楽しそうなジェイスにかっこよさげなナヒリが新規PWとして登場。
どちらも大人しめの能力な感じの、ウィザーズのオーコテフェリーナーセットの反省が生かされているような。
再録キーワードとして、キッカーが登場。
キッカーねぇ。
この環境、本来であれば《創案の火》があったわけで、ウィザーズは正気で刷ったのだろうか?
8/24の禁止改定で、当然のように《死者の原野》は禁止となった。
一時停止という執行猶予ではなく、直接禁止である。
その特性上、中長期戦に圧倒的に強さを発揮する《死者の原野》が、《探検》、《耕作》、《約束の刻》と各種強力なカードを……《耕作》は基本セットなためしょうがないのかもしれないが、《探検》と《約束の刻》に関しては他人事感が気になるが、いつものウィザーズである。
今回は《死者の原野》のみと直球の禁止であり、オリカゴブリンやその他諸々はお見逃し。これを踏まえたうえで環境は進んでいく。
単純に考えれば、《死者の原野》に抑圧されていたミッドレンジ~コントロール戦略の復権が期待できる。
土地という後半の無駄カードが2/2ゾンビトークン(打ち消されない)に置き換わる原野デッキに長期戦を挑むのは分が悪かった。後半は常にゾンビトークン複数体湧いているのだ。《虐殺のワーム》を複数枚積んだりしたデッキが話題になるぐらいで、不健全ではあったのだ。
そんな時代は過ぎ去り、新しい戦略が芽生えるかもしれない。
アリーナ・オープンやジャンプスタートの追加により注目を集めたヒストリック。 さらなる施策――アモンケット・マスターズの導入により、環境は新たな変容の刻を迎える。 【アモンケット】と【破滅の刻】のカードをある程度選別して新たなセットに。 ...
それは、吾らがボーラス様であり、《スフィンクスの啓示》であり。
アモンケット八柱の一角である、《スカラベの神》だろう。
そして、《スカラベの神》を使える色といえば当然グリクシスなのだが、残念ながら依然に述べたので、今回は器用貧乏BUGなスゥルタイと洒落こんでいこう。
スゥルタイといえば、今の流行りだからね。
日本選手権秋の予選シーズンが始まった。
去年、立川で行われた日本選手権。 withコロナの時代なため、その開催を絶望視していたが、日本有数のMTG小売店であるBM協賛のもと、アリーナ環境で開催されることが発表された。
1bayをかけたデイリー予選を終え、本選参加者を決めるウィークリー予選が週末に控えている。
平日にディリー予選、週末にウィークリー予選と、日本のアリーナ大会の質はいきなり広かったといえる。
現状、公式以外が主催しているアリーナの競技大会といえば、SCGやレッドブルといった欧米諸国主催のものに偏っており、時差や言語の問題がどうしても残存していた。
BM協賛の大会は、時差とコミュニケーションの問題がなくなる――紙の大会に参加し辛い現状、競技シーンへの渇望を満たす存在といえる――が、ディリー予選は無料、ウィークリー予選は有料というある意味親切設計が、牙を剥いてしまった。
そう、無料なため予約し得――からの、キャンセル祭り。かってのPPTQの惨状を思い出す仕様である。
アリーナ・オープンやジャンプスタートの追加により注目を集めたヒストリック。
さらなる施策――アモンケット・マスターズの導入により、環境は新たな変容の刻を迎える。
【アモンケット】と【破滅の刻】のカードをある程度選別して新たなセットに。
《熱烈の神、ハゾレト》、《損魂魔道士》、《栄光をもたらすもの》、禁止カードとなった《ラムナプの砂漠》といったラムナプレッドのキーカードを筆頭に、最強の神である《スカラベの神》、そして《王神、ニコル・ボーラス》等々、等々。
直前のセットであるカラディシュブロックと比較すれば、カードパワーとして見劣りするのは否めないものの、下環境でも使われている強力カードが存在する。
スタン落ちしているため、遊べる機会が限られているセットとなる。そんな我々を哀れに思い、あの世界最高の企業であるウィザーズ様がリマスターして一つのセットにまとめてくれた。それはそれは素晴らしいセットになっているはずだ。
しかも値段は据え置き!
値段は据え置き!
いやぁ、素晴らしいセットですね。
今回のアモンケットリマスターには新規追加カードが含まれている。いわゆるテコ入れ策だ。正直、見劣りするセットではあるしね(手の平クルフィックス)。
ヒストリックアンソロジーのようなもので、14枚の新カードがお目見えしている。
今までのアンソロジーは強すぎだろう(そう、《炎樹族の使者》だ)というカードから、何の冗談だというゴミ(神殿サイクル)まで玉石混交だった。
今回の中身は……。
《神の怒り》、《安らかな眠り》、《秘密の解明者、ジェイス》、《否定の契約》、《思考囲い》、《悪魔の契約》、《紅蓮の達人、チャンドラ》、《神々の憤怒》、《粉砕の嵐》、《集合する中隊》、《女王スズメバチ》、《危険な櫃》、《絶滅の王》、《スフィンクスの啓示》。
……一線級のカードがたくさん含まれているぞい?
