2020年5月11日月曜日

コンボ成功を優先するのか、成功後の戦略を描くのか――ジャイルーガ問答――






《深海の破滅、ジャイルーダ》、または《鎌爪の未来怪獣、ガイガン》。

イコリア登場初期に名を馳せた最強相棒カードの一角である。

デスシャドウの生みの親であり、グリセルショールやカウンターカンパニーの使い手として名を馳せるあのマツガン氏が、パイオニア仕様のジャイルーガデッキを持ち込み結果を残した。

このデッキの肝は中量級エルドラージ界隈最強のカード《難題の予見者》だ(と、本人が言っている故)。

そんなマツガン氏のジャイルーガデッキに一石を投じたのが、お馴染みイ〇速管理人である。



そして始まる、コンボデッキ理論のぶつかり合い。

コンボ成立を優先するマツガン氏と、コンボ成立後の勝率向上を目指すイ〇管理人の仁義なき戦いである(過剰装飾)。

































コンボ成立に向って無駄を省きたいマツガン氏と、コンボ成立後を見据える管理人。

純正コンボデッキならマツガン氏の考え方が好きだが、コンボ成立後の戦略も必要な――手前みそだが、ゴミビートが可能だったアブザンカンパニー等々――であれば、管理人の思考もわかる。

ジャイルーガデッキが特殊な立ち位置なコンボデッキなのも拍車をかけている。

そもそも、4ターン目に6マナ出して相棒カードを唱えるデッキがコンボデッキなのだろうか。いや、成功した時の動きはコンボなんだけど、コンボデッキというとグリセルショールやMOMAなんかを思い浮かべてしまい、若干の違和感とこのデッキの立ち位置が……。

とはいえ、MTGのデッキ概念――アグロ、コントロール、ミッドレンジ、ランプ、コンボのどれに当てはまるかというと、コンボデッキか?

実はランプ?

4ターン目に6マナの呪文をプレイするって、タイタン系のデッキなんかが当てはまるけど。









原根プロ、市川プロや松本選手、三原選手のツイートが。

コンボデッキという括りは概念が大きくて、デッキごとに色々な考え方があるんだろうけど、この手の議論は面白いよね。
































様々なプロを巻き込んだコンボの成功率とコンボ成立後の考え方。

その結論は!

いや、結論などないのだろう。各々の正義がぶつかり合い、デッキ理理論が火を噴き、プレイング技術で切磋琢磨、そして結果が全てなのがMTGというゲームではないのか!









いいとこどりということで、一つ。

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