スタンダード・ヒストリック・相棒メカニズムの修正が予告されていたが、その全容が明らかになった。
前評判では《創案の火》、《荒野の再生》、《時を解す者、テフェリー》の禁止予想の声が多かったが?
【お知らせ】 2020年6月1日発表の、禁止・制限カードの告知、ルールの変更をお伝えいたします。「相棒」メカニズムに関するルールと、スタンダード、ヒストリックに変更があります。変更に関する判断と見解についてお知らせいたします。 https://t.co/e1GyzwGdjF #mtgjp— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) June 1, 2020
スタンダード
禁止:《創案の火》
禁止:《裏切りの工作員》
ヒストリック
一時停止:同上
相棒メカニズム
友達料金だー。
《創案の火》
《むかしむかし》、《王冠泥棒、オーコ》に続くエルドレイン3枚目の禁止カードは《創案の火》と相成った。
『環境に新しい高コスト呪文が加えられるたびに強くなり続けます』
知ってた。
みんな知ってた。
発表されたときから知ってた。
『新しいセットが追加されて《創案の火》デッキの勝率が過去のスタンダードのメタゲームと比較して上がっていることが確認されています』
確認してなかったの?
え?
え?
テストプレイ、してたの?
《裏切りの工作員》
基本セット2020における禁止カード3枚目はこのカードに。
『極めて腹立たしく』
極めて腹立たしいため、禁止。斬新。このテキストを読む限り、《裏切りの工作員》よりもヤバイカードが控えているような?
こいつらの方が危うい印象。ウィザーズは元から絶つことは滅多にしないため、スケープゴートにされただけではないだろうか。
とはいえ、極めて腹立たしいのであれば仕方ないだろう。
あくまで主観な表現であり、客観性は少ないが、極めて腹立たしいとMTGファンが声を上げるのであればしょうがないのだろう。
このフレーズは様々に使えるため、今年のMTG名言になるかもしれない。
今日の配信終わり!禁止の感想はウィザーズは意地でもテフェリー禁止にしたくないんだなと言う感想。テフェリー禁止にしないなら再生が残るのは理解できるけど、一強にならんか心配。相棒ルールは実質禁止レベル、ヨーリオンだけワンチャン残るかもね。PTまで10日とかしか練習出来ません。最高です。— Yuuki Ichikawa (@serra2020) June 1, 2020
創案の火は遅かれ早かれこうなる運命だった。裏切りの工作員はとばっちりだけど裏切り者だし仕方なし。— ヤソ (@yaya3_) June 1, 2020
相棒に関してはどうしてくるか楽しみだったけど、間違いを認めて消した感じかな。相棒THEギャザリングは1か月で終了っと。
相棒弱すぎて実質禁止みたいなもんやろコレ— Yoshihiko Ikawa (@WanderingOnes) June 1, 2020
"創案の火"トレンド入り驚き!— トモハッピー☀️Tomohappy【YouTuber】 (@TomoharuSaito) June 1, 2020
創案の火はマジック:ザ・ギャザリングの超強力なカードで、この度禁止となりました。
近年は環境が偏るとすぐ禁止カードが出ていて、本命にどう立ち向かうかの構図も好きなので少しガッカリさもありますが、賛否両論の刺激提供&メンテスタイル(推測)はアリ派です。 pic.twitter.com/ltUDQSF0Kz
1st Metagame— Yuta Takahashi (@Vendilion) June 1, 2020
Temur Reclamation
Bant Ramp
Jund Sacrifice
Boros Cycling
Temur Adventure
Companion seems unplayable.
禁止がどうとかより相棒のルール変更の方が影響がでかいw モダンもパイオニアも激ヤバやんけ— Atsushi Ito (@matsugan) June 1, 2020
相棒自体はまだ使えるだろ。皆友達じゃねぇか…! pic.twitter.com/7i7YUZ7kej— kenta harane (@jspd_) June 1, 2020
さて、相棒である。
これまでなかった改定――カードテキストの改編が行われた。
ルール的に整合性がないとして、修正が行われることは度々あったが、ここまでの変更はそうそうないだろう。
相棒カードは、③マナソーサリータイミングで手札に加えるという挙動が加わり、著しくテンポを損なうこととなった。
相棒というカードは、もはや環境に存在しない。
というのは言い過ぎかもしれないが、③マナの追加コストは大きい。ソーサリータイミングなのも、大きな制限だ。
ここまでテンポを損なってしまうと、採用できるデッキは限られてしまう。
マナを伸ばして、時間稼ぎが出来て、つまりデッキに合う――バントランプか?
今まで、相棒というカードは、各フォーマットを荒らしまわってきた。
相棒ルール変更前最後のモダンチャレンジはSCZがワンツーフィニッシュ。6位に装備シュート、7位にスゥルタイ再生、8位に白赤デスタク。結局最後までルールス強すぎワロタでしたとさ。さらば相棒、また会う日まで!https://t.co/luUxOUWGJR pic.twitter.com/8dGPe2hCIk— Atsushi Ito (@matsugan) June 1, 2020
パイオニアチャレンジ、優勝はルールス白青魂込めビートダウン。禁止改定前日のイベントでついにTOP32の相棒採用率100%が達成された。内訳はルールス17匹、ヨーリオン11羽、ジャイルーダ2体、オボシュ1疋、ザーダ1頭。相棒たちよ永遠なれ。https://t.co/nWWEakAuJe pic.twitter.com/8GENAOtTEt— rizer (@rizer1891) June 2, 2020
イコリア発売後、相棒中心にして研究が進みデッキの研鑽が為されてきたが、それは全てなかったことになる。
費やした時間も、資産も、ほぼ消滅。
凄いな、この結果。
MTGというゲームは、環境の変遷もまた楽しみだが、この変化は……。
でも、相棒ってシステムは結局生かしてはおけないシステムだったわけで……これ、前回の禁止改定時にわかってたんじゃない?
毎週火曜は定期配信— kenta harane (@jspd_) June 2, 2020
6/1の禁止&ルール改定を受けて新環境ラダーを回すつもりが、適用が6/4かららしいので、ダイレクトマッチで新環境を想定した対戦を募集します。是非視聴&参加ください!
本日20時開始で、1時間くらいデッキ作って、21時から対戦募集。https://t.co/X3Ck3n5iEF pic.twitter.com/Vq44adOBeQ
さて、そういえばヒストリックでは、最強カードの一角である《軍団のまとめ役、ウィノータ》が禁止されなかった。
— kenta harane (@jspd_) May 29, 2020
エアプかな?
ヒストリックはお遊びだし?(尚、PTに採用)
……全般的に、エアプじゃない?
プレイデザインチームって何なの? 給料泥棒なの? 導入されてから禁止カード多過ぎない?
本当にデッキ組んでる?
以前酷いデッキしかなかったフューチャーリーグに毛の生えたデッキしか回してないんじゃない?
《創案の火》、わかってたやん?
それと、ウィザーズ他人事すぎないけ?
さて、次期環境のスタンダードはどうなっていくのだろうか。
この辺りは強そう。
ティムール再生とバントランプはすぐに思いつくデッキである。
他にも、サクリファイス系、赤単トーブラン等々、イコリア発売前のデッキが取り上げられそう。
ニッサハイドロイドのいつものコンビだって、復活するかもしれない。
相棒10枚が実質禁止されたからね。イコリアの強カードってほとんどないから、そうなっちゃうよね。
……何だか、無常。
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