2021年1月25日月曜日

カルドハイムのスタート

もう間もなく、カルドハイムが世に放たれる。

 

アリーナの導入は1/28と直近。緊急事態宣言以降、ほとんど触っていないMTGだが、少しは戯れてみようと思う。あれ、《貴族の教主》事件ぐらい?

最近は歯が痛くてねー。

まぁ、そんなにやる気ないし。気がついたらカルドハイムリーグも終わってるし。MPL/MRLへの興味も随分と減った。いや、競技シーンへの興味が減ったのだろう。

さて、ウィザーズは何を考えて、カルドハイムと銘打ってリーグ戦を行ったのだろうか? カルドハイム加入前のヒストリックという楽しみのない、枯れた環境でだ。馬鹿なの?
 
北欧神話を題材にしたカルドハイム。その特色といえば、両面の神々に機体の復活、雪玉は糞でお馴染みの悪名高き氷雪システム、そして、予顕だろう。

氷雪システムは古今東西全ての基本地形を虐げる悪いシステムだということは、大いに主張する。端的に糞。でも、オーコにウーロはもっと糞。





2マナで裏面追放、予顕コストでプレイ――ちょっとした遊戯王気分が味わえる、面白いシステムだ。

裏面といえば、まず思い当たるのが変異カードだ。歴代の変異カードは、限られたカードしか構築面で活躍できなかったが、今回はどうだろうか。

上の3枚はどれも強力な効果を持っており、リバースカードオープンはきっと楽しいことだろう。

ラスゴ、カウンター、ドローと選り取り見取り。選択肢が増えれば増えるだけ、対戦相手は窮屈になるだろう。

《多元宇宙の警告》なんて、《天才の片鱗》の強化版だ。

当時のコントロールデッキにおけるマストドローカードがさらに強化されたのだ、強いに決まっている。
 

これはただのブルーアイズホワイトドラゴン


【青白コントロール】 

クリーチャー:5枚
3《厚かましい借り手》 
2《夢さらい》 

呪文:29枚 
3《選択》 
2《否認》 
2《本質の散乱》 
2《ガラスの棺》 
3《ニコ・アリス》 
4《襲来の予測》 
4《ドゥームスカール》 
4《多元宇宙の警告》 
2《空の粉砕》 
3《サメ台風》 

土地:26枚 
4《啓蒙の神殿》 
4《連門の小道》 
2《寓話の小道》 
7《島》 
6《平地》 
2《イストフェルの門》 
1《ヴァントレス城》

とりあえず、ラスゴを盤面に伏せてミラーフォースごっこをやろう。

2ターン目に伏せられると、大抵のアグロは動きがとりづらくなる。3ターン目ラスゴに飛び込むのは馬鹿げているだろう。とはいえ、危険を冒さなければ勝ちに近づけない――そうやって、選択を迫ることが出来るだけでも、十分に機能している。

現スタン環境におけるアグロデッキといえば、まずはグルールだ。《ドゥームスカール》は、その歯止めになるはずである。

時間を遅らせることが出来れば、あとは、コントロールデッキの独壇場。《夢さらい》でも《サメ台風》でも、適当に叩きつければ勝つんじゃないだろうか。

今回は相棒――《空を放浪するもの、ヨーリオン》を採用していないが、ブリンクパッケージを選択するのもありだろう。

その場合、必然的に《太陽の執政官》や各種お告げ、《エルズペス、死に打ち勝つ》がデッキに採用される。面白いのが《ニコ・アリス》で、大量にエンチャントをばらまけるため、《太陽の執政官》とすこぶる相性がいい。

低コストのPWなため、エル勝つで釣り甲斐のあるカードであり、ボードコントロールとして組んでも面白いかもしれない。



エルフ押しのこのセット。

部族セットと一応名乗ってはいるが、まともに部族システムが機能しているのはエルフだけだろう。天使も巨人も悪魔も重すぎる。

神話エルフを組めと言わんばかりの内容で、ウィザーズのお告げは絶対なためその宣託に乗ってみよう。

とはいえ、スタンダードでエルフデッキを組むのは至難の業。

ここは、そう、ヒストリックだ。

【エルフ】

クリーチャー:32
4《ラノワールのエルフ》
4《ヤスペラの歩哨》
2《アロサウルス飼い》
3《ドゥイネンの精鋭》
3《エルフの戦練者》
4《エルフの幻想家》
4《エルフの部族呼び》
4《エルフの大ドルイド》
2《養育者、マーウィン》
2《孔蹄のビヒモス》

呪文:6枚
4《集合した中隊》
2《タイヴァ―・ケル》

土地:22枚
4《ギャレンブリグ城》
18《森》

テキトーに並べてテキトーに殴れば多分勝つ、凄い。

1マナエルフの枠が足りなかったところに、劣化版《樺の知識のレインジャー》である《ヤスペラの歩哨》が収まってくれた。

基本的には数を並べて、ビヒモスやロード、各種パンプ能力で粉砕する。《騒乱の悪魔》には土下座しよう。

《タイヴァー・ケル》も面白いカードで、疑似《遺産のエルフ》だ。まぁ、黒マナしか出ないけど、そこはそれ。

マナがいっぱい出るのは幸福だ。それがPWであれば、なおさらである。





【ラクドスハンデス】

クリーチャー:12枚
4《死の飢えのタイタン、クロクサ》
3《嘘の神、ヴァルキー》
3《砕骨の巨人》
2《恐怖の神、ターグリッド》

呪文:22枚
4《思考囲い》
2《致命的な一押し》
2《削剥》
3《アングラスの暴力》
2《チェイナーの布告》
4《叛乱の先導者、チャンドラ》
4《死者を目覚めさせる者、リリアナ》
1《戦慄衆の将軍、リリアナ》

土地:26枚
4《血の墓所》
2《竜髑髏の山頂》
4《荒廃踏みの小道》
2《寓話の小道》
6《沼》
2《ロークスワイン城》
6《山》

続唱や《白日の下に》で悪いことをしようとするプレイヤーを沢山召喚した《嘘の神、ヴァルキー》。

元2マナ最強PWであるティボルトも出世したものである。

パイオニアの5色ニヴデッキにとっては、ほぼほぼ採用が確約されたカードだろう。《破滅の龍、ニコル・ボーラス》の枠をティボルト風情に明け渡すのは釈然としない……釈然としないなぁ。

おのれ、ティボルト!

モダンで《血網み髪のエルフ》から捲るのも悪くない。最近、各種原野に赤バーンに押されているジャンド復権――さすがに、無理かな。

とりあえず、パイオニアのハンデスデッキにぶち込んだけど、強いかどうかは知らね。

《恐怖の神、ターグリッド》はハンデスと生贄に副次効果をつけるカードだ。大量にパクれたら楽しいよね。

《燃え立つ調査》などのお互いハンデス系と組み合わせると凄そう。


0 件のコメント:

コメントを投稿