2020年7月15日水曜日

井川プロがティムール再生でRed Bull Untapped Online予選を優勝

7月11-12日にかけて、マジックアリーナで行われたRed Bull Untapped Online予選。

優勝はティムール再生を使用した井川良彦選手となった。


使用デッキは現環境最強と名高いティムール再生。

決勝戦ではMPLプレイヤーであるJavier Dominguez選手とのティムール再生対決を制している。


【ティムール再生】

クリーチャー:6枚
3《自然の怒りのタイタン、ウーロ》
1《厚かましい借り手》
2《夜群れの伏兵》

呪文:25枚
4《発展/発破》
4《成長のらせん》
2《霊気の疾風》
2《焦熱の竜火》
2《否認》
4《神秘の論争》
4《荒野の再生》
3《サメ台風》

土地:29枚
4《繁殖池》
3《蒸気孔》
3《踏み鳴らされる地》
1《神秘の神殿》
4《ケトリアのトライオーム》
4《寓話の小道》
3《ヴァントレス城》
2《爆発域》
2《森》
2《島》
1《山》

サイドボード
4《砕骨の巨人》
2《霊気の疾風》
2《否認》
1《ナーセットの逆転》
1《焦熱の竜火》
1《厚かましい借り手》
1《長老ガーガロス》
2《終局の始まり》
1《サメ台風》

現環境一のぶん回りパターンを持ちながら、小回りもきいて、マナカーブも無理のない、多様な選択肢がとれるデッキでそりゃあ環境最強だよねと。

フィニッシュ手段である《発展//発破》も序盤から使用可能なカード。

現環境の有力デッキであるバントランプやジャンドサクリファイスのフィニッシュ手段との違いに愕然とする。

序盤に《エルズペス死に打ち勝つ》や《ボーラスの城塞》が手札にあっても意味がない。マリガンの回数や引いたカードの使用期限にも差が出る。

《創案の火》亡き今、《荒野の再生》はマナを一気に増やせる環境の壊れカードだ。

最強。

ティムール再生絡みの記事や動画がよくあがっているので、こちらに。『不運に打ち勝つためにできること』は、ティムール再生はもちろん、現代MTGの本質論で楽しい記事だ。
























めでたい!

……めでたいけど、はまさん放送をみていて、井川さんと同時期に関東の草の根大会(PWCとか五竜杯とか)に出始めたんだよなーっとしみじみ。

かたやMRLプレイヤー、かたや……そこまでうちこめなかったし、上手くもなれなかったんだよなぁ。

才覚の――それは、努力だったり、コミュニティだったり、環境把握だったり、プレイングだったり、大局観だったり、多岐に渡ると思うんだけど、これだけ長く続けてきて――今でも続けているMTGの才覚はわいにはなかったんやろな。

そう感じると辛さがあるなぁ。

そして、そこで留まってしまうからこそ、強いプレイヤーにはなれていないんやろな。

2 件のコメント:

  1. 運だけでPT出場した人もいるのでまだまだこれからですよ~

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  2. 運だけでPT出場できへんよー

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