先週、エターナル環境に対する変更が告知され、虚無の一週間が生じてしまったが、その結果や如何に?
5月18日禁止改定に向けて――はいはい、悪いのは相棒相棒――https://t.co/q5nT1f21Tw— MTGの調べ (@MTG58351576) May 14, 2020
ブロール
《ドラニスの判事》禁止
《軍団のまとめ役、ウィノータ》禁止
レガシー
《夢の巣のルールス》禁止
《黎明起こし、ザーダ》禁止
ヴィンテージ
《夢の巣のルールス》禁止
……。
ヴィンテージ
《夢の巣のルールス》禁止
え?
ヴィンテージ
《夢の巣のルールス》禁止!
【お知らせ】 2020年5月18日発表の、禁止・制限カードの告知をお伝えいたします。ヴィンテージ、レガシー、ブロールに変更があります。前記フォーマットの変更に関する判断と見解についてお知らせいたします。 https://t.co/Q4xSbeVE5n #mtgjp— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) May 18, 2020
レガシーでは《夢の巣のルールス》と《黎明起こし、ザーダ》が禁止に。
デルバーデッキで猛威を奮ったルールス……ランズでも使われていたし、その存在感は圧倒出来だった。ザーダはボンバーマンが糞ゲーするので禁止。
《夏の帳》、《王冠泥棒、オーコ》、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》のシミック3人衆は禁止を免れたが、とはいえとはいえ、糞ゲー発生器ではあるので、その首洗って待っていろというところだろう。
レガシー、ルールスが禁止になってもまたオーコ祭に戻るだけなんだよなぁ。— Yoshihiko Ikawa (@WanderingOnes) May 18, 2020
禁止改訂でレガシーとヴィンテージにどんな変化があるのかを考える記事です。— Yuta Takahashi (@Vendilion) May 19, 2020
ウーロはレガシーでも大活躍中で、揃えるなら今!https://t.co/Tp8UnIct3c#ラッシュメディア #mtgjp https://t.co/dfwKK0MIhF
むしろ、秒殺された相棒カードの酷さを嘆くべきだ。セットが発売されて……日本以外は5/14発売であり、まだ間もないのにBANである。大会だってまともに開かれていないのにだ。
訴訟ものであるが、全世界的にウィザーズを訴訟している場合ではないので、それはクリアされているのだろうか。
そして……ヴィンテージである。
ルールスも未来永劫語り継がれる存在になったか。— ヤソ (@yaya3_) May 18, 2020
歴史的快挙、そう、歴史的快挙だ。そう言わざるえない。我々は、MTGの歴史が塗り変わる瞬間に立ち会ってしまったのだ。
ヴィンテージ
ヴィンテージのデッキには、すべてのマジックのカード・セットおよび基本セットに含まれるカード、ならびにウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が発行した特別セット、サプリメント、およびプロモ・カードを使用することができます。 エキスパンションや特別セット(From the ...
ヴィンテージのデッキには、すべてのマジックのカード・セットおよび基本セットに含まれるカード、ならびにウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が発行した特別セット、サプリメント、およびプロモ・カードを使用することができます。
――そう謳われるヴィンテージの禁止カードは、本当に僅かしか存在しない。
制限カードの概念により、《Black Lotus》や《Ancestral Recall》、元祖MOXシリーズといったパワー9と名高い凶悪カードも使用できるのだ。
古に存在した賭け事カードであるアンティ関連や、コンスラピシーに封入された策略カードの禁止は納得だろう。
そして――。
四半世紀の長きにわたり、デザインされ続けたカード群の中で、禁止された僅か3枚の選りすぐり。
《Chaos Orb》
Chaos Orb (2)
アーティファクト
(1),(T):Chaos Orbが戦場に出ている場合、Chaos Orbをプレイしている場所から少なくとも1フィート高い場所からはじく。
Chaos Orbが水平に1回転以上した場合、それが触れているすべてのトークンでないパーマネントを破壊する。
その後Chaos Orbを破壊する。
《Falling Star》
Falling Star (2)(赤)
ソーサリー
Falling Starをプレイしている場所から少なくとも1フィート高い場所からはじく。
Falling Starは、それが上に乗ったすべてのクリーチャーに3点のダメージを与える。
Falling Starによってダメージを与えられたすべてのクリーチャーをタップする。
Falling Starが水平に1回転以上しなかった場合、それは効果を及ぼさない。
《Shahrazad》
Shahrazad (白)(白)
ソーサリー
プレイヤーは、それぞれのライブラリーを自分のデッキとしてマジックのサブゲームをプレイする。
そのサブゲームに勝利できなかったプレイヤーはそれぞれ、自分のライフの端数を切り上げた半分を失う。
以上の3枚だけが禁止カードだった。
そして、そこに、《夢の巣のルールス》が加わったのだ。
先に禁止されていた3枚のカード――弾いたりサブゲームをやったりと、どれもアンシリーズから紛れ込んだのかな? といった趣ある古代兵器である。
そう考えると、ヴィンテージというフォーマットにおいて、純粋にカードの強さで禁止になったカードは……そう。
《夢の巣のルールス》が初めてなのだ。
相棒カードに対しては、制限が意味を成さない。であればこそ、ヴィンテージというフォーマットにおいては、禁止か、相棒という能力の再定義という禁断の方法でしか押しとどめる術をもたなかったのだ。
パワー9以上の化け物――それがルールスということになる。
信じられるだろうか。
MTG創世記に生まれた伝説のカード達、それ以上に強力なカードが生まれたのだ。
我々は、歴史の証人になった。
まさしく、ウィザーズは最高の企業である。
ヴィンテで禁止は草— Atsushi Ito (@matsugan) May 18, 2020
みんなでちょっとしか居ない相棒擦るの面白くない。相棒のルールを変えるか、相棒マスマーズ刷って相棒200体にしてくれ。— Yuuki Ichikawa (@serra2020) May 18, 2020
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