2018年11月18日日曜日

【スタン】ヤソコンでFNM惨敗したからイゼットフェニックスでPPTQを2没してきたよ【PPTQ】

【初めに】


FAINALS予選をやんごとない事情により華麗に回避したブログ主。

MTGのモチベーションはだださがりーの、仕事が忙しくてどうにもこうにも時間がないーのやっていましたが、職場のごたごたが少し落ち着いてきたので、何とかスタン戦線に復帰しましたとさ。

PTの結果を顧みるに、まずはそう、いつものあのデッキを試そうじゃないか!(ゴルガリは《殺戮の暴君》がない。ビビアンもない)

ボロスとか時代遅れだよね!(《ペナリア史》嫌いで持ってない)











「FNM」

そんなこんなで、まずはいつものお店のFNMへ。

最近はコンスタントに10名以上集まってよいことです。

使用デッキはもちろんグリクシスコントロール。

あの時もこの時も、ヤソコンはいつも試しています。

試した結果?

大体負け越しましたが、それが何か?

そう、いつも今度こそ、今度こそと思いながら試しては挫折するのがヤソコンなのです。

あれは、専用機なのでしょう。凡人が使用することは出来ないのです。

出来な……。

「俺が八十岡翔太だ」

今回の理のグリコン。白単系には必勝。トップ8にあれだけいるのに2日目当たらなかったのは残念。ナベとの聖戦が全てだったな。 pic.twitter.com/BcMGFeqeES
— ヤソ (@yaya3_) 2018年11月11日

そう言い残すと、いつものように、華麗に1(bye)-2(2戦ともストレート負けである)な成績を残していきましたとさ。

「完!」

では困るわけです。困るわけですが、やはりわいは八十岡プロではなく一般ピーポー以下の案山子状態なんやなと思いながら、にこにこ惨敗していました。

そう、にこやかに。久々の対人MTGが楽しすぎて、あんまり苦にならなかったのです。

気の置けない友人とMTGを楽しむって本当にいいですね(しみじみ)。

ちなみに、ほぼ勝ち確の場面で、《最古再誕》で対戦相手の《破滅の龍、ニコル・ボーラス》を墓地から釣り、「PWに変身させて二ヴ様を回収させるぞ、げへへ」と土地をフルタップし、対戦相手にPWを返して投了するというエンターテイメント溢れるゲームを繰り広げていましたとさ。

口走った瞬間、あ! という声とともに静まり返るギャラリー(気づかないわい)

口走った瞬間、おもむろにニコルの裏面を確認する対戦相手(やっぱり気づかないわい)

意気揚々と実施し、「プロもオリジンニッサでやってるから!」と言い訳するうんこプレイヤーわい。

しばらくはこの話で煽られることでしょう。

『《究極の価値】スタン落ち事件』や、『《残骸の漂着》ケアせずに討ち死事件』とともに、皆の記憶に残ってしまうはずです。

《破滅の龍、ニコル・ボーラス》、発売日に買ってかなり使ってるけど知らんかったで!


追放し、って書いてあるなぁ?


まぁ、《黎明の天使、ライラ》の絆魂能力、環境初陣戦のビデオマッチまで気づかなかったし?

何ならタージクのテキスト読み間違えてバブルマッチ負けたし!?

試合終了直後に別卓であった、「《正気泥棒》で奪った《宝物の地図》を裏返すとどちらに残りますか?」 という質問に、「これは大丈夫だな……」と店長が答えていたのがツボでしたとさ。

テキスト読もうね!

ちなみに、グリコンは、リソース不足が顕著過ぎて使いたくないなと。

除去ってハンデスして、そこで終わりなんですよね。

盤面を掌握できない。均等にはできますが、脆い均等に過ぎません。

やはり、《スカラベの神》は偉大でした。それに、《奔流の機械巨人》ですね。

残念ながら、現ニコル・ボーラスは優秀な中堅クリーチャーに留まります。不利な場をひっくりかえしたり有利な場を維持するほどではありません。

もしかしたら、二ヴ様が希望の星かも?


本当に強かった……。


では、どうするか。

ゴルガリも、ボロス天使も、セレズニアトークンも、竹槍ボロスも、3000円級のカードが追加で必要なため、出費がかさんでしまいます。

ボーナス前であり、わいは登山靴を購入する必要があるため(趣味)、新たな出費は避けたいのです。

別に、高いから下げてとは思いません。カードショップは営利企業であり、公共の利益を追求する場所ではないのですから。

資本主義の原理――需要と供給の均衡を保つためには、価値の上昇はつきものでしょう。

カーンといい、わかっているつもりで何もわかっていないような?

晴れる屋は市役所じゃないですよ?

