2018年6月21日木曜日

基本セット2019:5匹のエルダー・ドラゴン、勢揃い!

ラヴ二カの最終決戦三部作を前に、いわばその前哨戦、エピソードゼロともいうべき物語。《最古の災厄》たるニコルと精霊龍ウギン(そう、あえてニコルと称しましょう)の過去の物語を描く基本セット2019。

全次元における、ドラゴンという概念の根源

EDHご用達。先にカード化されました。

始祖ドラゴンの申し子であり、最も幼い双子という新たな設定が語られる中、ニコル・ボーラス初出であるレジェンドにて登場し、コミックや小説で活躍した《最古の災厄》と古の兄姉達が、基本セット2019にて勢揃いしました!

「インベイション」で登場した《点火するものデアリガス》を筆頭とした上古族ドラゴンサイクル。

「次元の混乱」で登場した《夢見るものインテット》などの楔形のドラゴンサイクル。

「神河物語」で登場した《夜の星、黒瘴》などが属するドラゴン・スピリットサイクル。

そして――エルダードラゴンサイクル――EDH(エルダードラゴンハイランダー)の語源ともなった古きドラゴン達。

すなわち、ニコル、クロニウム、パラディア、アスマディ、アルカデスが新規カードとしてお目見えとなりました!





ボーラスは自称でした

MTG初期の小説やコミックでは、ピピンという名の若者の姿で主人公として活躍しました。
(設定がカードに生かされてる!)

姉です(誤訳)

日本版の誤訳(暴虐)が、逆に生かされる形に

新ドラン?(ドランではない)

どれもこれも一癖も二癖もある――正直、構築では素直に使いづらい奴らばかりです。

でも、エルダー・ドラゴンですからね。

こうして、彼ら彼女らの新しい装いを見るにつけ、MTGというゲームの重ねた歴史を感じます。

そして――。

これは・・・。

物凄いドラゴン押し、というか、部族押しです。

イクサランで、単純な部族支援(ロードなど)を作らないというウィザーズの施策は、過去類を見ない塩セットとして売り上げの低下を招き、失敗に終わりましたが、そのツケをここで払っているのかもしれません。

ちなみにこのサルカン、個人的には2マナ最弱のPWに毛の生えた程度だと思うのですが、どうでしょう。

本当、弱くない?


問答無用である。

些細な、ことですね。

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