2020年6月3日水曜日

相棒死す? 6/1禁止制限改定

6/1禁止制限改定が発表された。

スタンダード・ヒストリック・相棒メカニズムの修正が予告されていたが、その全容が明らかになった。

前評判では《創案の火》、《荒野の再生》、《時を解す者、テフェリー》の禁止予想の声が多かったが?


スタンダード

禁止:《創案の火》
禁止:《裏切りの工作員》


ヒストリック

一時停止:同上

相棒メカニズム



……。


友達料金だー。








《創案の火》

《むかしむかし》、《王冠泥棒、オーコ》に続くエルドレイン3枚目の禁止カードは《創案の火》と相成った。


『環境に新しい高コスト呪文が加えられるたびに強くなり続けます』

知ってた。

みんな知ってた。

発表されたときから知ってた。

『新しいセットが追加されて《創案の火》デッキの勝率が過去のスタンダードのメタゲームと比較して上がっていることが確認されています』

確認してなかったの?

え?

え?

テストプレイ、してたの?

《裏切りの工作員》

基本セット2020における禁止カード3枚目はこのカードに。


『極めて腹立たしく』

極めて腹立たしいため、禁止。斬新。このテキストを読む限り、《裏切りの工作員》よりもヤバイカードが控えているような?



こいつらの方が危うい印象。ウィザーズは元から絶つことは滅多にしないため、スケープゴートにされただけではないだろうか。

とはいえ、極めて腹立たしいのであれば仕方ないだろう。

あくまで主観な表現であり、客観性は少ないが、極めて腹立たしいとMTGファンが声を上げるのであればしょうがないのだろう。

このフレーズは様々に使えるため、今年のMTG名言になるかもしれない。















さて、相棒である。

これまでなかった改定――カードテキストの改編が行われた。

ルール的に整合性がないとして、修正が行われることは度々あったが、ここまでの変更はそうそうないだろう。

相棒カードは、③マナソーサリータイミングで手札に加えるという挙動が加わり、著しくテンポを損なうこととなった。

相棒というカードは、もはや環境に存在しない。


というのは言い過ぎかもしれないが、③マナの追加コストは大きい。ソーサリータイミングなのも、大きな制限だ。

ここまでテンポを損なってしまうと、採用できるデッキは限られてしまう。

マナを伸ばして、時間稼ぎが出来て、つまりデッキに合う――バントランプか?

今まで、相棒というカードは、各フォーマットを荒らしまわってきた。





イコリア発売後、相棒中心にして研究が進みデッキの研鑽が為されてきたが、それは全てなかったことになる。

費やした時間も、資産も、ほぼ消滅。

凄いな、この結果。

MTGというゲームは、環境の変遷もまた楽しみだが、この変化は……。


でも、相棒ってシステムは結局生かしてはおけないシステムだったわけで……これ、前回の禁止改定時にわかってたんじゃない?



さて、そういえばヒストリックでは、最強カードの一角である《軍団のまとめ役、ウィノータ》が禁止されなかった。



エアプかな?

ヒストリックはお遊びだし?(尚、PTに採用)

……全般的に、エアプじゃない?

プレイデザインチームって何なの? 給料泥棒なの? 導入されてから禁止カード多過ぎない?

本当にデッキ組んでる?

以前酷いデッキしかなかったフューチャーリーグに毛の生えたデッキしか回してないんじゃない?

《創案の火》、わかってたやん?

それと、ウィザーズ他人事すぎないけ?

さて、次期環境のスタンダードはどうなっていくのだろうか。



この辺りは強そう。

ティムール再生とバントランプはすぐに思いつくデッキである。

他にも、サクリファイス系、赤単トーブラン等々、イコリア発売前のデッキが取り上げられそう。

ニッサハイドロイドのいつものコンビだって、復活するかもしれない。

相棒10枚が実質禁止されたからね。イコリアの強カードってほとんどないから、そうなっちゃうよね。

……何だか、無常。


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