さて、話が逸れました。追加の資金が用意できないから、MTGの大会に出ない――それはかなり悲しいことです。

ならば、やることは一つ。

手持ちのカードで何とかするです。

小学生でもわかる話ですね。

わからないのは社会主義の狗なのでしょう。

お小遣いが足りないときは、やりくりが基本なのです。

そして、僅かばかりの時間を検討し、デッキ案を募集したところ……一つ、ありました。

安いからと、280円で買ったところ、あれよあれよと高値カードになったあの神話レアをキーとしたデッキが。


売らなくてよかった……。

そう、赤青です

渡辺プロがPTベスト8に入賞し、晴れる屋所属のPascalプロがスタンダードラウンド10-0という輝しい成績を収めたあのデッキです。

【PPTQ当日】

当初、チャネル勢考案のアグロに強いフェニックスである《轟音のクラリオン》型を考えていましたが、マナベースが酷すぎて許容できないことに出発30分前に気づき、赤青に組み直しました。

それがこのリストになります。

赤青フェニックス

クリーチャー:13枚
3《ゴブリンの電術師》
2《怪奇なドレイク》
4《弧光のフェニックス》
3《弾けるドレイク》
1《つぶやく神秘家》

呪文:26枚
4《選択》
4《ショック》
4《溶岩コイル》
4《航路の作成》
4《苦しめる声》
4《急進思想》
2《標の稲妻》

土地:21枚
6《島》
6《山》
4《蒸気孔》
4《硫黄の滝》
1《イゼットのギルド門》

サイドボード
3《幻惑の旋律》
3《火想者の研究》
2《シヴの火》
2《焦熱の連続砲撃》
2《パルン、二=ミゼット》
2《絶滅の星》
1《つぶやく神秘家》

Pascalプロ曰く、赤青で《弧光のフェニックス》を使用するデッキは2種類に分かれ、ドレイクを多数使用した赤青ドレイクと、除去コンの立ち振る舞いが出来る赤青フェニックスにわけられるそうです。


【《弧光のフェニックス》でブロックせよ!~イゼット・フェニックス完全ガイド】

そういった大事な事柄が多数記述されたこの記事は、本当に秀逸でした。この記事のおかげで2没まで持っていけたようなものです。


それでは、このデッキの使用感をば。

《怪奇なドレイク》を使用すると、《殺戮の暴君》や《アダントの先兵》への耐性がつきます。

ただし、そのためにコンボパーツじみたカード(《大将軍の憤怒》等)は入れたくありませんでした。できればキャントリップではなく、複数枚掘れるドローカードで固めたかったのです。

10-0したリストを参考に、《怪奇なドレイク》を2枚採用しました。《殺戮の暴君》型ゴルガリとは、相打ちするしかないと考えたのです。また、《アダントの先兵》に対する耐性も獲得します。

試合は、ドローして、除去って、クリーチャー出して勝つだけです。


このデッキ、確かに除去コントロールですね。除去はメインに10枚に搭載されており、ブロッカーも豊富です。



失敗点は、サイドにカウンターを入れていなかったことです。

幾ら飛行クリーチャーで倒しやすいとはいえ、ゴルガリのPW戦略は驚異です。

また、ラクドスバーンに負けて2没となりました。友人からは勝てるという話でしたが、相性はかなり悪いような。

記事でも、バーン戦略は苦手と書いているので、苦手なのでしょう。2種類のドレイクで時間を稼げれば可能性はあったのかな?

感触は良好。

初回しでも楽しく回せました。ドローが嫌いなカードゲーマはいないはずです。かくいう私もその一人。

《殺戮の暴君》VS《弧光のフェニックス》×4は楽しかったです。

ジェスカイフェニックス(挫折したやつやな)・赤単アグロ・ゴルガリミッドレンジ・ゴルガリ海賊・セレズニアトークンに勝ち、ラクドスバーンに負けでした。

スイスドロー5回戦1位抜けからの2没なので、まあまあ。

感触が良かったのが《つぶやく神秘家》です。ただし、ゴルガリ相手には何もしないカードですね。

《ミラーリ予想》は今度試してみましょう。案外、強いのかしら?

オーバーキル感あるけど。

ドローをいつ使うか、いつ除去をうつかクリーチャーを出すかと、考えることは確かに多いですが、今までやっていたことなので苦にはなりませんでしたね。

本当に、除去ミッドレンジです(コンボ要素もありますが)メインは良好、問題はサイドボードの出し入れですね。軽量ドローカードは、あまり減らさない方がよさそうです。マナフラッドを許容できなくなってしまいます。

それと、SEになった瞬間、全ゲームマリガンしたのは辟易しました。

手札を減らすと、よりリソースげーが出来ない。

今後は、競技レベルはしばらくお預け。

こんなことやったり。






こんなことしにいったり。



するので、しばらくはまったりしそうです。

とはいうものの、勤労感謝の日の天気次第では、PPTQにでる可能性もありますね。

あとは、サイゲームスに渡辺プロの解説記事が載るそうなので、それ待ちとなっています。

バント人間カンパニーの時もそうでしたが、渡辺プロの記事は相当タメになります。

出来れば、もっと機会を……サイゲームスプロの記事をもっと見たいのですが……。

そうやって、プロプレイヤーの人間性に触れると、こう個性も際立って、より人気が出ると思うんだけどなぁ。

貴重な日本人スポンサードチームであり、1MTG競技シーン好きプレイヤーとしては、十分ではありますが。

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