるのではと反応していたが、結局のところ禁止処置に落ち着いてしまった。


単語の意味合いはそうなんかいな(英語はよーわからん)ぐらいなもんだが、今回大事なのは、アップデートという言葉に何故皆が反応したのかだろう。

本質は、その部分だ。 問題なければ反応しない。反応するということは、アップデートしてほしいと願うプレイヤーがいたわけだ。

単語を誤って認識したわけではない。そう認識したかったのだ。ウィザーズにスポンサードされているお抱えMPLプレイヤーが環境のアップデートに言及するって、結構やばい話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルトップ発売4日で環境末期って、もうゲームとしての態を成してない感がある。

アリーナという劇薬の副作用がどんどん出てきており、紙との乖離が露見している。

現状、紙のスタンを追うのは相当きついといえる。《自然の怒りのタイタン、ウーロ》はあくまで一角だからだ。

すでに、ウーロ抜きの4Cオムナス――オムナスアドベンチャーが実績を残している。

脱出という墓地利用カードが存在しないなら――カニだって使用に耐えうるカードだ。

ウーロがいかれたのだ。オムナスだって何時イカレテもおかしくはない。

スタンの高額カードは強力な分死ぬ可能性がついて回るわけで、無限のお財布はないからなぁ。これがアリーナであれば、同レアリティのカードは等価値なわけで――それはそれで問題を孕んでいる。

誰が好き好んで糞レアをワイルドカードを砕いて作成するだろうか。

強力なデッキを求めるのは、強力なカードを生成できないからだ。

弱いカードよりも強いカードを求めるのは自明の理だろう。

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