2020年4月29日水曜日

PWPポイント廃止――DCI番号は歴史的遺物へ



何時も傍にあった数字が過去の遺物となる日が提示された。

PWP制度は終了し、DCI番号は大会で使用しなくなる。

GPのbyeとの関連付けがなくなり、もはや有名無実な数字となったPWP。

withコロナの時代に、テーブルトップの大会は中止された今、維持する意味合いは回顧以外なくなっていたとはいえ。

遥か過去――レーティング制度から続いたDCI番号の時代が終焉を迎える
















過去を振り返ると、今のDCI番号を取得したのは2004年だった。


それ以前にも番号はあったはずなのだが、紛失し再発行となったりうんぬんかんぬんである。

ゲームギャザ付属の申し込みハガキで遠路遥々PTQに挑戦した記憶があるが、履歴には残っていない。

わざわざMTGをやりにいくクソガキに付き合ってくれた両親に感謝。

FAXで通販した時代やな。

本格的にMTGをやり始めたのは、ミラディン―神河ブロック時代。

現在まで15年以上、DCI番号は傍に在り続けた数字だったわけだ。

勝ったり負けたり、負けたり負けたり負けたりしていたわけである。

結局、PWP制度では2byeを獲得出来ない程度の成績しか残せなったのだなとしみじみ。

某チャンプにフルボッコにされていて草だったり、紙でしばきたいと悲しくなったり。

レーティングを下げないために大会に参加しない選択肢があったり、PWP×3倍だったFNM行脚があったり、このDCI番号を巡るあれこれはあったが――もはや旧世代の遺物だろう。

コロナ渦によって紙の大会はなくなり、アリーナやMOといったデジタル大会運営となった。ウィザーズがDCI番号とそれに紐づいた各種システムを維持するには意味も予算も厳しいだろう。システムとして崩壊しているのはわかっているし、それでも存在出来るだけの定義は困難だろう。

懐古プレイヤーの酒のつまみだ。

最終戦績は2/28。

各地のデュエルスペースが活動中止となり、2か月。

先はまだまだ見えないし、正直アナログ面での活動に対する出口は全くないけど、楽しく紙で遊べる時代がくればいいなと思う。

ここからはただの自慢話。

DCI番号の所在地は、ずっと実家にある。

それは、褒賞プログラムの名残だ。


MTGをやっているプレイヤーがほとんどない地域なのだが、今年はPWPポイントが1位になってた。

2011年からの年度別プレイヤーランキングを見ていると、2013年以降、とあるプレイヤーが常に自分の上位になっていた。2013~2018年までずっとランキングで負けていて、2018年は自分が2位、その人が1位だった。

2019年、久々に――そして初めて、首位になっていた。

1位になるってことは、ほとんどない。MTGを長くやってるけど、そこそこの規模の大会での優勝はほとんどないのだ。

とはいえ、地域別の意味はほとんどなく、数字上だけの話なのだが――そんな結果になっていたのだなと、顔を知らない名前の羅列を見ながら、少し嬉しくなってしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