2020年10月24日土曜日

MTGLeagueWeekendは遠回りしたくなる




10月度より開催される、MPL/MRLメンバー勢揃いのイベント――MTGLeagueWeekend。

このコロナ禍の中、表だった行動をとらないMPLメンバーが多数存在し、もはや多額の広報費を吸い上げるだけの無駄飯食らいな印象もあった厳選されたプレイヤー達が、ついに本格再始動である。

視聴者数の伸び悩みにより、一旦は白紙に戻された施策がここに。

オムナス亡きスタン環境において、環境覇者となるデッキは存在するのだろうか。

その一つの答えが、このリーグ戦で導き出されるはずだ。

 

 

 

 

 

2020年10月15日木曜日

オムナスが咲く頃

 2020年シーズングランドファイナルが終了した。

優勝はあの――圧倒的な成績を残しながらMPL/NRL入りすることなく、MPLリークの件でバン食らったりと様々な話題を振りまいていたオースティン・パーサヴィッチ選手だ。


そんなハイレベル大会――変則的ではあったが今シーズンの終焉に相応しい世界最高峰の大会だった。しかし――その余韻に浸ることなく、MTGの世界線は変容を迎えることになる。


大会終了翌日、グランドファイナルの環境は終止符をうたれたのだ。

そう、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》という強力な相棒亡き後でさえも、《創造の座、オムナス》は大輪の花を咲かせてしまったのである。

スタンダード
 ・《創造の座、オムナス》禁止
 ・《幸運のクローバー》禁止
 ・《僻境への脱出》禁止

 ヒストリック
 ・《創造の座、オムナス》一時制限
 ・《時を解す者、テフェリー》禁止
 ・《荒野の再生》禁止
 ・《炎樹族の使者》一時停止解除

 ブロール
・《創造の座、オムナス》禁止



発売18日目という僅かな期間で、スタンダード、ヒストリック、ブロールというアリーナで提供されている構築フォーマットのほぼ全てにおいて、《創造の座、オムナス》は禁止された。




今まで――最も早くスタンで禁止されたカードは、《記憶の壺》だった。

メグリム・ジャーの中核カードとして猛威を振るった結果、発売後45日目での禁止――ウルザズ・レガシーの古の記録を、《創造の座、オムナス》がついに更新してしまったわけである。