《秘密の解明者、ジェイス》、《粉砕の嵐》、《危険な櫃》、《絶滅の王》はいらない子ですね。《紅蓮の達人、チャンドラ》も今となっては……《悪魔の契約》と《女王スズメバチ》はファンカードかな。
元祖全体除去であるラスゴ、屈指の墓地対策《安らかな眠り》、ピッチカウンターである《否定の契約》、1マナハンデス《思考囲い》、墓地対策を兼ねる《神々の憤怒》、カンパニーデッキの肝である《集合する中隊》、相手の心を折る《スフィンクスの啓示》。
《約束の刻》まで手に入れた各種原野はパイオニア構築時代よりも凄そうだし、《神の怒り》と《スフィンクスの啓示》を手に入れた青白コントロールは隆盛を迎えるかもしれない。
《集合する中隊》はエルフデッキの背中を押してくれるかもしれない。マーフォークは恩恵を受け、スピリットも緑が足される可能性がある。
新規カードに特別なモーションは追加されておらず、公開早々BO3でのランク戦が出来ないなど、ウィザーズの力の入れようがよくわかるが、そもそも特別演出のOFF機能が欲しい低スペックPCプレイヤーとしては本当に糞だがそこじゃない感じ。
《思考囲い》?
《思考囲い》???
《思考消去》で不満を言われていたのに、《思考囲い》!?
最強ハンデスカードの一角がヒストリックに殴り込み。ハンデスといえば、そう、これすなわちグリクシスの出番ですね!(いつもの)
去年、立川で行われた日本選手権。
withコロナの時代なため、その開催を絶望視していたが、日本有数のMTG小売店であるBM協賛のもと、アリーナ環境で開催されることが発表された。
毎週末、権利をかけた大会が行われる――運営は天下のディスコードで、大丈夫か感はある(海外大会は阿鼻叫喚なことが多い)が、なんにせよ大規模大会が行われるのは嬉しい限り。
秋/冬の二大会開催で、扱い的にはBMが行っていた大規模賞金大会であるBMOの系譜になるといえるだろう。
コロナに負けるなー。
そして、着目すべき点は、冬の日本選手権2020はヒストリック環境で行われるとのこと。
ヒストリックに導入されるアモンケットリマスターは、《スカラベの神》や《王神、ニコル・ボーラス》といったセットの人気カードだけではなく、《集合した中隊》や《神の怒り》のような、過去の人気カードが収録されている様子。
《思考囲い》や《神々の憤怒》の収録が噂されており、ウィザーズがあの不人気セットをどんなセットに仕立て直すのか楽しみな限りである。
ゴブリンや原野デッキを押しとどめる手段はあるのだろうか?
1ターン目:《思考囲い》
2ターン目:《思考消去》
3ターン目:《機知の勇者》か何か
4ターン目:《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
5ターン目:《龍神、ニコル・ボーラス》
きたか!?(なおライフ……)
個人的には、友好色の土地を何とかしてほしいです……。
我々だ!
再生デッキ、バントランプ、ジャンドサクリファイスが弱体化された結果、その下位グループ……再生デッキに抑えられていたスゥルタイランプが猛威を奮う形になっている。
アドベンチャーデッキも追随する形で……これ、環境変わったのか?
二年振りに復活した最新マスターズシリーズ、【ダブルマスターズ】。
そのマスターズ最新作だが、様々な疵が発生している。
12000円という高額パックである【ダブルマスターズ】VIP版。その発売前日に発表されたのが、Foil版レアor神話レアの封入詳細である。
上図の赤丸部分は後に追加された部分で、元々の文章ではFoil神話レアが2枚封入されたパックもあるように読めた。
急な発表――高額な値段に釣り合うかどうかは不明な感じの収録内容も相まって――は、概ね否定的に受け止められたといえるだろう。
そもそも、コモン枠のショーケース版封入に関して謝罪を先に行っていたのだ。同時にしなかった点に、違和感がある。
これまで、製品の不具合はあまりないことだった。
今までがなかったから、この先もないとは言えないと、緊急禁止で思い知らされたばかりだけどね。
今回はダブルマスターズからあれやこれやな話をしていこうと思う。
PTFが終了し、ヒストリックオープンが開催され、ダブルマスターズのフルスポイラーが公開された昨今。
アモンケットマスターズの登場が8月にアナウンスされているが、もはや主要なイベントは終了し、【ゼンディガー・ライジング】まではだらだらとプレイしていくと考えていた――が、最高の企業であるウィザーズは、そんな一服を許してくれなかった。
当ブログだってヒストリックオープンの結果をゆるゆるとまとめようかと考えていたのに、もはや意味はなさなくなった。
環境が、激変した。
それは、ウィザーズの実験なのだ。
8/3禁止制限告知
スタンダード
・《成長のらせん》禁止
・《荒野の再生》禁止
・《時を解すもの、テフェリー》禁止
・《大釜の使い魔》禁止
パイオニア
・《真実を覆すもの》禁止
・《隠された手、ケシス》禁止
・《歩行バリスタ》禁止
・《死の国からの脱出》禁止
ヒストリック
・《荒野の再生》一時停止
・《時を解す者、テフェリー》一時停止
ブロール
・《時を解すもの、テフェリー》禁止
発行日:8/3←即日発行
はい?
え?
ええ?
PTF決勝トーナメント終了、4色再生を使用したクリストフ選手が優勝を果たした。
決勝トーナメント進出を果たした熊谷選手は惜しくも準優勝となった。
賞金が大幅に減額されていたり、ベスト16に入賞すると参加権が付与されるがそれが何なのか誰もわからない――面子の濃さは類をみないPTFがday2まで終了した。